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第三章 赤ちゃんのデービッド編
⑱霊能者ダミアン・グリンスリー
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大きな屋敷の門の前に立っている男がいた。彼はナーク・エレッセ公爵に呼ばれてやって来た、霊能者ダミアン・グリンスリー(50歳)である。
ダミアンは今日でこの仕事を辞めるつもりでいた。20歳のときに友達と飲みに行って楽しい時間を過ごしていた時に、冗談で言った一言がこの道に進むことになった。
「お前の後ろに女の霊が見えるぞ?」
そう言ったら、そいつは真剣な顔で、「その女はどんな顔をしている?」って聞くから適当に答えたら、それが全て当たっていて、そいつがまた「その女は何か言っているのか?」って聞くからまた適当に答えたら当たっていて「俺はどうしたらいいんだ?」って泣き出してしまった。
そいつの話によると別れた女が自殺をしたらしい。気にはなっていたが出来るだけ忘れようとしていたんだと泣いている。
だから俺はそいつの肩をポンポンと叩いて「もう大丈夫。今払ったから。成仏していったよ。」と言ってやった。
が、この後この事が噂になって仕事が舞い込むようになって・・。
男は呟いた。
「俺には霊能力なんてないんだよなあ。ほんとにいるのかね?幽霊なんて。まあ、今まで沢山仕事をこなして来たが、一度も幽霊なんてみたことないんだよな。」
男には全く霊感がなかったので、側にアメリアがいることに気づいていなかった。
〘へー、霊感がないのか。デービッドに報告しなくては・・・。〙
霊能者ダミアン・グリンスリーは門をくぐって屋敷の玄関前に立ち、思い切りドアを叩いた。
ドンッドンッ!
戸が開いてメイドが出てきた。
「ダミアン・グリンスリーです。」
「お待ちしておりました。中へお入り下さい。ステージは整っております。」
「は?ステージ?」
ダミアンが中に入ると、玄関フロア全体が劇場のようになっていた。足を踏み入れると拍手が湧いた。公爵が目の前にやって来た。
「公爵様お初にお目にかかります。ダミアン・グリンスリーでございます。」
「ナーク・エレッセである。よく来てくれた。感謝するぞ。」
「あのう、公爵様。今日は社交パーティーでもあるのでしょうか?」
「いや、皆お前を見に来たのだ。」
「は?」
「王国一の霊能者の除霊を私の仲間の貴族たちが興味を持ってのう。話したらぜひ拝見させてほしいと頼まれてな。まあ一人ぐらいならいいかと、OKしたらこの有り様じゃ。まあよろしく頼む。」
「恐れながら公爵様。」
公爵がジロリと睨んだ。
「これはお前のためでもあるのだ。」
「は?」
「孫のデービッドに取り憑いているのは私の叔母上であるアメリア・エレッセ公爵令嬢であると思っておる。行かず後家でな。40歳くらいだったかな。亡くなったのは。」
「はあ。」
「叔母上は、とっても恥ずかしがり屋だったのだ。だから大勢人がいるところでお前が説得すれば、気弱になって成仏してくれると思うのじゃ。」
ダミアン・グリンスリーはこれはどっちに転ぶんでも、私に損はないと判断して「わかりました。ここでやりましょう。」と引き受けた。
もしも本当に霊がいた場合、自分には除霊は出来ない。失敗するだろう。だが失敗の原因をこの観客のせいにすれば、問題は解決だ。そして日を改めるということにして、後は理由を付けて逃げ回ろう。これでいい。では始めようか。ダミアン・グリンスリーの除霊ショーを。
小さなステージには赤子用の椅子が用意してあった。その椅子の隣に立つダミアン。ダミアンは観客に挨拶をする。
「皆様、こんばんは。私が王国一の霊能者と呼ばれていますダミアン・グリンスリーでございます。」
「公爵様のお孫様であるデービッド様が霊に憑依されたので除霊をしてほしいと依頼されました。」
ここで失敗したときのために予防線を張っておくダミアン。
「私は除霊をする時はいつもは静かな場所で、限られた人数でしか除霊は致しません。ですが、私もダミアン・グリンスリーでございます。この環境で・・やってみようじゃありませんか。」
拍手が起こる。手を振るダミアン。ありがとうございます。ありがとうございます。と、まるで選挙運動のように・・・。
カレンがデービッドを抱っこしながら連れて来た。デービッドは眠っているようだった。そっと椅子に座らせた。カレンはダミアンに頭を下げて「よろしくお願いします。」と声を掛けてステージを降りて行った。
さてと問題の赤子を見てみるかと椅子を覗き込んだダミアンはデービッドに優しく声を掛けた。
「安心しなさい。私が君に取り憑いた霊と話しをして成仏してもらうからね?」
そう言うとデービッドに向けて両手の平をかざしながら近づいて右手を静かに頭の上に置いた。
その時、玄関扉が大きく開いて閉まった。ざわつくフロア。そして悲鳴が上がった。
女の幽霊が扉の前に立っていたのだ。ダミアンも生まれて初めての幽霊を目撃して、気を失いかけたがデービッドの頭を杖代わりにして、耐え忍んだ。
女の幽霊はすーっと滑るようにデービッドの方に進んで来るとデービッドの体の中に消えた。ゆっくりとデービッドの頭に乗せていた手をのけて後ずさりをするダミアン。
デービッドがゆっくりと目を開けてダミアンを見た。
〘ひーっ。な、なぜ私を見るのだー。〙
次の瞬間ダミアンの体に金縛りが起きた。
〘う!こ、これは!〙
ダミアンの体が勝手にデービッドの方に動いて行く。
〘か、体が!あー!〙
ダミアンの顔はデービッドの顔の前で止まった。
〘いや~怖いー!助けてー!〙
デービッドが小さな声でダミアンに話しかけた。
「ダミアン。」
〘ひーっ!〙
「私と取り引きをしないか?」
〘え?〙
「と、取り引き?」
「そうだ。お前に説得されて成仏する真似をしてやる。」
「・・・・。」
「お前、霊能者じゃないだろ?ここでバラしてもいいのか?」
〘そ、それは・・。まずい!〙
「わかった。私はどうすればいい?」
「いつも通りの除霊ゴッコをやればいい。お前に合わせて、成仏する真似をしてやるから。」
素早く頭を働かせるダミアン。
「わかった。」
そう返事をしたすぐ後に、金縛りが解けて、ダミアンはデービッドから離れると観客の方を振り向いて話し始めた。
「私は今、女の霊と話しをしました。」
どよめく観客。
「皆さん、お静かに。」
「今からこの女の霊を、説得して成仏させて見せましょう。」
観客が控え目にどよめく。ダミアンはデービッドの元へ戻ると、小さな声で質問した。
「あなたの名前はアメリアで間違いありませんか?」
「なぜ知っている?」
「公爵が教えてくれました。」
「あの鼻垂れ坊主!余計なことを。」
「死因は?」
「馬に蹴られて死んだ。」
「真面目に!」
「馬に蹴られて死んだ。」
「あ・・・。」
「お前、今、笑ったな?」
「いいえ。死因は馬車に轢かれたことにします。・・・では始めます。」
ダミアンが観客の方を見て、一人芝居を始めようとしていた。
ダミアンは今日でこの仕事を辞めるつもりでいた。20歳のときに友達と飲みに行って楽しい時間を過ごしていた時に、冗談で言った一言がこの道に進むことになった。
「お前の後ろに女の霊が見えるぞ?」
そう言ったら、そいつは真剣な顔で、「その女はどんな顔をしている?」って聞くから適当に答えたら、それが全て当たっていて、そいつがまた「その女は何か言っているのか?」って聞くからまた適当に答えたら当たっていて「俺はどうしたらいいんだ?」って泣き出してしまった。
そいつの話によると別れた女が自殺をしたらしい。気にはなっていたが出来るだけ忘れようとしていたんだと泣いている。
だから俺はそいつの肩をポンポンと叩いて「もう大丈夫。今払ったから。成仏していったよ。」と言ってやった。
が、この後この事が噂になって仕事が舞い込むようになって・・。
男は呟いた。
「俺には霊能力なんてないんだよなあ。ほんとにいるのかね?幽霊なんて。まあ、今まで沢山仕事をこなして来たが、一度も幽霊なんてみたことないんだよな。」
男には全く霊感がなかったので、側にアメリアがいることに気づいていなかった。
〘へー、霊感がないのか。デービッドに報告しなくては・・・。〙
霊能者ダミアン・グリンスリーは門をくぐって屋敷の玄関前に立ち、思い切りドアを叩いた。
ドンッドンッ!
戸が開いてメイドが出てきた。
「ダミアン・グリンスリーです。」
「お待ちしておりました。中へお入り下さい。ステージは整っております。」
「は?ステージ?」
ダミアンが中に入ると、玄関フロア全体が劇場のようになっていた。足を踏み入れると拍手が湧いた。公爵が目の前にやって来た。
「公爵様お初にお目にかかります。ダミアン・グリンスリーでございます。」
「ナーク・エレッセである。よく来てくれた。感謝するぞ。」
「あのう、公爵様。今日は社交パーティーでもあるのでしょうか?」
「いや、皆お前を見に来たのだ。」
「は?」
「王国一の霊能者の除霊を私の仲間の貴族たちが興味を持ってのう。話したらぜひ拝見させてほしいと頼まれてな。まあ一人ぐらいならいいかと、OKしたらこの有り様じゃ。まあよろしく頼む。」
「恐れながら公爵様。」
公爵がジロリと睨んだ。
「これはお前のためでもあるのだ。」
「は?」
「孫のデービッドに取り憑いているのは私の叔母上であるアメリア・エレッセ公爵令嬢であると思っておる。行かず後家でな。40歳くらいだったかな。亡くなったのは。」
「はあ。」
「叔母上は、とっても恥ずかしがり屋だったのだ。だから大勢人がいるところでお前が説得すれば、気弱になって成仏してくれると思うのじゃ。」
ダミアン・グリンスリーはこれはどっちに転ぶんでも、私に損はないと判断して「わかりました。ここでやりましょう。」と引き受けた。
もしも本当に霊がいた場合、自分には除霊は出来ない。失敗するだろう。だが失敗の原因をこの観客のせいにすれば、問題は解決だ。そして日を改めるということにして、後は理由を付けて逃げ回ろう。これでいい。では始めようか。ダミアン・グリンスリーの除霊ショーを。
小さなステージには赤子用の椅子が用意してあった。その椅子の隣に立つダミアン。ダミアンは観客に挨拶をする。
「皆様、こんばんは。私が王国一の霊能者と呼ばれていますダミアン・グリンスリーでございます。」
「公爵様のお孫様であるデービッド様が霊に憑依されたので除霊をしてほしいと依頼されました。」
ここで失敗したときのために予防線を張っておくダミアン。
「私は除霊をする時はいつもは静かな場所で、限られた人数でしか除霊は致しません。ですが、私もダミアン・グリンスリーでございます。この環境で・・やってみようじゃありませんか。」
拍手が起こる。手を振るダミアン。ありがとうございます。ありがとうございます。と、まるで選挙運動のように・・・。
カレンがデービッドを抱っこしながら連れて来た。デービッドは眠っているようだった。そっと椅子に座らせた。カレンはダミアンに頭を下げて「よろしくお願いします。」と声を掛けてステージを降りて行った。
さてと問題の赤子を見てみるかと椅子を覗き込んだダミアンはデービッドに優しく声を掛けた。
「安心しなさい。私が君に取り憑いた霊と話しをして成仏してもらうからね?」
そう言うとデービッドに向けて両手の平をかざしながら近づいて右手を静かに頭の上に置いた。
その時、玄関扉が大きく開いて閉まった。ざわつくフロア。そして悲鳴が上がった。
女の幽霊が扉の前に立っていたのだ。ダミアンも生まれて初めての幽霊を目撃して、気を失いかけたがデービッドの頭を杖代わりにして、耐え忍んだ。
女の幽霊はすーっと滑るようにデービッドの方に進んで来るとデービッドの体の中に消えた。ゆっくりとデービッドの頭に乗せていた手をのけて後ずさりをするダミアン。
デービッドがゆっくりと目を開けてダミアンを見た。
〘ひーっ。な、なぜ私を見るのだー。〙
次の瞬間ダミアンの体に金縛りが起きた。
〘う!こ、これは!〙
ダミアンの体が勝手にデービッドの方に動いて行く。
〘か、体が!あー!〙
ダミアンの顔はデービッドの顔の前で止まった。
〘いや~怖いー!助けてー!〙
デービッドが小さな声でダミアンに話しかけた。
「ダミアン。」
〘ひーっ!〙
「私と取り引きをしないか?」
〘え?〙
「と、取り引き?」
「そうだ。お前に説得されて成仏する真似をしてやる。」
「・・・・。」
「お前、霊能者じゃないだろ?ここでバラしてもいいのか?」
〘そ、それは・・。まずい!〙
「わかった。私はどうすればいい?」
「いつも通りの除霊ゴッコをやればいい。お前に合わせて、成仏する真似をしてやるから。」
素早く頭を働かせるダミアン。
「わかった。」
そう返事をしたすぐ後に、金縛りが解けて、ダミアンはデービッドから離れると観客の方を振り向いて話し始めた。
「私は今、女の霊と話しをしました。」
どよめく観客。
「皆さん、お静かに。」
「今からこの女の霊を、説得して成仏させて見せましょう。」
観客が控え目にどよめく。ダミアンはデービッドの元へ戻ると、小さな声で質問した。
「あなたの名前はアメリアで間違いありませんか?」
「なぜ知っている?」
「公爵が教えてくれました。」
「あの鼻垂れ坊主!余計なことを。」
「死因は?」
「馬に蹴られて死んだ。」
「真面目に!」
「馬に蹴られて死んだ。」
「あ・・・。」
「お前、今、笑ったな?」
「いいえ。死因は馬車に轢かれたことにします。・・・では始めます。」
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