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しおりを挟む獣人は、まるで花のように
愛情をかけて育てるほどに希望通り、またはそれ以上に美しく成長する生き物である
すっかり怪我は消え、まともに歩けるようになった頃にはその辺の子供より可愛くなっていたらしい
「 みゃぁ! 」
「 うちの子……世界一可愛い…… 」
「 それを毎日言ってる結果がこれだろうな……。今後が恐ろしい 」
特に父親と母親が容姿を含めて″可愛い″と褒めていた為に、獣人はそれに答えようと自然と可愛く可憐に咲き誇る
「 でも、そろそろ言葉の一つは覚えてほしいわね……。なんとか…スプーンは使えるようになったけど…… 」
この頃、こぼす量の方が多いにしろ、
一人で食べる努力をして、食べれるようになっていた
走り回ることも出来て、お絵かきをしたり、洗濯を手伝うことだってあった
トイレもオムツを脱いで、行くことは出来ていた
唯一、猫のように鳴く事しか出来ないのが彼等は悩んでいたのだ
「 獣人は種類事にまちまちらしいからな……。ネットも育て始めて数年とか書いてあるし 」
「 言ってまで、連れて帰って半年だから俺は他の覚えは早いと思うがな。瑠菜、リクって言えるか? 」
「 みゃっ? 」
今日は珍しく三人とも休日の日曜日
こんな日は庭で遊んだり、遊具のある場所にお出かけに行くのだが、あいにくの雨の為に家でゆっくりしていた
母親はキッチンのテーブルのある椅子に座り、父親と彼はソファーに座っている
おいで、とばかりに呼びれた為に裸足のまま向かって目の前に立てば、伸びた髪に触れ問われる
「 りく、っていってみ? 」
「 みやぁ~ぁ? 」
「 ははっ、発音的に難易度が高いだろ。パパならいけるんじゃないか。パパって…… 」
「 にぁ~ぱ!みやぁ~ぱぁ?ぱぁ……」
彼等の視線が一気に此方に向き
気付かないまま、必死に人の発音を思い出し呼ぼうとする
父親の前に立ち、片手を膝のズボンに触れゆるりと尻尾を揺らし見上げて言葉を選び、発音する
「 ぱぁ、ぱぁ……。ぱぁ、ぱぁ…… 」
「 っ!!そう、パパだよ!瑠菜!!」
「 パパぁ! 」
最初に発した単語は、″パパ″だった
歓喜の余りに抱き締められ、ちょっと驚くも頭を撫でる手に嬉しくなる
「 パパが先とか…… 」
「 あらあら、颯の時はマンマが先だったのよ。食欲があったからね。その後はマンマから言いやすい、ママだったわ 」
「 なら、瑠菜は親父が好きってことか 」
「 そりゃ、いつも一緒にいるもんなー。なぁ、瑠菜 」
「 パパぁ! 」
嬉しそうなパパが優しく撫でてくれる手は心地よかった
一度言葉を発すれば、舌の動きや位置を理解し始め覚えるのも早かった
次の言葉は、ママ、そしてごほん!
最後にリク!を言えるようになったときには言葉は達者になっていく
「 颯はサークルで遅くなるらしいから。外食にしようか。パパとデートに行こう 」
「 パパと、デート行くっ。フワフワのね、オムライスがいいっ! 」
「 よし、ならファミレスだな。行こうか 」
徐々に人間の三歳児のように言葉は言えて、そして行動もしっかりしてきた
店でワガママを言って泣くことも無ければ、急に怒ることもない
それは、愛玩用に造られた獣人に植え込められた性格面かも知れない
そんなのは、詳しくない彼等が知るはずがない
ただ、私を実の子供のように可愛がってくれるだけなんだ
「 二名様ですね。禁煙席へどうぞ 」
「 瑠菜、窓際の席に行こうか 」
「 はーい 」
夜景が見える窓際の席が好きなために、いつも空いてたら選んでくれる
片手を上げて歩きだそうとすれば、会計を終えに来た学生らしき彼等にぶつかった
「 みっ!? 」
「 おっと、悪い。小さくて見え…… 」
「 えっ……コイツ……獣人? 」
いつもはフードを被っていたけれど、尻もちを付いたことで外れた
見上げた先に見える、学生達の瞳に一瞬あの人と被ってしまった
「 っ……! 」
「 瑠菜、大丈夫か?怪我してないか? 」
「 ぅん…… 」
パパに立たせて貰い、少しだけ痛む手を彼は優しく包むように触れれば、学生達は鼻で笑った
「 獣人を飼う奴ってよっぽど大富豪って聞いたけど、まさか庶民?ふはっ、どんな経由で手に入れたんだ? 」
「 つーか、獣を店にいれんなよ。毛が付いたらどうするんだよ。俺は動物アレルギーなんだよ 」
やだやだとばかりに片手を振った学生に、パパの顔色が暗くなった事に気付き本能的に、牙を向いた
「 フー!!!シャァァー!! 」
「 なっ!?ガキのくせに威嚇するのかよ 」
「 マシで化物じゃん…… 」
猫が威嚇するように唸り声を上げれば、学生達は引き後ろへと下がった
それもありパパの前へと出ようとすれば、彼は肩に触れ早々に身体を抱き上げた
「 瑠菜、怒らなくていい。オムライスはまた食べようか……帰ろう 」
「 パパ……? 」
「 おうおう、化物連れは帰れ帰れ! 」
「 お、お客様! 」
獣人が店に入って駄目な法律はない
けれど、この見た目から嫌がる人は多かった
優しく抱くその、腕に僅かに力がこもればパパは車に乗せ、チャイルドシートに座らせてから車を走らせた
「 パパ……ごめんね。おこって…… 」
「 なに、瑠菜が謝ることはない。あの少年達には瑠菜の可愛さが分からなかっただけさ。そうだ、ちょっと食べるものは変わるけど美味しいものを食べよう 」
パパは怒ることも、悲しそうな顔を見せることも無く笑顔を向けた
けれど、その不器用な笑みはちょっとだけ胸が痛む
″ ご注文はお決まりですか? ″
「 ダブルチーズバーガーとポテトのセットを2つ。飲み物はお茶で 」
″ ポテトのサイズは如何なさいますか? ″
「 Lでお願いします 」
此処はどこだろう?ファミレスとかは入ったことあるけど、見たことないし車に乗ったまま注文していた
会計が終わり、車が指定された場所に止まれば紙袋を持った店員が来てそれを受け取ったパパは車を走らせ、近くのコインパーキングへと止めてから、後ろの席へと来た
「 ほら、瑠菜。ハンバーガーだ。持って食べてみろ 」
「 ばーがー?いただきます! 」
「 嗚呼、いい子だな。いただきます 」
クンクンと匂いを嗅ぎ、まだ熱いほどに温かいそれを少しクシャクシャになった紙から現れたチーズバーガーへと、パパを真似るように口へと含んだ
口いっぱいに広がる、ジューシーなハンバーグとチーズの風味に頬は緩む
「 おいしー! 」
「 それは良かった。ポテトも美味しいぞ 」
「 アツアツ、んー! 」
僅かに照らされた車の中
二人でチーズバーガーとポテトを食べながら笑っていれば、パパの笑みを見て何処か気持ちは安堵した
パパは、私を嫌いにはならないって思えたから
ポテトをたくさん食べて、お腹いっぱいになればそのまま家へと帰っていた
「 パパは…… 」
「 んー?なんだ? 」
颯がいないときは、お風呂に一緒に入るために頭を洗ってもらいながらふっと気になった事を問い掛ける
「 るなを、すてたりしない? 」
「 するわけ無いだろ。なんでそんな事を…… 」
「 まえのママは、すてたから……。つかれたって……おいていったから…… 」
まともにパパに話した
ここに来る前に捨てられてことを言葉足らずのままに告げれば、彼は僅かに息を吐き
ぽふっと泡のついた頭へと触れ、ワシャワシャと撫でてきた
「 んん? 」
「 昔のことは忘れろ。瑠菜は俺とママ、それに颯の家族だろ?捨てるわけない。昔のやつなんて忘れてしまえ。パパは絶対に捨てない 」
「 へへっ、わかった! 」
捨てないと言われて素直に嬉しくて頷いた
彼もまた笑って、頭を洗う続きをしてくれればその日はご機嫌だった
逆上せるほどに一緒に湯船に入り、数を数えてから上がり
風呂から出ればアイスを食べて、絵本を読んでもらう
ママや颯がいないときは、ベッドだけある寝室で一緒に寝ることはよくあった
「 パパ…… 」
「 ん、なんだ……瑠菜 」
「 んん、なんでもない…… 」
「 ふっ、可愛いな。ほら、ゆっくり休み 」
向き合って、優しく頭を撫でてくるパパに擦り寄れば彼は腕の重さをかけないよう優しく抱きしめてくれた
ふっと、胸元をすり寄っていれば記憶に残るあのことを思い出しゴソゴソと身体を下げていく
「 ん、瑠菜……どうした? 」
「 パパ……これ、すき? 」
「 んー……?なにを……っ!!? 」
無知な子が、
只記憶にある事をするだけだった
ズボンを下げて、簡単に両手で触れた時には彼が驚いて戸惑うより先に、舌先を太い陰茎へと滑らせていた
「 瑠菜!?なにして、っ!? 」
半分パニックになってる彼は逃げようとするも、含んだこと歯の当たる事に恐れたのか
動くのが止まった
そこからは只、怒れない彼が戸惑うだけだった
あの時は、只…生きる為に必死にミルクを求めるように舌を動かしていた
けれど、ふっと…考えた時にあの人は喜んでいたんじゃないかって思うと
大切で大好きなパパにも喜んで欲しかったんだ
只、それだけの理由であの人よりも大きくて熱い陰茎を舐めて、時より音を立て吸っていた
愛撫の仕方なんて分からないまま、舌先で全体を舐めていれば布団の中に篭もる雄の匂いに、頭はフワフワして、夢中で口を動かす
手の指示もされた事がある為に、思い出すように手探りに玉を揉んだり、撫でるように陰茎に触れれば、頭上では声を抑え、熱い呼吸が聞こえる
「 はぁっ…っ!……誰が、こんなことを教えたんだ……はぁ、くっ……瑠菜…頼む、やめてくれ…… 」
優しくパパは、強く怒ることも蹴り飛ばして無理矢理止めさせることも出来ない
上を見上げれば、クッションに顔を埋めて隙間から息を吐いてるパパの姿があった
まだ幼い私には、その表情を見て発情することは無いにしろ
嫌がってはないと思ってしまったのか、止めることは無かった
時より卑劣な音が響き、小さな舌先で垂れる先走りを舐めては吸っていれば、彼の腰は僅かに揺れ動く
「 はぁ、くそ……っ、ぁ、くっ…… 」
「 ん…… 」
自身で欲を求めてるのを知って、それを嫌がってる様子はあった
けれど今更、止めることも出来ず動く腰に合わせて頭を揺らしていれば、舌から喉を擦るように太いそれは揺れた
「 っ、すまない……ん、くっ……! 」
熱くて量の多いそれが、ドロっと咥内へと注ぎ込まれ、吐き出しそうになったのをぐっと堪えて二回に分けて飲み干せば、暑くなった顔を出すように、布団から姿を見せる
「 ぷはー!パパ、きもちよかった? 」
クッションに顔を埋めていた彼は、僅かに此方を向き、そっと頭に触れてはそのまま目を閉じた
「 何年ぶり過ぎて………… 」
「 パパ?ねんねした……? 」
彼の手はシーツへと落ち、寝息を立てるように眠りに付いていた
まだ三十代後半なのに、久々って事は颯が生まれた頃から、こんなことをしてなかったのかな?と思う
そんな想像はその時の私には分からず、
先に寝たパパにどこかムスッとするも、胸元に擦り寄ったまま眠りについた
「 颯、夜は御前に預けた。俺もう……一緒に寝るのは無理だ 」
「 急になんでだよ。瑠菜……夜泣きするのに…… 」
「 任せたぞ 」
次の日から、パパはちょっとだけ距離を取るようになった
お風呂に一緒に入ることも無ければ、一緒に寝ることもない
それが少し寂しくて、甘える相手は颯へと変わっていた
「 御前は…どこを吸ってんだ…… 」
「 んー……? 」
「 俺は乳は出ないからな…… 」
寝間着の上から胸元を吸って、時より揉むように手を動かしていば、止めさせるように颯は手首を掴み軽くシーツに押し付けてから眠る
チパチすることを許してはくれなくて、それがいい意味で、そう言う思考を遠のかせてくれていた
「 パパは、るなが…きらい? 」
「 馬鹿を言うな。好きに決まってるだろ……大好きだよ、瑠菜 」
崩れかけた距離感は、また時間をかけてゆっくりと修復していった
私に触れることすら戸惑っていたパパは、眉を下げてそっと身体を抱き締めてきた
大好きだよ、そういう言葉が何故か胸に突き刺さったように痛む
彼は本当に…瑠菜が好きなの?って疑問を抱いてしまう
颯が大学を卒業する頃、私は最初に言われたように颯の名義へと変わっていた
その頃には短時間だけど耳と尻尾を隠せるようになり、店に出歩くときにフードを被らなくて住んでいた
「 それじゃ、またな 」
「 嗚呼、瑠菜をしっかり世話するんだぞ。元気でな 」
「 元気でね。瑠菜ちゃん、また遊びに来てね 」
「 うん、ママ……パパ……またね 」
独り暮らしをする颯と一緒に暮らすために、実家を離れることになった
颯が24歳で、私が9歳と言われていた頃だ
寂しそうにする二人にだきしめて挨拶を終えてから、彼の車に乗って新しい家へと向かった
お正月以外は、パパ達に会うことは無かった
いつも誰かしら家にいたのに、ここに暮らし始めて一人になったことは、とても寂しくてなった
颯に甘えようとしても、疲れてることが多くて構って貰う暇も無かった
だからこそ、人肌を求めたのかも知れない
「 久々に里帰りしたと思えば……どうした? 」
「 怒られるのを、覚悟できた…あのな…… 」
「 あのね、パパ。赤ちゃんできた…かも? 」
「 ………颯? 」
「 頼む。一回深呼吸してくれ 」
久々の里親、元気そうな父親を見てお腹を撫でながら告げた私とは真逆のように
颯の表情は青ざめて明日の方向を向いていた
病院をどこにすればいいかって話で、ここに来たんだけど
父親の顔色は鬼のように真っ赤に染まっていた
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