165 / 263
二章 宝物捜索 編
12
しおりを挟む
~ ソレイユ 視点 ~
自分でも気付いた時にはこんなにも苛つくなんて思わなかったんだ
楽し気にシエルと話す表情や、俺以外の名前を呼ぶ声、顔を舐めて尻尾を振る表現すら全て胸の中が気持ち悪くなって吐きそうになった
御前は、今までの奴にもそんな顔をしてたのか
俺が待ってる間に、そうやって遊んで懐ついていたのか
随分と、誰にでもいい顔をするじゃねぇか
人に向ける表情が冷たいと、好きこのんで関わりを持たず
召喚されても死ぬのを待ってるような俺からすれば、理解できない程だった
だから尚更、腹が立ったがそれが" 嫉妬 "だと分かった時には口を開く事すら嫌になっていた
其なのに" 分からない "とか" 話して欲しい "とか
そんなの考えりゃ分かるだろうが、コイツにはわかんねぇんだろうなって気付いていた
飼い犬と野良犬の育ちの違いを感じては
只、言っても無駄だと諦めていたのに
知って欲しいと、気付いて欲しいと、女々しい感情が現れた時には俺の立場は下がっていたと実感する
「 っ……!ちょっ、待て……ふざけ! 」
『 たまには譲れ、俺も" 雄 "だ 』
「 !! 」
こんなにも鋭く睨むような顔をする奴だったか?
こんなにも" 雄 "らしいのか?
そう普段見ない態度を知った事に内心驚いていれば、身体は頭より先に" 負け "を認めていた
「 っ……はぁー…… 」
『 んっ…… 』
陰茎を掴む片手とは別の手は、後孔へと入り指を動かしながらフェラをされる感覚に
色々考えていた思考はついていけなくなり、今は欲に飲まれてしまおうと思った
いつもは俺から誘って、交尾して、抜くまで待ってるような奴なのに
今はフェラをするのも触るのも全て積極性がある
それがきっと嬉しくて仕方ねぇんだ
「 はぁー、っ……はぁー( すげぇ、気持ちいい…… )」
何度も重ねた行為、フェラをする俺のやり方を覚えて真似たのか
的確に男の好きな部分を舐めては刺激して時折吸い付き、唾液と先走りで混じる陰茎の水音は耳へと届く其すらが快楽として拾ってるのが分かる
「 ンッ、はっ……いき、そ…… 」
『 ふっ…ん…… 』
きっとコウガにも分かるほどに、感じてんだろ
水音が自棄に煩く聞こえ、止めどなく溢れ出る先走りを呑まれ、舌と上顎の裏で締め付けられれば太股へと力が入る
「 ぃ、くっ.……っ! 」
『 んん…… 』
頭の上に置いた両手で厚みのあるクッションを掴み、密かに反らした腰に合わせて、咥内へと吐き出し精子を呑み込んだ様に喉を鳴らした
「( 今日は、ちゃんと呑めたんだな…… )」
いつもなら吐き出したり、咳き込むのに
流石、攻め気質になった" 雄 "はちげぇなと感心していれば顔を上げ被さってきたコウガの表情を見る
「 ふっ、なんて顔してんだ……いいぜ、来いよ 」
『 受け入れてくれるんだな。いれるよ、もう余裕無い…… 』
幼いのに欲に溺れた雄の顔を見せる、唇を舐める仕草さえ見惚れて、キスでもされたくなる
そんな気遣いさえ無いように、後孔から指を抜き変わりに亀頭を押し付けたコウガは、そのまま押し込み挿入してきた
「 はぁ……案外、キツいな……っ…… 」
『 だろ?でもな、すぐ良くなるんだ…… 』
身体が開かれる感覚と異物が動く違和感に、息は詰まり、クッションを掴んでいた両手を腰を掴む腕へと掴み直せば、彼は腰を揺らし始めた
「 んっ、っ……! 」
『 はぁっ、はっ…… 』
童貞も、処女も唯一一人だけ、コイツにくれてやったんだ
そんな事気付いてないだろうが、受け取ったからには俺を離すんじゃねぇよ
「( 浮気したら、喰ってやろ…… )」
『 っ……んっ…… 』
「( 其にしても、攻めてんのに……すげぇ可愛いな…… )」
僅かに息を吐く俺とは違って、気持ち良さげに耳を下げ必死に腰を揺らしては目を閉じ、快楽に溺れる姿は下から見ても可愛いものがある
「 ハァッ、コウガ……キスしてぇ…… 」
『 んんっ、あぁ、沢山する…… 』
コイツ、このままじゃ身体が離れたまま達するなって察し告げれば、目を開き俺の方へと身体を落とし、それに合わせ互いに背中へと抱き締め、口付けを重なる
呼吸をする度に入る、唾液を呑み込み軽く吸ってやれば嬉しそうに深く口付けて来るのは
攻めてるときもかわんねぇな
『 んっ……はぁー、っ…… 』
悩まし気に眉を寄せ、舌先を必死に重ねてるのが分かり、背中から腕を移動させ頭へと触れ軽く撫でれば、腰の速度は上がり、俺もまた快楽が掛け上がる
「 っ……っ……! 」
『 っ~~! 』
中で果てた感覚に合わせるよう、射精した俺は普段より感じる脱力感と共に、初めて味わう種付けに何処か嬉しくなり、頭を抱く腕に力が入る
「( もっと、種付けしろよ。今日は許す…… )」
『 はぁ、疲れた…… 』
「 あ? 」
『 寝ていい? 』
「 黙れ、もう少しヤれ 」
なんだ、この情けねぇ雄は!
こっちはまだ余裕があると睨めば、分かってたように頬と口付けてきた
『 なっ、種付けされるの気持ちいいっしょ? 』
「 !! 」
『 すっかり、雌堕ちしてんじゃん。シロ 』
騙された、と睨んだ時には余裕ある表情がそこにはあった
この雄が!!と文句を言う前に腰は揺れ、喉は反り返る
『 腹がパンパンになるの、味合わせてあげる 』
「 っ~~! 」
『 ヤられっぱなしだから、同じ事をやり返す 』
もう少し、優しくヤってやろうと考えた時には
自分の普段の行いが恐ろしくなった
だが、俺が下でも気にしない様子は少しだけ有り難い
御前が思ってる以上に、俺は嫉妬深くて面倒な奴だから引かないでくれよ
「( 種付け……こんな、流し込まれるんだな…… )」
行為が終わった後に、垂れる感覚はもう二度と味わいたく無かった
そして攻めた本人は気持ち良さげに可愛く寝てる事に、立場が悩む
「 俺が受けでコイツが、攻めだったよな? 」
『 ふふっ、もう、むり. ……』
「 ……起きたら犯してやろ 」
その後、倍返しの如く犯しまくった
「 そう言えば……よく、攻めが出来たな? 」
『 まぁ、人間界で経験あるし…… 』
「 あ?テメェ、誰とヤりあがった!!?俺と言う相手がいながら、ふざけんな!! 」
『 っ!やべっ、言ってなかった!! 』
やっぱりもう二度、尻は譲らねぇ
主に誘われてヤった?ふざけんなよ
その時ってもう付き合ってんじゃねぇか
浮気性が!!
自分でも気付いた時にはこんなにも苛つくなんて思わなかったんだ
楽し気にシエルと話す表情や、俺以外の名前を呼ぶ声、顔を舐めて尻尾を振る表現すら全て胸の中が気持ち悪くなって吐きそうになった
御前は、今までの奴にもそんな顔をしてたのか
俺が待ってる間に、そうやって遊んで懐ついていたのか
随分と、誰にでもいい顔をするじゃねぇか
人に向ける表情が冷たいと、好きこのんで関わりを持たず
召喚されても死ぬのを待ってるような俺からすれば、理解できない程だった
だから尚更、腹が立ったがそれが" 嫉妬 "だと分かった時には口を開く事すら嫌になっていた
其なのに" 分からない "とか" 話して欲しい "とか
そんなの考えりゃ分かるだろうが、コイツにはわかんねぇんだろうなって気付いていた
飼い犬と野良犬の育ちの違いを感じては
只、言っても無駄だと諦めていたのに
知って欲しいと、気付いて欲しいと、女々しい感情が現れた時には俺の立場は下がっていたと実感する
「 っ……!ちょっ、待て……ふざけ! 」
『 たまには譲れ、俺も" 雄 "だ 』
「 !! 」
こんなにも鋭く睨むような顔をする奴だったか?
こんなにも" 雄 "らしいのか?
そう普段見ない態度を知った事に内心驚いていれば、身体は頭より先に" 負け "を認めていた
「 っ……はぁー…… 」
『 んっ…… 』
陰茎を掴む片手とは別の手は、後孔へと入り指を動かしながらフェラをされる感覚に
色々考えていた思考はついていけなくなり、今は欲に飲まれてしまおうと思った
いつもは俺から誘って、交尾して、抜くまで待ってるような奴なのに
今はフェラをするのも触るのも全て積極性がある
それがきっと嬉しくて仕方ねぇんだ
「 はぁー、っ……はぁー( すげぇ、気持ちいい…… )」
何度も重ねた行為、フェラをする俺のやり方を覚えて真似たのか
的確に男の好きな部分を舐めては刺激して時折吸い付き、唾液と先走りで混じる陰茎の水音は耳へと届く其すらが快楽として拾ってるのが分かる
「 ンッ、はっ……いき、そ…… 」
『 ふっ…ん…… 』
きっとコウガにも分かるほどに、感じてんだろ
水音が自棄に煩く聞こえ、止めどなく溢れ出る先走りを呑まれ、舌と上顎の裏で締め付けられれば太股へと力が入る
「 ぃ、くっ.……っ! 」
『 んん…… 』
頭の上に置いた両手で厚みのあるクッションを掴み、密かに反らした腰に合わせて、咥内へと吐き出し精子を呑み込んだ様に喉を鳴らした
「( 今日は、ちゃんと呑めたんだな…… )」
いつもなら吐き出したり、咳き込むのに
流石、攻め気質になった" 雄 "はちげぇなと感心していれば顔を上げ被さってきたコウガの表情を見る
「 ふっ、なんて顔してんだ……いいぜ、来いよ 」
『 受け入れてくれるんだな。いれるよ、もう余裕無い…… 』
幼いのに欲に溺れた雄の顔を見せる、唇を舐める仕草さえ見惚れて、キスでもされたくなる
そんな気遣いさえ無いように、後孔から指を抜き変わりに亀頭を押し付けたコウガは、そのまま押し込み挿入してきた
「 はぁ……案外、キツいな……っ…… 」
『 だろ?でもな、すぐ良くなるんだ…… 』
身体が開かれる感覚と異物が動く違和感に、息は詰まり、クッションを掴んでいた両手を腰を掴む腕へと掴み直せば、彼は腰を揺らし始めた
「 んっ、っ……! 」
『 はぁっ、はっ…… 』
童貞も、処女も唯一一人だけ、コイツにくれてやったんだ
そんな事気付いてないだろうが、受け取ったからには俺を離すんじゃねぇよ
「( 浮気したら、喰ってやろ…… )」
『 っ……んっ…… 』
「( 其にしても、攻めてんのに……すげぇ可愛いな…… )」
僅かに息を吐く俺とは違って、気持ち良さげに耳を下げ必死に腰を揺らしては目を閉じ、快楽に溺れる姿は下から見ても可愛いものがある
「 ハァッ、コウガ……キスしてぇ…… 」
『 んんっ、あぁ、沢山する…… 』
コイツ、このままじゃ身体が離れたまま達するなって察し告げれば、目を開き俺の方へと身体を落とし、それに合わせ互いに背中へと抱き締め、口付けを重なる
呼吸をする度に入る、唾液を呑み込み軽く吸ってやれば嬉しそうに深く口付けて来るのは
攻めてるときもかわんねぇな
『 んっ……はぁー、っ…… 』
悩まし気に眉を寄せ、舌先を必死に重ねてるのが分かり、背中から腕を移動させ頭へと触れ軽く撫でれば、腰の速度は上がり、俺もまた快楽が掛け上がる
「 っ……っ……! 」
『 っ~~! 』
中で果てた感覚に合わせるよう、射精した俺は普段より感じる脱力感と共に、初めて味わう種付けに何処か嬉しくなり、頭を抱く腕に力が入る
「( もっと、種付けしろよ。今日は許す…… )」
『 はぁ、疲れた…… 』
「 あ? 」
『 寝ていい? 』
「 黙れ、もう少しヤれ 」
なんだ、この情けねぇ雄は!
こっちはまだ余裕があると睨めば、分かってたように頬と口付けてきた
『 なっ、種付けされるの気持ちいいっしょ? 』
「 !! 」
『 すっかり、雌堕ちしてんじゃん。シロ 』
騙された、と睨んだ時には余裕ある表情がそこにはあった
この雄が!!と文句を言う前に腰は揺れ、喉は反り返る
『 腹がパンパンになるの、味合わせてあげる 』
「 っ~~! 」
『 ヤられっぱなしだから、同じ事をやり返す 』
もう少し、優しくヤってやろうと考えた時には
自分の普段の行いが恐ろしくなった
だが、俺が下でも気にしない様子は少しだけ有り難い
御前が思ってる以上に、俺は嫉妬深くて面倒な奴だから引かないでくれよ
「( 種付け……こんな、流し込まれるんだな…… )」
行為が終わった後に、垂れる感覚はもう二度と味わいたく無かった
そして攻めた本人は気持ち良さげに可愛く寝てる事に、立場が悩む
「 俺が受けでコイツが、攻めだったよな? 」
『 ふふっ、もう、むり. ……』
「 ……起きたら犯してやろ 」
その後、倍返しの如く犯しまくった
「 そう言えば……よく、攻めが出来たな? 」
『 まぁ、人間界で経験あるし…… 』
「 あ?テメェ、誰とヤりあがった!!?俺と言う相手がいながら、ふざけんな!! 」
『 っ!やべっ、言ってなかった!! 』
やっぱりもう二度、尻は譲らねぇ
主に誘われてヤった?ふざけんなよ
その時ってもう付き合ってんじゃねぇか
浮気性が!!
0
お気に入りに追加
2,183
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
捨てられ従魔とゆる暮らし
KUZUME
ファンタジー
旧題:捨てられ従魔の保護施設!
冒険者として、運送業者として、日々の生活に職業として溶け込む従魔術師。
けれど、世間では様々な理由で飼育しきれなくなった従魔を身勝手に放置していく問題に悩まされていた。
そんな時、従魔術師達の間である噂が流れる。
クリノリン王国、南の田舎地方──の、ルルビ村の東の外れ。
一風変わった造りの家には、とある変わった従魔術師が酔狂にも捨てられた従魔を引き取って暮らしているという。
─魔物を飼うなら最後まで責任持て!
─正しい知識と計画性!
─うちは、便利屋じゃなぁぁぁい!
今日もルルビ村の東の外れの家では、とある従魔術師の叫びと多種多様な魔物達の鳴き声がぎゃあぎゃあと元気良く響き渡る。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
薬師、奴隷を買う、、、ん?奴隷に襲われるってどういうこと!?
さえ
BL
薬剤師として働いていた35歳未婚男性。過労死で異世界転生を果たす。
有り余る金と有能スキルで伸び伸びと暮らす夢を叶えるために奴隷を買う。
なんで奴隷にベッドに押し倒されてるの!?
※主人公と奴隷は両思いになる予定です。
※処女作ですのでご容赦ください。
※あんなシーンやこんなシーンは☆マークつけます。(後半の予定)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる