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番外編
02
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~ 蓮 視点続 ~
「 おー!!テレビがいい!! 」
「 ……ハワイ 」
流石、大手デパート
ガラポンの商品も中々豪華であり、ガラポンを忘れてた真二でさえ目を輝かせていた
大きな4K液晶テレビの80インチが飾られてる為に、真二の目は釘付け
ゲームが好きで、普段は壁をスクリーンにした場所でやってるならTVの方が画質がいい
「 1等や、2等は当たらないでしょうし。トイレットペーパーでも持って帰りましょう。二人とも、1回ずつどうぞ 」
「 ペーパー、だいじ 」
「 えぇ、大事です 」
諦めて納得してれた一蓮の頭に触れ、軽く撫でては其々にチケット10枚を渡して、好きな方に並んではその様子を端で見ていた
「「 おねがいします! 」」
「「 はーい、1回お願いね! 」」
ちゃんと店員さんにチケットを渡し、子供用の台に乗った二人は、ガラポンの回す部分を持った
先に動かし始めた真二に、店員さんは驚く
「 あ、反対反対!逆に回して 」
「 こっち? 」
「 そそ 」
向きを理解してから、一蓮もそれを見て回した
一蓮は回す距離が短くゆっくりの為に、すぐにポロッと落ちたらしく、店員の男性は固まった
こっちに視線を向けた彼に首を傾げて、どうした?って目線で見ていれば男性はベルを持った
「 おめでとうございます!!!2等の液晶テレビが当たりました!! 」
「「 おぉぉ!! 」」
「 え…… 」
マジですか、そんな事あるんですね……
唖然としてる俺と一蓮に、周りのお客さんや店員さんは拍手をするけど、欲しかったものを兄に取られた真二は泣きそうだった
「 ふぇ……テレビ、ほしかった…… 」
「 えっと、こっちもベル鳴らしますね 」
「 ふぇ!? 」
「 おめでとうございます!!1等のハワイ旅行、ペア宿泊券が当たりました!! 」
「「 おめでとうございます!!! 」」
1等と言うことで、同時に鳴り響くベルは
3階から全フロアへと響きわたった
余りのことにキョトンとしてる俺だが、
何故か兄弟は喧嘩になりそうな雰囲気だ
「 にーちゃん!!テレビほしい!!! 」
「 ぼくはママとパパにハワイ、あげたい!!! 」
「「 えっと……兄弟? 」」
「 すみません……。二人とも落ち着きましょう?交換は出来ますから 」
言い争う二人に不味いと思い、止めに入れば店員さんに事情を説明し、納得はして貰った
ハワイ旅行は″ 五十嵐ルイと五十嵐隆一 ″が行くことをサインをし、予想外だった大きな買い物をしたように、箱に入ったTVが車に積まれこまれた
「 ふふんっ、ママにテレビもらっていいか、きくんだ! 」
「 ママよろこぶかなー? 」
「 きっと、とても喜びますよ 」
一蓮に至ってはもう少しテレビについて喜んでいいと思うけど、よっぽどハワイ旅行が嬉しかったのか、テレビは如何でもいいようにニコニコしていた
荷物が増え、一度玄関に買い物袋を置いてから
次にテレビを運び、玄関の中へと入る
「「 ママ、ただいまーー!! 」」
『 お帰り 』
即走ってかけよった二人に、ルイさんはしゃがみ込んで抱き締めては
いつものように其々の頬へと口付けを落とし、何度も頭を撫でてるのをみてリビングへと行く
「 ただいま、戻りました。ちょっと色々有りまして遅くなりました 」
『 えっ? 』
「 ママ、テレビほしい!!もらっていー? 」
「 あのね、あのね!パパとりょこう、いって!! 」
順番に話さなくては理解しようにも分からずに困ってるルイさんは俺に説明を求めた表情を見せる
二人を落ち着かせて、とりあえず説明をした
『 えぇ、そうなの?二人とも、凄いね!強運の持ち主じゃん 』
「 へへっ、ぼくは真二にテレビあげるから、ママに旅行あげる! 」
『 え……一蓮いいの? 』
「 うん!! 」
「 それをずっと言ってたので、名前はお二人のを記入してきました。行くのも、行かないのも兄次第ですがね…… 」
『 そうね、一蓮…ありがとう 』
目元に涙を溜めて、嬉しそうに一蓮を抱きしめた彼女に、一蓮も嬉しそうに頬を桃色に染めていた
これを見て、兄が行かないと言ったなら俺は殴れる自信しかない
「 おぉ!!レアカードゲット!! 」
『 今日、一番の強運の持ち主は真二だね 』
「 泣いてたのに…… 」
ポツリと呟いた一蓮は、一番の被害者かも知れないな
「 ほぅ、そんな事があったのか?ハワイ旅行か……。行くか? 」
『 えっ、いいの? 』
「 そりゃ、一蓮がママの為にって思う気持ちは受け取るさ。仕事の休みを調整しよう 」
『 やった! 』
「 ママ、よかったね! 」
鍋でなく、すき焼きだった
肉と白菜が異常に多いが、男が多いのならこの割合になっても可笑しくないな
良かった、兄を殴る必要がないと安堵していれば口元に卵をめいいっぱい付けた真二は顔を上げる
「 オレ、テレビもらっていいー? 」
「 嗚呼、貰っていいぞ。強運の真二には欲しいゲームソフトを買ってやろう 」
「 やった!! 」
ぼくは?とばかりに目を向けた一蓮に、かなり機嫌のいい兄は笑みを向ける
「 一蓮にも、欲しいものと同じテレビを買ってやる。何か欲しいものはないか? 」
「 んーと、んーと、パズル!! 」
「 そうか、選びに行こうな 」
サラッと80インチのテレビを買うってことに、ルイさんが不機嫌になったけど
今日ばかりは、息子達のおかげで機嫌のいい兄がいるから問題はないのだろう
次の日、選びに行こう…そういった本人は仕事の為に、ルイさんは二人を連れてあのデパートへとやって来た
俺もまた、娘達に駄々をこねられて玩具を買うハメになった……
「 ゲームソフトえらぶ!! 」
『 いいよ、一蓮もパズル選ぼうか。パパが2種類選んでいいって 』
「 分かった!! 」
まぁ、ゲームソフト1本でパズル2箱と額縁は買えるだろうな
意外に同じ値段を選ぶ兄貴に、ちょっとはまともだと安心した
「 ねぇ、パパ。こっちの服とこっちどっちがかわいい? 」
「 どっちも買えばいいでしょ? 」
「 ちがうの!リリちゃんに似合う方を買うの! 」
「 そ、そう…… 」
俺も男の子が一人ぐらい欲しかったな……
女の子が遊ぶお人形遊びの、基準が全く分からなくて困りますし
ルイさんは、お人形遊びをしたこと無いらしくて同じぐらいままごと遊びに付き合ってた頃に、困っていたのを見た事あるから
なんとも聞きに行き辛い
二人が選ぶのを見ながら、一蓮とパズルを見ている彼女は楽しそうだ
『 えー、3000ピース出来る? 』
「 できるよ!まえに、つくったよ? 」
『 そうだったね…。よし、これにしようか 』
「 うん!! 」
ん?ピース量多くないですか?
選ぶ額縁もかなり大きいけど、それ…多分…ゲームソフト2本分はいけますよ
まぁ、ママを喜ばせたお礼みたいなものでしょうね
家に帰り、一蓮は真二が来ない部屋でさっそくパズルをして遊び
真二もまた、買ってもらったゲームソフトを遊んていた
『 ハワイ旅行……実は行ったことないんだよね 』
子供たちが其々、静かに遊んでる為に俺とルイさんはティータイムをしながら話していた
「 そうなんですか? 」
『 そう、ベトナム、ドバイ、イギリスとかは旅行で行ったけど、ハワイはね…… 』
一蓮が世界地図のパズルを組み立てては、崩して遊んでるのは旅行を行って、楽しかった記憶があるからなのか
だから、楽しい=旅行を考えたのは
彼らしいと思った
「 冬のハワイは寒くなる時間帯も、雨の回数も多いので…色々備えてる方がいいですよ。2泊3日ぐらい子供達はこちらで預かりますから、二人で楽しんできてください 」
『 そうね…ありがとう、楽しんでくるよ 』
少しだけ不安そうなルイさんは、まだ幼い二人を残すのが心配なのと、兄と仲良く旅行出来るのかも、考えてるのでしょうね
昨日の様子から見て、余り二人が会話してないのも思えた
大丈夫だと、信じたいですがね
一ヶ月後、仕事を調整した兄はギリギリのスケジュールにはなるが旅行に行けるようにした
俺とルカさんの家から、二人を学校に通うことにさせて
2泊3日、兄弟にとっても他の家で過ごすいい経験になると思う
「 一蓮、真二。いい子で待っててね、行ってきます 」
「「 行ってらっしゃい!! 」」
「 蓮、息子達を宜しくな 」
「 構いませんが……ルイさんと仲良くしてくださいね 」
「 あ、あぁ…… 」
コソッと耳打ちすれば、やっぱり距離感があることを自覚していた兄は小さく頷いた
まぁ、喧嘩しても帰ってこれたらそれだけで凄いんじゃないですか
なんせ、今回は……五十嵐グループは一切関わってない場所に行くんですから
五十嵐グループの社長だと言っても通用しませんよ
頑張ってくださいね
「 おー!!テレビがいい!! 」
「 ……ハワイ 」
流石、大手デパート
ガラポンの商品も中々豪華であり、ガラポンを忘れてた真二でさえ目を輝かせていた
大きな4K液晶テレビの80インチが飾られてる為に、真二の目は釘付け
ゲームが好きで、普段は壁をスクリーンにした場所でやってるならTVの方が画質がいい
「 1等や、2等は当たらないでしょうし。トイレットペーパーでも持って帰りましょう。二人とも、1回ずつどうぞ 」
「 ペーパー、だいじ 」
「 えぇ、大事です 」
諦めて納得してれた一蓮の頭に触れ、軽く撫でては其々にチケット10枚を渡して、好きな方に並んではその様子を端で見ていた
「「 おねがいします! 」」
「「 はーい、1回お願いね! 」」
ちゃんと店員さんにチケットを渡し、子供用の台に乗った二人は、ガラポンの回す部分を持った
先に動かし始めた真二に、店員さんは驚く
「 あ、反対反対!逆に回して 」
「 こっち? 」
「 そそ 」
向きを理解してから、一蓮もそれを見て回した
一蓮は回す距離が短くゆっくりの為に、すぐにポロッと落ちたらしく、店員の男性は固まった
こっちに視線を向けた彼に首を傾げて、どうした?って目線で見ていれば男性はベルを持った
「 おめでとうございます!!!2等の液晶テレビが当たりました!! 」
「「 おぉぉ!! 」」
「 え…… 」
マジですか、そんな事あるんですね……
唖然としてる俺と一蓮に、周りのお客さんや店員さんは拍手をするけど、欲しかったものを兄に取られた真二は泣きそうだった
「 ふぇ……テレビ、ほしかった…… 」
「 えっと、こっちもベル鳴らしますね 」
「 ふぇ!? 」
「 おめでとうございます!!1等のハワイ旅行、ペア宿泊券が当たりました!! 」
「「 おめでとうございます!!! 」」
1等と言うことで、同時に鳴り響くベルは
3階から全フロアへと響きわたった
余りのことにキョトンとしてる俺だが、
何故か兄弟は喧嘩になりそうな雰囲気だ
「 にーちゃん!!テレビほしい!!! 」
「 ぼくはママとパパにハワイ、あげたい!!! 」
「「 えっと……兄弟? 」」
「 すみません……。二人とも落ち着きましょう?交換は出来ますから 」
言い争う二人に不味いと思い、止めに入れば店員さんに事情を説明し、納得はして貰った
ハワイ旅行は″ 五十嵐ルイと五十嵐隆一 ″が行くことをサインをし、予想外だった大きな買い物をしたように、箱に入ったTVが車に積まれこまれた
「 ふふんっ、ママにテレビもらっていいか、きくんだ! 」
「 ママよろこぶかなー? 」
「 きっと、とても喜びますよ 」
一蓮に至ってはもう少しテレビについて喜んでいいと思うけど、よっぽどハワイ旅行が嬉しかったのか、テレビは如何でもいいようにニコニコしていた
荷物が増え、一度玄関に買い物袋を置いてから
次にテレビを運び、玄関の中へと入る
「「 ママ、ただいまーー!! 」」
『 お帰り 』
即走ってかけよった二人に、ルイさんはしゃがみ込んで抱き締めては
いつものように其々の頬へと口付けを落とし、何度も頭を撫でてるのをみてリビングへと行く
「 ただいま、戻りました。ちょっと色々有りまして遅くなりました 」
『 えっ? 』
「 ママ、テレビほしい!!もらっていー? 」
「 あのね、あのね!パパとりょこう、いって!! 」
順番に話さなくては理解しようにも分からずに困ってるルイさんは俺に説明を求めた表情を見せる
二人を落ち着かせて、とりあえず説明をした
『 えぇ、そうなの?二人とも、凄いね!強運の持ち主じゃん 』
「 へへっ、ぼくは真二にテレビあげるから、ママに旅行あげる! 」
『 え……一蓮いいの? 』
「 うん!! 」
「 それをずっと言ってたので、名前はお二人のを記入してきました。行くのも、行かないのも兄次第ですがね…… 」
『 そうね、一蓮…ありがとう 』
目元に涙を溜めて、嬉しそうに一蓮を抱きしめた彼女に、一蓮も嬉しそうに頬を桃色に染めていた
これを見て、兄が行かないと言ったなら俺は殴れる自信しかない
「 おぉ!!レアカードゲット!! 」
『 今日、一番の強運の持ち主は真二だね 』
「 泣いてたのに…… 」
ポツリと呟いた一蓮は、一番の被害者かも知れないな
「 ほぅ、そんな事があったのか?ハワイ旅行か……。行くか? 」
『 えっ、いいの? 』
「 そりゃ、一蓮がママの為にって思う気持ちは受け取るさ。仕事の休みを調整しよう 」
『 やった! 』
「 ママ、よかったね! 」
鍋でなく、すき焼きだった
肉と白菜が異常に多いが、男が多いのならこの割合になっても可笑しくないな
良かった、兄を殴る必要がないと安堵していれば口元に卵をめいいっぱい付けた真二は顔を上げる
「 オレ、テレビもらっていいー? 」
「 嗚呼、貰っていいぞ。強運の真二には欲しいゲームソフトを買ってやろう 」
「 やった!! 」
ぼくは?とばかりに目を向けた一蓮に、かなり機嫌のいい兄は笑みを向ける
「 一蓮にも、欲しいものと同じテレビを買ってやる。何か欲しいものはないか? 」
「 んーと、んーと、パズル!! 」
「 そうか、選びに行こうな 」
サラッと80インチのテレビを買うってことに、ルイさんが不機嫌になったけど
今日ばかりは、息子達のおかげで機嫌のいい兄がいるから問題はないのだろう
次の日、選びに行こう…そういった本人は仕事の為に、ルイさんは二人を連れてあのデパートへとやって来た
俺もまた、娘達に駄々をこねられて玩具を買うハメになった……
「 ゲームソフトえらぶ!! 」
『 いいよ、一蓮もパズル選ぼうか。パパが2種類選んでいいって 』
「 分かった!! 」
まぁ、ゲームソフト1本でパズル2箱と額縁は買えるだろうな
意外に同じ値段を選ぶ兄貴に、ちょっとはまともだと安心した
「 ねぇ、パパ。こっちの服とこっちどっちがかわいい? 」
「 どっちも買えばいいでしょ? 」
「 ちがうの!リリちゃんに似合う方を買うの! 」
「 そ、そう…… 」
俺も男の子が一人ぐらい欲しかったな……
女の子が遊ぶお人形遊びの、基準が全く分からなくて困りますし
ルイさんは、お人形遊びをしたこと無いらしくて同じぐらいままごと遊びに付き合ってた頃に、困っていたのを見た事あるから
なんとも聞きに行き辛い
二人が選ぶのを見ながら、一蓮とパズルを見ている彼女は楽しそうだ
『 えー、3000ピース出来る? 』
「 できるよ!まえに、つくったよ? 」
『 そうだったね…。よし、これにしようか 』
「 うん!! 」
ん?ピース量多くないですか?
選ぶ額縁もかなり大きいけど、それ…多分…ゲームソフト2本分はいけますよ
まぁ、ママを喜ばせたお礼みたいなものでしょうね
家に帰り、一蓮は真二が来ない部屋でさっそくパズルをして遊び
真二もまた、買ってもらったゲームソフトを遊んていた
『 ハワイ旅行……実は行ったことないんだよね 』
子供たちが其々、静かに遊んでる為に俺とルイさんはティータイムをしながら話していた
「 そうなんですか? 」
『 そう、ベトナム、ドバイ、イギリスとかは旅行で行ったけど、ハワイはね…… 』
一蓮が世界地図のパズルを組み立てては、崩して遊んでるのは旅行を行って、楽しかった記憶があるからなのか
だから、楽しい=旅行を考えたのは
彼らしいと思った
「 冬のハワイは寒くなる時間帯も、雨の回数も多いので…色々備えてる方がいいですよ。2泊3日ぐらい子供達はこちらで預かりますから、二人で楽しんできてください 」
『 そうね…ありがとう、楽しんでくるよ 』
少しだけ不安そうなルイさんは、まだ幼い二人を残すのが心配なのと、兄と仲良く旅行出来るのかも、考えてるのでしょうね
昨日の様子から見て、余り二人が会話してないのも思えた
大丈夫だと、信じたいですがね
一ヶ月後、仕事を調整した兄はギリギリのスケジュールにはなるが旅行に行けるようにした
俺とルカさんの家から、二人を学校に通うことにさせて
2泊3日、兄弟にとっても他の家で過ごすいい経験になると思う
「 一蓮、真二。いい子で待っててね、行ってきます 」
「「 行ってらっしゃい!! 」」
「 蓮、息子達を宜しくな 」
「 構いませんが……ルイさんと仲良くしてくださいね 」
「 あ、あぁ…… 」
コソッと耳打ちすれば、やっぱり距離感があることを自覚していた兄は小さく頷いた
まぁ、喧嘩しても帰ってこれたらそれだけで凄いんじゃないですか
なんせ、今回は……五十嵐グループは一切関わってない場所に行くんですから
五十嵐グループの社長だと言っても通用しませんよ
頑張ってくださいね
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