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☆御気に入り100記念☆ 本編では語られない視点

アラン視点 ~ 変わった君4 ~

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沢山話せたらいいな!
って…そんなはずだったんだけど……

流石に、夜に自慰した後で顔合わせ出来るはずもなく、同じバスでそれも隣同士なのになんか……気まずい

挨拶だってまともに出来てないし、俺って感じ悪い!

「 えっと……あの、おはよう…… 」

隣同士で挨拶無し、とか嫌だから頑張って目線を合わず言えば、ルイは気にもせず小さく返事を返してくれた

『 はよ 』

「( いい子だぁぁあ!! )」

挨拶しなかったのに、返してくれるなんて
それもちょっと寝癖が可愛いから、一人前の座席の背凭れへと頭を置き悶えた

「( ここで勃起したら終わる…… )」

頑張れ息子!ここで、主張したら一生の終わりだよ!
そんな事にはなりたくないと、一生懸命にUSJに行ったときのナレーションを妄想していく

「( ………… )」

「 アランどうした?リュックなんて抱えて腹でもいてぇのかよ? 」

「 とうとう、バス酔いしたか? 」

「( …………勃起した )」

最悪だ……
ルイとUSJで遊ぶことを考えてるだけで、悶々とするなんて若すぎる
絶対に知られたくないと、酔ったフリでもしようかと軽く頷いていれば、友達はふざけたことをいい始めた

「 黒銀、アランが酔ったって言ってるんだから膝ぐらい貸してやれよ 」

「 確かに、寝てた方がいいしな! 」

「( 遠慮します!! )」

絶対、そんな事になったら俺は勃起しただけじゃすまなくなりそう!
射精しそうだと思って、無駄な抵当とばかりに首を振っていればルイは平然と告げた

『 そうか、調子悪いなら膝ぐらい貸すよ? 』

「 っ…………おね、がい……します…… 」

負けた、欲に負けた

教師にシートベルトを外すことを許してもらってから、膝を借りて顔にタオルを当て、リュックを腹に抱いたまま酔ったフリを決め込んだ

『 ……吐かなければいいけど、大丈夫? 』

「 ん……へいき……( 最高です。寧ろ、死にそうです )」

色々爆発寸前だから、このまま死なせて下さい
無視してて欲しい……
そう願って目を閉じていれば、頭に触れる感覚に意思をグッと堪えた

なにこの柔らかな太股、それにちょっといい匂いするし
それなのに、頭を撫でてくれるの!?
もう、今……事故って死んでも幸せだと撫でられる感覚を素直に受け入れた

「「( アランがめっちゃデレてる )」」

もう、好きにして……
そんな思いで撫でる手を嫌がりもせず受けながら、
夜に寝辛かったのもあり、いつの間にか膝枕されたまま寝落ちしていた

ルイは途中のトイレ休憩も降りなかったそう

「 USJに着いたぞー。寝てる奴は起こせ 」

『 ……起こす 』

バスは目的地に着いたらしく、頬を優しく叩かれる感覚と共に目を覚ませば、はっと顔を上げる

「 あ、えっ…… 」

『 ヨダレ付いてる 』

「 んんっ…… 」

『 それと、USJに着いたから降りて? 』

「 あ、ありがとう…… 」

指定された場所の口元をごしごしと拭いてから、窓から外を見て、いつの間にか着いたことに驚く

こんなにぐっすり寝た事なんて初めてだった

リュックの中から、財布と時計だけ持ちポケットにいれ外へと出る

リュックはバスの中に置いていくらしい
まぁ、生徒が万引きしたなんて洒落にならないからね

「 先にトイレ行けよ。基本的に自由行動だ。夕方の十六時には集合だ 」

「「 はーい! 」」

周りに迷惑がかからないよう、この学校の生徒の態度が悪いなんてならないよう、とか色々言われたけど生徒は仲のいい者同士、遊びに行きたくて仕方無い

もちろん俺もなんだけど……

「 アラン!一緒にまわろうぜー! 」

「 ジェットコースターは必須だよなー! 」

「 えっ、あ……うん……そうだね 」

ルイと回りたい、そう思ったけど他のクラスメートであり、同じバスケ部の友達に誘われ
断る事も出来なかった

友達と離れてたところで、ルイと回れる保証はない
こんな沢山の人目があるところで、二人で遊ぶなんてきっと出来はしないんだ

ちょっと残念に思いながら、彼等の後ろを着いていった

「( 広いし、会えないだろうな…… )」

詰まらない、そう思えば思うほどに楽しくなくて
昨日、ルイと一緒に遊び回った方がずっと楽しかった

作った笑顔を張り付けて、俺は彼等とアトラクションを乗っていく

「 ちょっと休憩する。好きに乗ってて~ 」

つまらないまま時間だけが過ぎていった

昼頃になり、やっとそろそろご飯にしようなんて話が出るなかで、俺はふっと見掛けた教師を見つけ彼等の元から離れ、走って駆け寄る

「 あ、先生!ちょっといい? 」

「 ん?なんだ? 」

黄色のずんぐりとしたキャラのポップコーンをもって、完璧にサラリーマンだけど、馴染んでいた教師へと声をかけ
目の前まで行けば、辺りへと視線をやり問い掛ける

「 黒銀さん見なかった?さっき、友達が探してて 」

「 嗚呼、さっき向こう側のお土産コーナーに居たぞ。流石に帰り際に買えと言ったけどな……って 」

「 そっか!ありがとう! 」

「( 青春だな……頑張れよ )」

場所が分かったらいいと片手を上げて礼を伝え、早々にお土産コーナーへと行く
どんなキャラが好きなんだろう、そんな事さえ考えて人込みを抜けて走れば、目についた店の中を軽く覗く

「 はぁ、流石にもう出たかな…… 」

取り敢えず店内を見て回ろうと思い入店し、辺りを見ながら歩いていれば、ふっと目についた姿に笑みは溢れ
呼吸を落ち着かせてから、背後からそっと近付いた

「 スヌーピー好きなの? 」

『 わっ!っ、ビックリした……。スヌーピーと言うか……動物が好きで…… 』

肩を跳ねさせ驚いた様子のルイを見て、満足気に笑ってはぬいぐるみコーナーへと視線をやり
ずらっと並ぶのを見ては、答えた

「 動物可愛いよね。俺は犬が好きかな 」

『 私も犬が好き…!大きくてもふもふしてる子ほどいい 』

「 分かる、グレートピレニーズとか可愛いよね 」

『 うん!レオンベルガーとかさ 』

「 めっちゃいい!顔が可愛いもん! 」

スヌーピー前にして犬の話
それでも二人ともロン毛の大型犬が好きなことに意気投合すれば、スヌーピーのマグカップとかに視線を向ける

『 マグカップ欲しいな……でも、耐熱性かな 』

「 これは耐熱性っぽいよ。俺はこっちにしよう 」

『 は、柄違いになるじゃん 』

「 いいじゃん。犬好き同士ってことで 」

ちょっとだけ模様が違う、同じ耐熱性のマグカップ
冬の時に支えそうなんて思いながら箱を手に取り、何気無くグーにするよう、拳を握ればルイは仕方無いと言った顔でじゃんけんをしてくれた

「『 最初はグー!じゃんけん 』」

「『 ポン!! 』」

御互いに同時に出せば、俺はチョキ、ルイはパーだった
残念そうにするルイに笑っては、片手を差し出し持っていたマグカップと同じ箱と交換しては、問い掛ける

「 他には?会計は一度に終えたいし 」

『 ……ボールペン 』

「 よっし、お揃いにしよ 」

『 スヌーピー買った全国の人とお揃いだね 』

「 気持ちだよ、気持ち 」

やっぱりルイと一緒なら楽しい
カゴを持ち、話ながら欲しいものはじゃんけんして、そして殆ど買った俺は会計を終わらせて
専用の袋を互いに持ち店を後にした

『 昼御飯は奢る! 』

「 仕方無いなぁ~。いいよ、百歩譲って自分のは払うよ 」

『 ……それなら、うん…… 』

渋々頷いてくれただけありがたい
貢ぎたい男には好きにさせたらいいのに、ルイは絶対に嫌がるから、またそれも嬉しい

パンフレット片手にどこが美味しいのか考えて、見た目含めてよさそうな場所を選び、そこへと向かった

「 ねぇ、黒銀さんは……高校はどこ行くの? 」

ほんの少し距離を開いて、話すことは高校の話
既に受験が決まってても可笑しくないけど、なんとなく聞きたくて問えば、ルイは足元から視線を前へと向けた

『 ……校長先生の推薦枠に入ってるから、もう決まってる 』

「 えっ、どこ? 」

『 K高。頭はちょっといいからさ 』

K高、それは俺が選ぼうとしてたもう一つの高校だった
色んな教科があり、医療、デザイナー、ファッション、美容、ビジネス、
様々な分野が選べて、三年間で好きなことだけを学んでいく場所

「 えっ……学費高くない? 」 

『 めっちゃ高いけど、特待生として免除申請貰うから……まぁ、勉強……頑張る必要あるけどね 』

「 あぁ……。えっ、なら受かったら行くの? 」

『 うん、そこしか決めてないから 』

第一志望に全てをかける、その意気込みだったルイに俺は、将来をいい加減に考えていたのが少し申し訳無くなった

「 じゃ……俺も試験受けてもいい? 」

『 えー、やだよ。頭いいし 』

「 一般の試験をするよ。第二志望だけどね 」

『 まぁ……頑張って?私は、他人を応援できるほど余裕がない 』

「 いいよ!俺が勝手にするから 」

ルイがどこの高校を受けるのか
それさえ分かったなら少しだけ嬉しくなった

第一志望の試験を受けなきゃ先生には申し訳ない
でも、第二志望を受けて合格したらそっちにしてもいいんじゃないかな

同じ高校に行けたらいいな、そう思いながら昼御飯を共に食べて、ポップコーンやら、アトラクションを乗り直し、二人で満喫していた

「 あ、ちょっと来て! 」

『 ん?もう、集合時間前だけど…… 』

「 いいから 」

面白いのを見つけたと、手招きすればルイは入り口の方を見たから俺の元へとやって来た

「 どっちの色が好き?黒と白 」

『 黒 』

片羽が其々に描かれたキーホルダー
そこに名前をかけるらしく、俺は笑ってからお願いをした

「 じゃ、黒にアランってお願いします 」

「 黒にアランね、白は? 」

「 ルイで 」

『 えっ? 』 

名前を彫り始めた事に、ルイは驚くも直ぐに出来上がったのを浮けとり、黒色の方を渡す

「 これ、上げる。俺の名前 」

『 ……人様の名前なんて嬉しくないんだけど、まぁ、ありがとう 』

「 ふふんっ。俺は白のルイを持つね。合格しますように 」

『 なんだそれ 』

不器用に笑ったルイに、俺は片羽同士を合わせたら羽(翼)になる、このキーホルダーを気に入った

片羽では飛べないけど、左右に合わせたら飛べるんだ
きっと、片羽を求めて何度でも巡り会える
そう願いと思いを込めて、プレゼントした

なんて、気障かな

「 二人して寝てるわ…… 」

「 遊んでるの見掛けたけど、声かけられねぇよ 」

「「( 俺達が知らない笑顔を、黒銀に見せてたからな…… )」」

沢山遊んで疲れたね

一緒に頭を当てて眠りにつけば思い出深い修学旅行になった

そして、そのその後に行われ始める受験のための勉強は其々に頑張って、そして、俺は第二志望、ルイは第一志望を受かった

桜が咲く満開の時期

俺達は、同じ教室にいた

「 ねぇ、黒銀さん… 」

『 ん? 』

「 好きだなんだ。付き合って欲しい 」 

『 えっ?やだ 』

「 ……めげないもん!! 」

此所の一般試験を受かったなら、医者だって沢山勉強すればなれるはず
それには、ルイが居なきゃね

『 楽しければ笑うさ。でも、つまらないと笑わないが……俺からすれば、御前は、俺の前だけしか笑わないよな 』

「 んー、なんでルイ以外に笑いかけなきゃいけないの? 」

女王蜂だから、そういって困ったように笑うルイは
昔では見えなかった
誰が傷付こうが気にしなかったルイだけど、今は守りたいものが多いんだろうね

不器用にでも笑う表情を……必要ないと思う

だって、俺以外に見せるのが気に入らない

『 なんでって……仲良くしろよ 』

「 仲はいいよ?でも、俺はルイだけがいい。ルイも俺だけに……っ……!! 」

おやつを食べ終え、次の場所に行きながら話せば
鬱陶しそうに先を歩くルイを追い掛ければ、当然と振り返られ白衣の襟元を掴まれれば引き寄せられた

ぐっと近くなった顔に驚けば、頬に当たる柔らかな口づけとリップ音に目を見開く

『 心は御前のものだろ?そんなに、欲しいなら……身体も満足させろよな 』

「 っ~~!! 」

そんな妖笑みは知らないけど……

嫌いだとは言えないから恥ずかしくなって固まって、慣れたルイの方がふざけたように笑っては背を向ける

『 なんて、仕事にもどれー此所は怪我人が多いし 』

「( 狡い……嫌いなんて、なれない )」

この世界に来て知らないルイを見る

それが尚更、もっと……もっと……もっと好きになるから
嫌う事なんて出来はしなくて、俺は諦めて雄としての立場を続ける

「 待ってルイ!エッチはしたい! 」

『 二人目作るか? 』

「 それはもう少し、後で……痛みに忘れた頃で 」

沢山話して、沢山抱き締めて、沢山キスをして

きっと、前世では出来なかったことを今ここでは出来ているのが、幸せなんだと思う
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