21 / 36
03
しおりを挟む
~ クオレ 視点 ~
望んで手に入れたはずなのに、なんだか何かがしっくり来ない
求めてくれるのも嬉しいのに、それに答えるのも楽しいのに
胸はモヤモヤとして気持ちが悪い
「 クオレ……行かないでくれ……ここにいてくれ…… 」
離れようとすれば手を伸ばして必死に止めようとする
死なせないよう果物を取りに行くだけで、
生気の無い瞳は俺だけを求める
それがなんだか…嫌になった
「 ……そうだね…オニーサン。もう……帰っていいよ 」
「 っ……!待ってくれ…クオレ、嫌だ……クオレ!! 」
卵は2つ手に入った、後は順番に生まれるのを待つだけでいい
手を伸ばした彼の喉へと片手を当て、ベッドに押し付けると共に魔法陣を発動させ、人間界へと返した
最後まで俺の名を呼ぶオニーサンに、少しだけ胸は痛くなる
「 ははっ、気持ち悪いなぁ……。オニーサンらしく無くなって……壊れちゃった 」
俺の好きなオニーサンは、もっと芯が強くて魂が輝いて見えたのに
今は黒く染まっていた、いや…俺が染めただけなのにな
「 御主人様……如何したんですか? 」
「 シュヴァルツ……。人の姿になって、股を開け 」
「 はい、喜んで…… 」
下半身の馬の部分を消し、人の脚を得た彼は肌でベッドに仰向けになり倒れた
少しだけ頭痛を感じる頭を誤魔化すように、引き締まった筋肉に触れ、顔を近付ける
「 シュヴァルツ……。俺は……君に触れることが出来ない…… 」
口付けをしようとすれば身体は硬直し、動く事が出来なくなった
呟いた言葉に、彼は両手を頬へと当て額を合わせた
「 御無理をならさず…。御主人様は…あのニンゲンに惚れたのですね…… 」
「 俺が……? 」
「 えぇ、本当は抱く以外の事をしたかったのでしょう?前に連れて来たニンゲンのように、様々なことを…… 」
「 あ…… 」
魔界に連れて来た理由は…只、抱きたいだけじゃなかった
城を案内したり、果実を取りに行ったり、魔界を見て回って遊びたかった
「 っ……シュヴァルツ、俺は……やり方を間違えたんだね…… 」
「 少し子を急かした結果ですね。でも、大丈夫ですよ……あのニンゲンも元の生活に戻れば落ち着くはずです。その後、ちゃんとお話しましょう…… 」
「 っ……あぁ…… 」
「 ミイラ取りがミイラになりましたね 」
「 そうだね…… 」
シュヴァルツの言葉に気持ちが落ち着き、礼を言うように額へと口付けを落とし
その首へと顔を埋め、背を抱きしめベッドへと見を沈める
「 シュヴァルツ……一緒に寝よう 」
「 えぇ、自分も……そっちの方が嬉しいです……クオレ…… 」
魔界で、魔力を持たない魔物は下級と言われ虐めに合う
気高いケンタウロス族だとしても、それは一部に限られているだけ
まだ生まれて100年程度になったばかりの俺は、他の魔物から虐められてる小さな馬を見かけた
「 止めろよ、一匹に寄って集って情けないな 」
「 んだと!? 」
「 止めろよ、コイツ……サタンの息子だ 」
「 なっ、っ…… 」
サタンの息子だからと、他の魔物達は頭を下げて膝を付いた
それなのにケンタウロス族の幼い馬は、ゆっくりと立ち上がり俺を見下げた
「 でけぇ…… 」
「 あのね、助けてくれて…ありがとう…… 」
大人のケンタウロス族を見てなかっただけかも知れないが、単純に俺を見下げる度胸のある馬を気に入った
淫魔として抱く相手にはもってこいで、
忠実な下僕が出来たことは単純に嬉しかった
俺には都合がいいやつ、只それだけなのに…嫌な顔を一つせず、シュヴァルツは側にいて
気紛れに魔力を与える事で″ 上級魔物 ″として位を上げた
今では、その辺の悪魔より強いぐらいな
兄達より側にいた、そんなコイツはいつも羊の姿で眠る俺を抱いて、頭を撫でて傍で横になっていた
凭れて眠ったり、交尾の練習をしたり、魔界の勉強したり、色々やってきた
だからこそ…俺自身より、俺をよく理解してるのだろうね
処女しか好かないとされる、美しいユニコーンは
魔界に迷い入ったことで、悪魔に心と身を染められ漆黒の馬へと堕落した
けれど彼は、気にもせず俺の頭をそっと撫でるんだ
「 シュヴァルツ……チンコを押し当てんの止めて…… 」
「 すみません、すみません……。御主人様が余りにも可愛くて、つい…… 」
「 抱きたいなら…抱いていいよ。今…攻める気力ないし 」
羽を消して、仰向けになれば俺より大人びた容姿のシュヴァルツは目を見開き、一人で百面相をする
「 いえ、御主人様はあのニンゲンが好きで…で、でも…宜しいのでしたら交尾した…あ、あっ、でも…私は、下僕ですし…… 」
「 しないなら…寝るよ? 」
「 します!します!!抱かせてください!! 」
流石、馬というか淫魔に育てられただけある
ちょっと主人が甘えると興奮するあたり、流石だよ
今は、余り気力が無いし…たまには抱かれる側の気持ちも思い出しても良いかなと思い
シュヴァルツに任せる事にした
「 はぁ。っ…… 」
交尾の仕方なんて、シヴァでも、リオンが教えてくれた訳でもない
受けたり、攻めたりを繰り返すシュヴァルツが誰よりも、俺の身体の使い方を教えてくれた
悪魔より、早く成長するケンタウロス族にとって俺は可愛い子供みたいな存在だろう
触れる手も心地良く、行為が好きだからする、なんて突っ込むだけの兄貴達とは違う
優しさがシュヴァルツにはある
だから俺も、愛撫は長いし突っ込むときに位置を考えるんだ
「 キツイ…ですか……? 」
「 そりゃ、ケンタウロス族は……デカイからね……はっ…… 」
「 そうですよね……んっ、…… 」
「 はっ…… 」
長く愛撫し、痛みが少ないまま馬並みのそれを挿入され奥へと満たされたまま動く事なく、彼は頬に触れ唇を重ねる
自分からは出来なかったが、されるには問題なかった
軽く髪を撫でて、うなじへと手を当てれば彼はゆっくりと腰を揺らし中を擦り上げる
「 はぁ、いいっ……凄く……気持いいよ…ン、っ、…… 」
「 本当……抱くのも、抱かれるのもお好きですよね…… 」
「 淫魔…だから…。いいよ、突いて…… 」
「 ふっ、動きますね…… 」
「 はぁ、はっ…… 」
擦られて腹の中が熱くなって、飲むより簡単に精子を貰える受けもいい
けれど、自分が動いて腰を揺らすほうが好きなのは確か
触れる手の心地良さに、目を閉じ
シュヴァルツが揺らす感覚を受け入れ、精子を内部は啜り飲んでいた
「 っ……主人…そんな、吸われたら……。精子…無くなっちゃいます…ぁ、くっ…… 」
「 本能だから仕方無い……ほら、淫魔は…性機能がないから精子を貰うしかないから……頂戴…もっと、入れていいよ 」
使い尽くしたから、疲れたんだって言う事は分かったから
馬のように量の多いシュヴァルツから根こそぎ貰ってもいいよね
「 ぁ、もう、そんなっ……出ませんっ……!ひっ、ぁあっ! 」
「 突っ込んでる側なのに喘ぐってかわいい……本当、お前は可愛いいな…… 」
「 ぁあっ、御主人…さまぁ、あっ! 」
奪った精子を胎内に溜めて、また子供を孕ませる為に魔力で自分のものに変えなきゃな
淫魔に性機能が無い分、他のオスを経由してメスとなる母体に孕ませる必要がある
オニーサンごめんね、ちょっと精子を蓄えてから会いに行くよ
「 ふぁっ、兄貴達からも貰うかな…… 」
「 うぅ……もう、でません…… 」
欠伸を漏らし、倒れて腰を震わせてる馬をよそに、俺はちょっとだけ元気になったから兄貴達に絡む事にした
「 おい、逃げろ!!あの馬鹿が、受けになる気だ!! 」
「 人間界で淫夢すりゃいいのに……!!俺は逃げる!! 」
「 僕もゴメンだよ!! 」
「 ねぇ…なんで、俺が受けに回るとそんな一目散に逃げるの?攻めてくれなきゃ…精子貰えないじゃん 」
「「( 容赦無く根こそぎ奪うからだろうが!! )」」
兄貴達は全力で逃げた為に、俺は笑いながら追い掛けて身ぐるみを剥いでいた
「 シヴァ~!!帰ってきたならヤろうよ。契約だろう?? 」
「 いやぁぁぁあ!!!それなら、せめて、突っ込む側になってくれ!! 」
望んで手に入れたはずなのに、なんだか何かがしっくり来ない
求めてくれるのも嬉しいのに、それに答えるのも楽しいのに
胸はモヤモヤとして気持ちが悪い
「 クオレ……行かないでくれ……ここにいてくれ…… 」
離れようとすれば手を伸ばして必死に止めようとする
死なせないよう果物を取りに行くだけで、
生気の無い瞳は俺だけを求める
それがなんだか…嫌になった
「 ……そうだね…オニーサン。もう……帰っていいよ 」
「 っ……!待ってくれ…クオレ、嫌だ……クオレ!! 」
卵は2つ手に入った、後は順番に生まれるのを待つだけでいい
手を伸ばした彼の喉へと片手を当て、ベッドに押し付けると共に魔法陣を発動させ、人間界へと返した
最後まで俺の名を呼ぶオニーサンに、少しだけ胸は痛くなる
「 ははっ、気持ち悪いなぁ……。オニーサンらしく無くなって……壊れちゃった 」
俺の好きなオニーサンは、もっと芯が強くて魂が輝いて見えたのに
今は黒く染まっていた、いや…俺が染めただけなのにな
「 御主人様……如何したんですか? 」
「 シュヴァルツ……。人の姿になって、股を開け 」
「 はい、喜んで…… 」
下半身の馬の部分を消し、人の脚を得た彼は肌でベッドに仰向けになり倒れた
少しだけ頭痛を感じる頭を誤魔化すように、引き締まった筋肉に触れ、顔を近付ける
「 シュヴァルツ……。俺は……君に触れることが出来ない…… 」
口付けをしようとすれば身体は硬直し、動く事が出来なくなった
呟いた言葉に、彼は両手を頬へと当て額を合わせた
「 御無理をならさず…。御主人様は…あのニンゲンに惚れたのですね…… 」
「 俺が……? 」
「 えぇ、本当は抱く以外の事をしたかったのでしょう?前に連れて来たニンゲンのように、様々なことを…… 」
「 あ…… 」
魔界に連れて来た理由は…只、抱きたいだけじゃなかった
城を案内したり、果実を取りに行ったり、魔界を見て回って遊びたかった
「 っ……シュヴァルツ、俺は……やり方を間違えたんだね…… 」
「 少し子を急かした結果ですね。でも、大丈夫ですよ……あのニンゲンも元の生活に戻れば落ち着くはずです。その後、ちゃんとお話しましょう…… 」
「 っ……あぁ…… 」
「 ミイラ取りがミイラになりましたね 」
「 そうだね…… 」
シュヴァルツの言葉に気持ちが落ち着き、礼を言うように額へと口付けを落とし
その首へと顔を埋め、背を抱きしめベッドへと見を沈める
「 シュヴァルツ……一緒に寝よう 」
「 えぇ、自分も……そっちの方が嬉しいです……クオレ…… 」
魔界で、魔力を持たない魔物は下級と言われ虐めに合う
気高いケンタウロス族だとしても、それは一部に限られているだけ
まだ生まれて100年程度になったばかりの俺は、他の魔物から虐められてる小さな馬を見かけた
「 止めろよ、一匹に寄って集って情けないな 」
「 んだと!? 」
「 止めろよ、コイツ……サタンの息子だ 」
「 なっ、っ…… 」
サタンの息子だからと、他の魔物達は頭を下げて膝を付いた
それなのにケンタウロス族の幼い馬は、ゆっくりと立ち上がり俺を見下げた
「 でけぇ…… 」
「 あのね、助けてくれて…ありがとう…… 」
大人のケンタウロス族を見てなかっただけかも知れないが、単純に俺を見下げる度胸のある馬を気に入った
淫魔として抱く相手にはもってこいで、
忠実な下僕が出来たことは単純に嬉しかった
俺には都合がいいやつ、只それだけなのに…嫌な顔を一つせず、シュヴァルツは側にいて
気紛れに魔力を与える事で″ 上級魔物 ″として位を上げた
今では、その辺の悪魔より強いぐらいな
兄達より側にいた、そんなコイツはいつも羊の姿で眠る俺を抱いて、頭を撫でて傍で横になっていた
凭れて眠ったり、交尾の練習をしたり、魔界の勉強したり、色々やってきた
だからこそ…俺自身より、俺をよく理解してるのだろうね
処女しか好かないとされる、美しいユニコーンは
魔界に迷い入ったことで、悪魔に心と身を染められ漆黒の馬へと堕落した
けれど彼は、気にもせず俺の頭をそっと撫でるんだ
「 シュヴァルツ……チンコを押し当てんの止めて…… 」
「 すみません、すみません……。御主人様が余りにも可愛くて、つい…… 」
「 抱きたいなら…抱いていいよ。今…攻める気力ないし 」
羽を消して、仰向けになれば俺より大人びた容姿のシュヴァルツは目を見開き、一人で百面相をする
「 いえ、御主人様はあのニンゲンが好きで…で、でも…宜しいのでしたら交尾した…あ、あっ、でも…私は、下僕ですし…… 」
「 しないなら…寝るよ? 」
「 します!します!!抱かせてください!! 」
流石、馬というか淫魔に育てられただけある
ちょっと主人が甘えると興奮するあたり、流石だよ
今は、余り気力が無いし…たまには抱かれる側の気持ちも思い出しても良いかなと思い
シュヴァルツに任せる事にした
「 はぁ。っ…… 」
交尾の仕方なんて、シヴァでも、リオンが教えてくれた訳でもない
受けたり、攻めたりを繰り返すシュヴァルツが誰よりも、俺の身体の使い方を教えてくれた
悪魔より、早く成長するケンタウロス族にとって俺は可愛い子供みたいな存在だろう
触れる手も心地良く、行為が好きだからする、なんて突っ込むだけの兄貴達とは違う
優しさがシュヴァルツにはある
だから俺も、愛撫は長いし突っ込むときに位置を考えるんだ
「 キツイ…ですか……? 」
「 そりゃ、ケンタウロス族は……デカイからね……はっ…… 」
「 そうですよね……んっ、…… 」
「 はっ…… 」
長く愛撫し、痛みが少ないまま馬並みのそれを挿入され奥へと満たされたまま動く事なく、彼は頬に触れ唇を重ねる
自分からは出来なかったが、されるには問題なかった
軽く髪を撫でて、うなじへと手を当てれば彼はゆっくりと腰を揺らし中を擦り上げる
「 はぁ、いいっ……凄く……気持いいよ…ン、っ、…… 」
「 本当……抱くのも、抱かれるのもお好きですよね…… 」
「 淫魔…だから…。いいよ、突いて…… 」
「 ふっ、動きますね…… 」
「 はぁ、はっ…… 」
擦られて腹の中が熱くなって、飲むより簡単に精子を貰える受けもいい
けれど、自分が動いて腰を揺らすほうが好きなのは確か
触れる手の心地良さに、目を閉じ
シュヴァルツが揺らす感覚を受け入れ、精子を内部は啜り飲んでいた
「 っ……主人…そんな、吸われたら……。精子…無くなっちゃいます…ぁ、くっ…… 」
「 本能だから仕方無い……ほら、淫魔は…性機能がないから精子を貰うしかないから……頂戴…もっと、入れていいよ 」
使い尽くしたから、疲れたんだって言う事は分かったから
馬のように量の多いシュヴァルツから根こそぎ貰ってもいいよね
「 ぁ、もう、そんなっ……出ませんっ……!ひっ、ぁあっ! 」
「 突っ込んでる側なのに喘ぐってかわいい……本当、お前は可愛いいな…… 」
「 ぁあっ、御主人…さまぁ、あっ! 」
奪った精子を胎内に溜めて、また子供を孕ませる為に魔力で自分のものに変えなきゃな
淫魔に性機能が無い分、他のオスを経由してメスとなる母体に孕ませる必要がある
オニーサンごめんね、ちょっと精子を蓄えてから会いに行くよ
「 ふぁっ、兄貴達からも貰うかな…… 」
「 うぅ……もう、でません…… 」
欠伸を漏らし、倒れて腰を震わせてる馬をよそに、俺はちょっとだけ元気になったから兄貴達に絡む事にした
「 おい、逃げろ!!あの馬鹿が、受けになる気だ!! 」
「 人間界で淫夢すりゃいいのに……!!俺は逃げる!! 」
「 僕もゴメンだよ!! 」
「 ねぇ…なんで、俺が受けに回るとそんな一目散に逃げるの?攻めてくれなきゃ…精子貰えないじゃん 」
「「( 容赦無く根こそぎ奪うからだろうが!! )」」
兄貴達は全力で逃げた為に、俺は笑いながら追い掛けて身ぐるみを剥いでいた
「 シヴァ~!!帰ってきたならヤろうよ。契約だろう?? 」
「 いやぁぁぁあ!!!それなら、せめて、突っ込む側になってくれ!! 」
0
お気に入りに追加
303
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
完結・虐げられオメガ側妃なので敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン溺愛王が甘やかしてくれました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
Take On Me 2
マン太
BL
大和と岳。二人の新たな生活が始まった三月末。新たな出会いもあり、色々ありながらも、賑やかな日々が過ぎていく。
そんな岳の元に、一本の電話が。それは、昔世話になったヤクザの古山からの呼び出しの電話だった。
岳は仕方なく会うことにするが…。
※絡みの表現は控え目です。
※「エブリスタ」、「小説家になろう」にも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる