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しおりを挟む何で、こいつは風呂に入ったのに、
俺は入ってないんだとか色んな文句やら思考が渦巻いていたが
其よりも一番問題なのは女装してる服を態々脱がさないってことだ
海斗のバスローブは乱れて背中と腕に掛かってる程度なのに、俺が脱がされたのはボクサーパツンのみ
あり得ねぇと、思って脱ごうとするも時より感じる快楽によって身体は跳ね上手く脱げない
『 ぁっ、かいっ、と....! 』
「 はぁ....女装も似合うって....言ってるより年齢感じませんよ? 」
『 おれはぁっ、くぅ!ンッ.... 』
「 あぁ、もしかして....舐められ方が好きですか? 」
乳首をしつこく舐めていた海斗は顔を上げ、擦っていた肉棒から指を動かし亀頭をグニグニと弄れり鈴口へと爪を立ててくる
童貞のくせに!なんて喉に出かかる言葉は別の言葉によって掻き消される
『 すき、じゃない....なめなくて、いい.... 』
「 隅々まで見るって言ったので....それに、忠犬らしく、バター犬になってあげます....まぁ、初めてなので下手ですが....咬まないようにはします.... 」
『 そういう....問題じゃなくて、ふろはいっ、って!ぁう、もう!あッ! 』
ズルリと身体を下げた時には停止の言葉は遅く、含まれた生暖かい咥内によって腰は震えシーツを掴んでいた片方の手はスカートの上から海斗の頭を抑えた
「 ....ンッ、颯さんの、やらしい味.... 」
『 はっ、あっ! 』
御無沙汰過ぎるから、咥内の湿りと熱に其だけでイきそうになる
支えて掴んでるだけの片手は疎かだが、其でも舌は亀頭全体を舐め時にかする歯が尚更、神経を集中させる為に脳より先に身体は反応し感じてしまう
「 ン....ンッ、ふっ、ン.... 」
『 っ!くっ!ぁあっ!あぁっ、ッ、あっ! 』
閉じようにも無意識に出る声はオッサンが出すには高く女っぽくて恥ずかしくなってスカートを抑える片手ではない逆の手で口元に手を置き、声を殺す
『 ン"ンッ、ぁ、ん"っ! 』
じゅるっと唾液と共に吸われ、鈴口を舌先で弄り捩じ込むように動かしては窪みに舌を絡ませ、舐める辺り童貞と言うか未経験に思えないほど上手い
『 ぅう"っ、くっ!いっ、くっ! 』
生理的な涙は頬を流れ落ち、限界の身体は迫る絶頂感に逃れようと腰は引き、頭を抑える手に力は入る
『 あ"ぁっ!かいっ、で、っ、でるっ、からっ、はなせっ....!う"っ、くっ! 』
飲んだこともないような奴の咥内に吐き出すなんて、出来る訳もなくて
口を抑えていた手すら、離すために頭を押さえる方に廻れば脚の太股には力が入り、爪先はピンっと伸びてしまう
ダメなのに、身体は絶頂が来る事を待ち望み受け入れるように背中は反り上げ全身の力は隠る
『 あ"ぁあ、っ!!! 』
僅かに跳ねた瞬間に、溜まっている精子は勢いよく咥内へと吐き出し
その事によって朦朧とする頭は真っ白で、脱力感にシーツへと身を埋めれば
ゆっくりと亀頭から口を外した海斗は身体を起こし口元に触れる
視線の先に見える、彼が飲もうか出そうか戸惑ってるような様子に出せと言いたかったが其すら告げる気力はない
「 ゴホッ....結構、苦い.... 」
咳をした声に飲み込んだのかと、思い呼吸に合わせて溜め息は漏れる
『 吐き出せ、よ....ばか.... 』
「 そう、ですね....出そうか考えたんですが颯さんの精子なんてもったないでしょ?だから、飲みました 」
『 飲みました、じゃねぇよ.... 』
真面目を通り越して単なる馬鹿だと呆れる
絶頂感から多少落ち着いた身体は熱さに、脱ぎかけていたセーターに手をかける
『 ぬが、して.... 』
「 もう少し、その姿を楽しみたいと思ったんですがね.... 」
先にスカートを脱がし、そしてネックセーターと共に中に着ていた肌着も剥ぎ取られ、横へと無造作に落とされる
「 涙でメイク、ボロボロだな.... 」
『 っ.... 』
「 そんな貴方も、好きです.... 」
目を擦ろうとすれば手は掴まれ握られ、反対の手は頬へと触れられる
広く男らしいゴツゴツした手は、俺の細く薄い手なんて簡単に包める程に大きいと思う
俺より成長したんて、狡いよな....
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