1 / 3
第1話
しおりを挟む
目を覚ますとそこは病院だった。なぜ今病院にいるのか、そもそも自分は誰なのか分からなかった。少しでも記憶のヒントを探すために自分がいた部屋を見回した。壁には、日捲りカレンダーがあった。しかしそのカレンダーは、2028年9月17日を最後に捲られていなった。机には長い間、放置されていただろうカルテがあったそのカルテを見て、数分前の疑問の回答があった。
自分が相模日向であること。自分にコールドスリープが必要であった事を知った。
「とりあえず外にてみるか」
病院のロビーに着くと人気のなさに少し怖気付いた。コンビニは客を失い、カウンターには誰も居なかった。
足元には、おあつらえ向きに大きめのリュックサックが2個落ちていた。唐突に空腹感に襲われた。客も店員いないコンビニは違和感があった。
コンビニにあった食料と水を少し食べ残ったおにぎりやサンドウィッチなどをリュックに入れ病院を出ようとした時だった。奥の病室から怪しげな光が廊下に差し込んでいた。
自分が相模日向であること。自分にコールドスリープが必要であった事を知った。
「とりあえず外にてみるか」
病院のロビーに着くと人気のなさに少し怖気付いた。コンビニは客を失い、カウンターには誰も居なかった。
足元には、おあつらえ向きに大きめのリュックサックが2個落ちていた。唐突に空腹感に襲われた。客も店員いないコンビニは違和感があった。
コンビニにあった食料と水を少し食べ残ったおにぎりやサンドウィッチなどをリュックに入れ病院を出ようとした時だった。奥の病室から怪しげな光が廊下に差し込んでいた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ツーリスト・アドベンチャー
飛鳥弥生
SF
――ワープを繰り返し、亜空間ラムジェット旅客機に揺られること数時間。
遂にやってきました、ザッツ・リアルワールド。
ヴァーチャルワールドからの3泊5日の小旅行。
ゴースト
ニタマゴ
SF
ある人は言った「人類に共通の敵ができた時、人類今までにない奇跡を作り上げるでしょう」
そして、それは事実となった。
2027ユーラシア大陸、シベリア北部、後にゴーストと呼ばれるようになった化け物が襲ってきた。
そこから人類が下した決断、人類史上最大で最悪の戦争『ゴーストWar』幕を開けた。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる