7 / 10
〜謎解き②〜
しおりを挟む
マーブル四天王と初対面した翌日、東は
警察署に行った。事務所では、季楽羅が1人で
留守番してると扉をノックする音が聞こえて扉を
開けると、フードを被った男がいた。季楽羅は
男を事務所の中に入れて
「ごめんなさい、今うちの探偵は出掛けてて」
申し訳なさそうに言うとフードの男は
「そっかぁ~、それは残念。久しぶりに東に
会いたかったんだけどなぁ~」
そう言い、季楽羅が
「もしかして、東さんのお知り合いですか?」
そう聞くと男はフードを脱いで
「俺、東の心友!」
そう言い、季楽羅は
「そうなんですか!?」
驚いて聞くと男は
「うん、ところで君誰?」
そう聞き、季楽羅は
「私、東さんの助手の愛乃紅 季楽羅です」
自己紹介すると男は
「へぇ~、東、助手雇ったんだ~。それじゃぁ、
東によろしく言っといて」
そう言ってフードを被り、事務所を出た。
数時間後、東が帰ってきて
「ただいま、季楽羅」
そう言い、季楽羅が
「おかえりなさい東さん。今日東さんの
心友の方が来ましたよ」
そう言うと東は
「季楽羅、それ本当か!?」
驚きと焦り表情で聞き、季楽羅は
「え?、はい。名前は聞きそびれちゃったけど
見た目はスゴく特徴的でした。髪は紫と白の
インナーカラーで、左目に眼帯をつけてました」
そう言うと東は
(紫と白の髪色。左目に眼帯。その特徴、
確実に魔柊だけど、どうしてここに)
妙に思い、
「何か言われなかった?」
そう聞くと季楽羅は
「いえ、特には。東さんに会えなくて残念そうに
してました」
そう言い、東は
「そっか....僕も、久しぶりに会いたいなぁ」
悲しげな表情で呟いた。
翌日、東は警察署に行き、蔵人に会って
「流宇斗さんが言ってた事、覚えてますか?」
そう聞き、蔵人は
「四天王と言うワードですか~?」
そう聞くと東が
「はい。四天王と言う事は流宇斗さんのような人
が残り3名いると言う事になります」
そう言い、蔵人が
「そして、あの方たちより強いマロと言う名の
ボスもいるんですよね~。東君、大丈夫ですか?」
そう言うと東は
「はい。僕が全て解決してみせます」
そう言い、蔵人は
「期待してますよ~、東君」
そう言った。その後、東が事務所に帰ると
亜蘭がいて
「兄貴、助けてくれ」
そう言ってきた。東が
「亜蘭?、どうした、何があった」
そう言うと亜蘭は
「2日前、俺の店再オープンしたんだけど、
昨夜放火されたんだ」
そう言い、東が
「放火?」
眉間に皺を寄せて言うと亜蘭が
「頼む兄貴!、犯人見つけてくれ!」
頼んで、東は
「任せて。僕が必ず見つけだす」
そう言った。
翌日、亜蘭の店の防犯カメラの映像データを貰い、
確認すると犯人が映っていたが、その犯人は
集団犯で服の背中部分にスペードドクロのマーク
があった。東は
「マーブル」
そう呟き、警察署に行って蔵人に映像を見せると
蔵人は
「どうやって捕まえましょうか~」
そう言うと東は
「マーブルを、おびき出します」
そう言い、蔵人は
「どうやってですか~?」
そう聞くと東は
「新オープンです」
そう言い、事務所に戻って亜蘭を呼んで、東が
「亜蘭、お前に店をやる」
そう言うと亜蘭は
「はぁ?、何言ってんだよ兄貴」
そう言い、東が
「建物を1つ買って亜蘭の新しい店にする」
そう言うと亜蘭は
「それはありがたいけど、そんな事して
どうやって捕まえるんだよ」
そう言い、東は
「新しい店を出して宣伝すると、奴らはおそらく
また来るはずだ」
そう言うと亜蘭が
「でも、もし来なかったら?」
そう聞き、東は
「いや、必ず来てくれるはずだよ」
そう言って翌日には新しい店を見つけて
買い取って亜蘭はそこで働き始めたが、初日で
1000人を超える客が来て、東が
「スゴいな亜蘭、初日だけでこんなに客を
呼び込むなんて」
感心して褒めると亜蘭は
「当然だろっ!、俺は世界1のシェフだぜ」
自慢気に言い、それから1週間が経ち、亜蘭が
「全然来ねぇぞ兄貴」
そう言うと東は
「大丈夫。時期に来るよ」
そう言い、深夜になって怪しい男たち7人が来て
店の周りにガソリンを撒いてライターで火を
つけようとした時、隠れていた東と蔵人が姿を
見せて、東が
「マーブルの皆さん、こんばんは。」
挨拶すると金髪の男が
「オッドアイ?、まさかお前、春夏秋冬 東か!」
そう言い、東が
「はい」
そう言うと赤短髪の男が
「まさか本物に会えるなんてな、マロ様の
言ってた事は本当だったのか」
そう言い、東が
「それでは警察に行きましょうか。ライターを
渡してください」
そう言って右手を前に伸ばすと金髪の男は
「は~い」
そう言い、ライターを店の方に投げた。だが、
蔵人が一瞬で動いてライターを掴んで
「何やってるんですか~」
そう言って男の側頭部に蹴りを当てて気絶させた。
赤髪の男が
「こいつ速っ!」
そう言った瞬間、蔵人は体勢を変えて
後ろ回し蹴りを当てた。他の男がナイフを出して
「この野郎っ!」
怒声で言い、刺そうとしたが、東が一瞬で近づいて
側頭部に蹴りを当てて、蔵人が
「感謝します。東君」
礼を言うと東が
「こちらこそ」
そう言い、伏せて蔵人の背後の男に低い位置から
脚技を当てて、蔵人はジャンプして東の背後の
男の顔面に脚技を当てた。それを見ていた
残り2人の男は
「おい、こいつらヤベェぞ」「逃げなきゃ、
俺らまで殺される」
そう言い、恐れて逃げようとした時、特殊な車音
が聞こえて男たちは立ち止まり、冷や汗をかいて
怯え出した。1台の車が店の前に停まり、
中から緑髪と金髪のインナーカラーで
パーマヘアーの男が出てきた。緑金髪の男が
「君たち何してんの~」
笑いながら言うと男たちは
「織音様、どうして、ここに」
震える声で言い、緑金髪の男は
「質問に答えなよ~」
そう言うと男たちは
「俺たちは、ただマロ様に気に入られてる東に
弟がいるって聞いて弟の店を消して俺たちが
東を絶望させてやりたかっただけで。こんな奴が
マロ様のお気に入りなんて納得いかなくて」
そう話し、緑金髪の男が
「そんなくっだらねぇー理由で東君に迷惑
かけたの?、君たち、もう生きてる価値無いね~」
笑いながら言うと男たちは
「待ってください!、俺たちマロ様に謝罪
するので、どうか許してください!」
怯えながら焦るように頼み、緑金髪の男は
「無理ー、マロ様はずっと君たちの事見てたけど
許す気は無いってー」
そう言うと男たちは
「え!?、ずっと、見てた?」
疑問口調で言い、緑金髪の男は
「もちろん。マロ様はマーブルメンバー全員の事を
いつも見てくれているからさ~、しかも君たち
俺の指示以外で動いたから生きてる価値無いし、
君たちの声聞くと耳が腐るから、せめて断末魔で
俺を楽しませろよ」
そう言った次の瞬間、男たちの両腕が斬れて
地面に落ちて斬れた部分からは大量出血した。
男たちは
「ゔわぁぁーー、腕がーー!!」
痛みに苦しみ叫んで、東と蔵人が緑金髪の男を
見ると両手に刀のような物を装備していた。東が
(あれは、カタール!?)
そう思うと緑金髪の男は
「いい声だなぁー、もっと断末魔を聞かせて
くれよー」
楽しそうに言い、男たちの足を切断した。
男たちは
「もうやめでぐれーー!」「どうか、お許しを!」
泣き叫び、緑金髪の男が
「いい音色だなぁー、素晴らしい断末魔だ!!」
上機嫌に言うと蔵人が
「すみませ~ん、そのへんでやめておかないと
彼ら死んでしまいますよ~」
そう言い、緑金髪の男が
「君ぃ~誰?、俺の邪魔すんの?」
そう聞くと蔵人は
「私は神楽 蔵人と申します。あなたは何者
ですか~?」
そう言い、緑金髪の男は
「俺?、俺はマーブル四天王の
豊暗 織音(とよくらおりお)だ」
名乗ると蔵人は
「やはり四天王でしたか。警察としてこれ以上
彼らを傷つけたら、私が黙っていませんよ~」
そう言い、織音は
「おもしれぇー事言うじゃねぇか、じゃぁ
力ずくで止めてみろよ」
そう言うと蔵人に一瞬で距離を詰めて装備して
いる刀で蔵人を斬ろうとしたが、蔵人は避けて
織音の腹部に蹴りを当てようとしたが、織音は
空中に飛んで落下を利用したかかと落としを
当てたが、蔵人は両腕で防いで織音は空中を
1回転して後方に下がり、再び蔵人に向かって
行き、刀で蔵人の眼球を刺そうとして、蔵人は
瞬時に伏せたが、その方向に織音は脚技を
繰り出して蔵人の顔面に当てて吹っ飛ばした。
織音は
「そろそろ死の断末魔を聞かせてもらうぜー」
そう言い、蔵人にトドメを刺そうとしたが、
車から男性が出てきて
「織音様、そろそろお時間です」
そう言うと織音は立ち止まり、
「もうそんな時間かぁー、じゃぁすぐ終わるから
待ってて~」
そう言い、蔵人が
「彼らを殺すつもりですか」
そう言うと織音は
「そんな事しなくても、あいつらもう出血死
してるから意味ねぇよ。それに俺は、東君と
お話しに来ただけだから」
そう言って東に近寄り、
「君が東君?、綺麗な瞳だね~」
笑顔で言い、東が
「あなたも四天王なんですか」
そう言うと織音は
「そうだぜ~。今日お話したかったけど時間が
ないから今度ゆっくりお話しような」
そう言い、蔵人と目を合わせて
「蔵人だっけ?、お前となら本気で
楽しめそうだよ」
笑顔で言うと車に乗り、どこかに行った。東が
蔵人に近寄り、
「蔵人さん、大丈夫ですか」
そう言うと蔵人は
「はい。大丈夫です」
そう言い、東が
「流宇斗さんも速かったですが、織音さんも
かなりの速度持ちでしたね」
そう言うと蔵人は
「それに、あの武器をどこで入手したん
でしょうね~」
そう言い、東が
「インド刀剣のカタール。あれは、輸入困難で
日本で所持してる人はいないはずですが」
そう言うと蔵人のスマホが鳴り、電話に出ると
『神楽さん、今すぐ署に戻ってきてください』
そう言われて、蔵人は
「分かりました。すぐに戻ります」
そう伝えて、電話を切って
「東君すみません。急用で今から署に戻ります」
そう言い、警察署に向かった。東は事務所に
帰ると季楽羅が
「おかえりなさい東さん!」
笑顔で言い、東は
「ただいま季楽羅」
そう言った。季楽羅は眠そうにしながら
「今日も遅かったですねぇ~」
そう言い、東が
「ああ。少し厄介な事になっちゃって」
そう言うと季楽羅は
「そうだったんですか、お疲れ様です。じゃぁ
私は、お先に寝ますねぇ。お休みなさ~い」
寝ぼけた表情と声で言い、自分の部屋に入った。
東も自分の部屋に入ってマーブルについて
調べたが、なぜかマーブルについてのサイトや
ネット記事には入れなくて、東は
「どうしても入れたくないのか。
マーブルのハッカーは、とても辣腕ですね」
そう言い、現時点で分かってる事だけで
推理をした。
警察署に行った。事務所では、季楽羅が1人で
留守番してると扉をノックする音が聞こえて扉を
開けると、フードを被った男がいた。季楽羅は
男を事務所の中に入れて
「ごめんなさい、今うちの探偵は出掛けてて」
申し訳なさそうに言うとフードの男は
「そっかぁ~、それは残念。久しぶりに東に
会いたかったんだけどなぁ~」
そう言い、季楽羅が
「もしかして、東さんのお知り合いですか?」
そう聞くと男はフードを脱いで
「俺、東の心友!」
そう言い、季楽羅は
「そうなんですか!?」
驚いて聞くと男は
「うん、ところで君誰?」
そう聞き、季楽羅は
「私、東さんの助手の愛乃紅 季楽羅です」
自己紹介すると男は
「へぇ~、東、助手雇ったんだ~。それじゃぁ、
東によろしく言っといて」
そう言ってフードを被り、事務所を出た。
数時間後、東が帰ってきて
「ただいま、季楽羅」
そう言い、季楽羅が
「おかえりなさい東さん。今日東さんの
心友の方が来ましたよ」
そう言うと東は
「季楽羅、それ本当か!?」
驚きと焦り表情で聞き、季楽羅は
「え?、はい。名前は聞きそびれちゃったけど
見た目はスゴく特徴的でした。髪は紫と白の
インナーカラーで、左目に眼帯をつけてました」
そう言うと東は
(紫と白の髪色。左目に眼帯。その特徴、
確実に魔柊だけど、どうしてここに)
妙に思い、
「何か言われなかった?」
そう聞くと季楽羅は
「いえ、特には。東さんに会えなくて残念そうに
してました」
そう言い、東は
「そっか....僕も、久しぶりに会いたいなぁ」
悲しげな表情で呟いた。
翌日、東は警察署に行き、蔵人に会って
「流宇斗さんが言ってた事、覚えてますか?」
そう聞き、蔵人は
「四天王と言うワードですか~?」
そう聞くと東が
「はい。四天王と言う事は流宇斗さんのような人
が残り3名いると言う事になります」
そう言い、蔵人が
「そして、あの方たちより強いマロと言う名の
ボスもいるんですよね~。東君、大丈夫ですか?」
そう言うと東は
「はい。僕が全て解決してみせます」
そう言い、蔵人は
「期待してますよ~、東君」
そう言った。その後、東が事務所に帰ると
亜蘭がいて
「兄貴、助けてくれ」
そう言ってきた。東が
「亜蘭?、どうした、何があった」
そう言うと亜蘭は
「2日前、俺の店再オープンしたんだけど、
昨夜放火されたんだ」
そう言い、東が
「放火?」
眉間に皺を寄せて言うと亜蘭が
「頼む兄貴!、犯人見つけてくれ!」
頼んで、東は
「任せて。僕が必ず見つけだす」
そう言った。
翌日、亜蘭の店の防犯カメラの映像データを貰い、
確認すると犯人が映っていたが、その犯人は
集団犯で服の背中部分にスペードドクロのマーク
があった。東は
「マーブル」
そう呟き、警察署に行って蔵人に映像を見せると
蔵人は
「どうやって捕まえましょうか~」
そう言うと東は
「マーブルを、おびき出します」
そう言い、蔵人は
「どうやってですか~?」
そう聞くと東は
「新オープンです」
そう言い、事務所に戻って亜蘭を呼んで、東が
「亜蘭、お前に店をやる」
そう言うと亜蘭は
「はぁ?、何言ってんだよ兄貴」
そう言い、東が
「建物を1つ買って亜蘭の新しい店にする」
そう言うと亜蘭は
「それはありがたいけど、そんな事して
どうやって捕まえるんだよ」
そう言い、東は
「新しい店を出して宣伝すると、奴らはおそらく
また来るはずだ」
そう言うと亜蘭が
「でも、もし来なかったら?」
そう聞き、東は
「いや、必ず来てくれるはずだよ」
そう言って翌日には新しい店を見つけて
買い取って亜蘭はそこで働き始めたが、初日で
1000人を超える客が来て、東が
「スゴいな亜蘭、初日だけでこんなに客を
呼び込むなんて」
感心して褒めると亜蘭は
「当然だろっ!、俺は世界1のシェフだぜ」
自慢気に言い、それから1週間が経ち、亜蘭が
「全然来ねぇぞ兄貴」
そう言うと東は
「大丈夫。時期に来るよ」
そう言い、深夜になって怪しい男たち7人が来て
店の周りにガソリンを撒いてライターで火を
つけようとした時、隠れていた東と蔵人が姿を
見せて、東が
「マーブルの皆さん、こんばんは。」
挨拶すると金髪の男が
「オッドアイ?、まさかお前、春夏秋冬 東か!」
そう言い、東が
「はい」
そう言うと赤短髪の男が
「まさか本物に会えるなんてな、マロ様の
言ってた事は本当だったのか」
そう言い、東が
「それでは警察に行きましょうか。ライターを
渡してください」
そう言って右手を前に伸ばすと金髪の男は
「は~い」
そう言い、ライターを店の方に投げた。だが、
蔵人が一瞬で動いてライターを掴んで
「何やってるんですか~」
そう言って男の側頭部に蹴りを当てて気絶させた。
赤髪の男が
「こいつ速っ!」
そう言った瞬間、蔵人は体勢を変えて
後ろ回し蹴りを当てた。他の男がナイフを出して
「この野郎っ!」
怒声で言い、刺そうとしたが、東が一瞬で近づいて
側頭部に蹴りを当てて、蔵人が
「感謝します。東君」
礼を言うと東が
「こちらこそ」
そう言い、伏せて蔵人の背後の男に低い位置から
脚技を当てて、蔵人はジャンプして東の背後の
男の顔面に脚技を当てた。それを見ていた
残り2人の男は
「おい、こいつらヤベェぞ」「逃げなきゃ、
俺らまで殺される」
そう言い、恐れて逃げようとした時、特殊な車音
が聞こえて男たちは立ち止まり、冷や汗をかいて
怯え出した。1台の車が店の前に停まり、
中から緑髪と金髪のインナーカラーで
パーマヘアーの男が出てきた。緑金髪の男が
「君たち何してんの~」
笑いながら言うと男たちは
「織音様、どうして、ここに」
震える声で言い、緑金髪の男は
「質問に答えなよ~」
そう言うと男たちは
「俺たちは、ただマロ様に気に入られてる東に
弟がいるって聞いて弟の店を消して俺たちが
東を絶望させてやりたかっただけで。こんな奴が
マロ様のお気に入りなんて納得いかなくて」
そう話し、緑金髪の男が
「そんなくっだらねぇー理由で東君に迷惑
かけたの?、君たち、もう生きてる価値無いね~」
笑いながら言うと男たちは
「待ってください!、俺たちマロ様に謝罪
するので、どうか許してください!」
怯えながら焦るように頼み、緑金髪の男は
「無理ー、マロ様はずっと君たちの事見てたけど
許す気は無いってー」
そう言うと男たちは
「え!?、ずっと、見てた?」
疑問口調で言い、緑金髪の男は
「もちろん。マロ様はマーブルメンバー全員の事を
いつも見てくれているからさ~、しかも君たち
俺の指示以外で動いたから生きてる価値無いし、
君たちの声聞くと耳が腐るから、せめて断末魔で
俺を楽しませろよ」
そう言った次の瞬間、男たちの両腕が斬れて
地面に落ちて斬れた部分からは大量出血した。
男たちは
「ゔわぁぁーー、腕がーー!!」
痛みに苦しみ叫んで、東と蔵人が緑金髪の男を
見ると両手に刀のような物を装備していた。東が
(あれは、カタール!?)
そう思うと緑金髪の男は
「いい声だなぁー、もっと断末魔を聞かせて
くれよー」
楽しそうに言い、男たちの足を切断した。
男たちは
「もうやめでぐれーー!」「どうか、お許しを!」
泣き叫び、緑金髪の男が
「いい音色だなぁー、素晴らしい断末魔だ!!」
上機嫌に言うと蔵人が
「すみませ~ん、そのへんでやめておかないと
彼ら死んでしまいますよ~」
そう言い、緑金髪の男が
「君ぃ~誰?、俺の邪魔すんの?」
そう聞くと蔵人は
「私は神楽 蔵人と申します。あなたは何者
ですか~?」
そう言い、緑金髪の男は
「俺?、俺はマーブル四天王の
豊暗 織音(とよくらおりお)だ」
名乗ると蔵人は
「やはり四天王でしたか。警察としてこれ以上
彼らを傷つけたら、私が黙っていませんよ~」
そう言い、織音は
「おもしれぇー事言うじゃねぇか、じゃぁ
力ずくで止めてみろよ」
そう言うと蔵人に一瞬で距離を詰めて装備して
いる刀で蔵人を斬ろうとしたが、蔵人は避けて
織音の腹部に蹴りを当てようとしたが、織音は
空中に飛んで落下を利用したかかと落としを
当てたが、蔵人は両腕で防いで織音は空中を
1回転して後方に下がり、再び蔵人に向かって
行き、刀で蔵人の眼球を刺そうとして、蔵人は
瞬時に伏せたが、その方向に織音は脚技を
繰り出して蔵人の顔面に当てて吹っ飛ばした。
織音は
「そろそろ死の断末魔を聞かせてもらうぜー」
そう言い、蔵人にトドメを刺そうとしたが、
車から男性が出てきて
「織音様、そろそろお時間です」
そう言うと織音は立ち止まり、
「もうそんな時間かぁー、じゃぁすぐ終わるから
待ってて~」
そう言い、蔵人が
「彼らを殺すつもりですか」
そう言うと織音は
「そんな事しなくても、あいつらもう出血死
してるから意味ねぇよ。それに俺は、東君と
お話しに来ただけだから」
そう言って東に近寄り、
「君が東君?、綺麗な瞳だね~」
笑顔で言い、東が
「あなたも四天王なんですか」
そう言うと織音は
「そうだぜ~。今日お話したかったけど時間が
ないから今度ゆっくりお話しような」
そう言い、蔵人と目を合わせて
「蔵人だっけ?、お前となら本気で
楽しめそうだよ」
笑顔で言うと車に乗り、どこかに行った。東が
蔵人に近寄り、
「蔵人さん、大丈夫ですか」
そう言うと蔵人は
「はい。大丈夫です」
そう言い、東が
「流宇斗さんも速かったですが、織音さんも
かなりの速度持ちでしたね」
そう言うと蔵人は
「それに、あの武器をどこで入手したん
でしょうね~」
そう言い、東が
「インド刀剣のカタール。あれは、輸入困難で
日本で所持してる人はいないはずですが」
そう言うと蔵人のスマホが鳴り、電話に出ると
『神楽さん、今すぐ署に戻ってきてください』
そう言われて、蔵人は
「分かりました。すぐに戻ります」
そう伝えて、電話を切って
「東君すみません。急用で今から署に戻ります」
そう言い、警察署に向かった。東は事務所に
帰ると季楽羅が
「おかえりなさい東さん!」
笑顔で言い、東は
「ただいま季楽羅」
そう言った。季楽羅は眠そうにしながら
「今日も遅かったですねぇ~」
そう言い、東が
「ああ。少し厄介な事になっちゃって」
そう言うと季楽羅は
「そうだったんですか、お疲れ様です。じゃぁ
私は、お先に寝ますねぇ。お休みなさ~い」
寝ぼけた表情と声で言い、自分の部屋に入った。
東も自分の部屋に入ってマーブルについて
調べたが、なぜかマーブルについてのサイトや
ネット記事には入れなくて、東は
「どうしても入れたくないのか。
マーブルのハッカーは、とても辣腕ですね」
そう言い、現時点で分かってる事だけで
推理をした。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
ARIA(アリア)
残念パパいのっち
ミステリー
山内亮(やまうちとおる)は内見に出かけたアパートでAR越しに不思議な少女、西園寺雫(さいおんじしずく)と出会う。彼女は自分がAIでこのアパートに閉じ込められていると言うが……
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
嘘つきカウンセラーの饒舌推理
真木ハヌイ
ミステリー
身近な心の問題をテーマにした連作短編。六章構成。狡猾で奇妙なカウンセラーの男が、カウンセリングを通じて相談者たちの心の悩みの正体を解き明かしていく。ただ、それで必ずしも相談者が満足する結果になるとは限らないようで……?(カクヨムにも掲載しています)
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
時の呪縛
葉羽
ミステリー
山間の孤立した村にある古びた時計塔。かつてこの村は繁栄していたが、失踪事件が連続して発生したことで、村人たちは恐れを抱き、時計塔は放置されたままとなった。17歳の天才高校生・神藤葉羽は、友人に誘われてこの村を訪れることになる。そこで彼は、幼馴染の望月彩由美と共に、村の秘密に迫ることになる。
葉羽と彩由美は、失踪事件に関する不気味な噂を耳にし、時計塔に隠された真実を解明しようとする。しかし、時計塔の内部には、過去の記憶を呼び起こす仕掛けが待ち受けていた。彼らは、時間が歪み、過去の失踪者たちの幻影に直面する中で、次第に自らの心の奥底に潜む恐怖と向き合わせることになる。
果たして、彼らは村の呪いを解き明かし、失踪事件の真相に辿り着けるのか?そして、彼らの友情と恋心は試される。緊迫感あふれる謎解きと心理的恐怖が交錯する本格推理小説。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる