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後日談2③ プロポーズやりなおし※

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「あっ……んぅ……」

 そのまま、綺麗な三日月を描く彼の唇に、私のそれは奪われてしまった。
 啄むような口づけを繰り返していると、だんだんと深い口づけに変わっていく。
 波の音に隠れるようにして、くちゅくちゅと舌が絡み合う音が唇から漏れ出した。

「……あ……ん……」

 彼の大きな手がドレス越しに沈み込んできて、柔肉の形を変える。
 だんだんと硬くなってきた突起を、彼の長い指が衣服の上から摘まんできて優美に動かした。
 彼の片方の腕が、崩れ落ちそうな私の腰を支えてくる。
 身体を密着させながら口づけを交わし合っていると、アイゼン様の器官が猛っていることに気づいてしまった。

「ルビー、愛している……」

「アイゼン……様っ……あっ……」

 潔癖なアイゼン様とは思えない程の激しい口づけを施された頃には、私のショーツもしっとりと濡れてしまっていた。
 少しだけ生ぬるい潮風が、火照った頬を嬲り、スカートを翻させる。
 それと同時に、細身とは思えない逞しい二の腕に横抱きにされた。
 しばらく砂浜をざくざくと踏みしだいた後、岩礁に背を預けたアイゼン様と向き合う格好となる。

「アイゼン様っ……」

「ルビー……愛らしい君を見て、我慢が出来ないんだ」

 すると、彼がまた口づけてきた。
 几帳面な彼とは思えない程の荒々しい息遣いに戸惑いを隠せない。
 ドレスの裾をたくし上げられたかと思えば、彼の手が脚を何度も撫でた。
 ショーツの上から、彼が溝を何度も擦る。

「君も濡れてる」

 そんな風に言われ、頬をかあっと染めた。

「意地悪な言い方になってしまったみたいだね。嬉しかったんだ――君も私を求めてくれているのだと思ったら……」

 そのままショーツを砂浜にするりと落とされる。
 濡れた秘所が外気にさらされた。だがひんやりしたのは一瞬だった。
 すぐに、ぬらぬらと光らせる先端をあてがわれ、ものすごい熱量を感じる。

「あっ……」

 しばらく互いの秘部を絡ませ合う。
 ますますアイゼン様が滾っていく。
 彼の手が片足の膝裏に添えられ、ゆっくりと持ち上げられた。
 
「今更だけど、ルビーの中に入りたい」

 性急な動作でここまで来たが、今更確認をとってくるアイゼン様が少しだけおかしかった。

「……はい……」

 ぎゅっと彼の首にしがみつく。
 そそり立つ熱杭が、膣口を一気に穿った。

「あっ……く……ぅ……」

「ルビーの中、熱くて気持ちが良い」

 そのまま彼の熱塊で膣内をぐちゅぐちゅとかきまわされる。

「ああっ……あんっ、あっ……」

「ぎゅうぎゅうに締め付けてるね……」

 
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