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後日談
7※
しおりを挟むそわそわ落ち着かないでいると、背後から抱き寄せられてしまい、互いに密着する格好となった。
「きゃっ……!」
「リーリア……」
「あ……アーサー兄さま……」
彼の大きな掌が太ももを大きく撫でまわしてくると、女性の芯がきゅうっと疼いて反応する。
そのまま彼の指が滑らかに私の両脚の間に忍んできた。
長くて少しだけごつごつした指が、ぬるぬるとした花弁を割り入ると、芽を中心にくちくちと弄りはじめる。
「ふあっ……んんっ……あっ……」
「お前の声はいつだって可愛いかったが……小鳥のように囀っているのを聞いたら、大人になったんだなって思うな……」
「あっ、ああっ……」
彼の指が芽をどんどん弄ると、蜜口から蜜がとろとろと溢れ、両脚の間を流れ落ち、床にぽたぽたと落ちていくのが、恥ずかしくて仕方がない。
だんだんと擦られる速度が上がっていく。
快感が走ると、両脚が小鹿のように震えてどんどん立っていられなくなる。
「んんっ、アーサー兄さま……」
「リーリア……こんなに溢れさせて……ああ、まだお前が幼い頃は、色んな後片付けは俺がしてやってたんだったな……」
充血して膨れ上がった芽への刺激がどんどん増していく。
「兄さま、それ以上したら……」
「ほら、兄さまに身体を預けるんだ」
彼の胸板に背を預ける格好となった。
どんどん何も考えられなくなって……
「ああっ……――!」
アーサー兄さまの指で達してしまって、全身がびくびくと戦慄いた。
はあはあと肩で息をする私の身体を、ちゃんとアーサー兄さまが支えてくれる。
「リーリア……ああ、大人の女性の色香が……っ……!」
アーサー兄さまは、そこまで口にしたかと思うと、ハッとなる。
「……?」
「すまない、リーリア、俺は汗も流さないうちから、お前に至らぬことを……!」
「ええっと……」
熱に浮かされたかのようだったアーサー兄さまだったが、正気に戻ったようだ。
「このまま脱衣所で何かしでかしそうだ、すまない、歩けるか?」
「がくがくしてしまって……」
「だったら……」
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