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3日目

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 湖の周囲には朝靄がかかる。
 陽が差してきたものの、まだ静寂な森の中、ヒルダの甘ったるい嬌声が響き続けてきた。

「あっ、ああっ、気持ち良い……ジークっ……」

「俺もだよ、ヒルダ……」

 四つん這いになったヒルダの臀部に向かって、膝立ちになったジークフリートが下腹を撃ちつけていた。
 湿った肌同士がぶつかりあって、パチュンパチュンと淫らな水音が響く。
 快楽が増強しているからか、女性の芯の奥深くを何度も刺激され、全身にびりびりと快楽が駆けるたびに、甘ったるい声が漏れ出てしまう。
 ぶつかり合うたびに、露出した乳房がたゆたゆと揺れ動き、結合部からは愛蜜が溢れだした。

「っあっ……ああっ……」

「ああ、奥突くたびに、君が締め上げてくるから、ちょっと動くのも大変だな」

 大変だと口で言っているわりに、相手の腰遣いはますます早くなっていく。
 熱棒が最奥を何度も何度も突いてくるので、気持ち良さが勝ってくる。
 ヒルダの頭が白んでくると、相手の熱剣をぎゅうぎゅうと締め付けはじめた。

「ああ、また、きついな……出るよ……」

「あ、ああっ……――!」

 もう何度目か覚えていない。
 数え切れなほど、留まることを知らないほどに大量の精を、ヒルダは受け入れ続けていた。
 ジークフリートの両手にヒルダは腰を引き寄せられる。
 彼女の臀部に彼の下腹がぶつかって張り付くと同時に、胎内が熱で炙られるかのように熱くなった。
 溢れんばかりの精を注ぎこまれた後、蜜口がひくひくと相手を締め上げる。

「どれだけ出しても全部受け止めてくれるから、ヒルダは優しいね……」

「ジーク……あっ……」

 ジークフリートはヒルダの腰を強く引く寄せ、肉壁に熱剣を執拗に擦りつけてきた。
 擦られるたびに、腹の中が熱くなって、全身に光が満ちていくような感覚に陥る。

「ねえ、ヒルダ、こっちを向いてくれる」

「あ……」

 四つん這いだった身体を、逞しい腕に引き寄せられると、視界が大きく反転する。
 萎えても大きな根っこを軸に、相手の方へと向けられると、対面座位の格好となった。
 改まって向き合うと、気恥ずかしさは増したが、一晩中行為を続けられたため、気怠さが強かった。

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