【R18】いくらチートな魔法騎士様だからって、時間停止中に××するのは反則です!

おうぎまちこ(あきたこまち)

文字の大きさ
上 下
6 / 10

6※

しおりを挟む


 口腔内をひとしきり弄ばれたエリーの頬が勝手に火照っていく。
 彼の淫らな舌遣いは落ち着かず、くちゅくちゅと淫らな水音が室内を支配していき、互いあの間にどんどん熱気がこもっていく。
 そんなことをされながら、エリーは身に着けていた黒い騎士団の詰襟を外された後、全ての釦をぷちんぷちんと外されてしまい、ふっくらとしたお椀のような乳房がふるりと露わになってしまった。
 肌が冷気に晒され、ひんやりと冷たくなったが、羞恥で勝手に火照ってしまう。
 唇同士が離れると、間に淫猥な銀糸が伸びた。

「ずっとこうやって――君のことを愛でていたからだよ」

「え――?」

 そう言われ、はっとする。
 最近空間の歪みのようなものを感じていたことを思い出したのだ。

(最近頻回に感じていた空間の歪み……! あれはオズワルド様が引き起こしていたことだったの?)

「だったら、昨日の身体の上に乗っかっていたのは……」

 ――ショーンではなく……。

「そうだ、ご名答。この私だよ」

「どうして? こんなことをしなくても、オズワルド様なら女性から引く手あまたで……やんっ……!」

 彼の大きな掌が両乳房を包み込んでくると、上下にゆっくりと揉みしだきはじめた。

「あっ、やあっ、ああっ、あっ……」

「ほら、私が他の女性とどうなろうと、君にとってはどうでも良いんだ」

「そんなことは言ってなくて……そもそもオズワルド様は、今度結婚っ……ひゃあっ……!」

 何度も擦られている内に赤く尖ってしまった先端をきゅっと握られると、堪らず喘いでしまう。
 ひとしきり先端をくにくにと弄られと、息も絶え絶えになってしまった。
 全身が火照って仕方がない。

「そうは言ってもだ――現に君はショーンと飲みに行こうとしていただろう?」

「え?」

 どうして、オズワルド様がそのことを知っているのだろうか?

「ショーンとは飲みには……あ……」

 長身のオズワルドがローブを脱ぎ捨て、白シャツと黒い制服の下衣だけの姿になって、その場にしゃがみ込んだ。
 かと思えば、エリーが纏う魔法騎士団の下衣をショーツごと引きずり降ろされてしまう。片方の靴を脱がされると同時に、下衣の片方も脱がされてしまった。
 ただでさえ硬直した団員達がその場に立ち尽くしているというのに、相手の顔がちょうど露出した下半身の前にあって、エリーは羞恥でおかしくなってしまいそうだった。

「オズワルド様――何を――あっ……!」

「こうでもしないと、君は俺には靡いてはくれない、そうだろう、エリー?」

 両脚の間に彼の頭が埋められたかと思うと、長い指で柔肉とともに花弁を開かれ、紅く膨れた芽を食まれた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。

待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。

あの……殿下。私って、確か女避けのための婚約者でしたよね?

待鳥園子
恋愛
幼馴染みで従兄弟の王太子から、女避けのための婚約者になって欲しいと頼まれていた令嬢。いよいよ自分の婚期を逃してしまうと焦り、そろそろ婚約解消したいと申し込む。 女避け要員だったはずなのにつれない王太子をずっと一途に好きな伯爵令嬢と、色々と我慢しすぎて良くわからなくなっている王太子のもだもだした恋愛事情。

洞窟ダンジョン体験ツアー案内人役のイケメン冒険者に、ラッキースケベを連発してしまった私が患う恋の病。

待鳥園子
恋愛
人気のダンジョン冒険ツアーに参加してきたけど、案内人のイケメン冒険者にラッキースケベを連発してしまった。けど、もう一度彼に会いたいと冒険者ギルド前で待ち伏せしたら、思いもよらぬことになった話。

ブラック企業を退職したら、極上マッサージに蕩ける日々が待ってました。

イセヤ レキ
恋愛
ブラック企業に勤める赤羽(あかばね)陽葵(ひまり)は、ある夜、退職を決意する。 きっかけは、雑居ビルのとあるマッサージ店。 そのマッサージ店の恰幅が良く朗らかな女性オーナーに新たな職場を紹介されるが、そこには無口で無表情な男の店長がいて……? ※ストーリー構成上、導入部だけシリアスです。 ※他サイトにも掲載しています。

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた 当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

偶然同じ集合住宅の同じ階に住んでいるだけなのに、有名な美形魔法使いに付き纏いする熱烈なファンだと完全に勘違いされていた私のあやまり。

待鳥園子
恋愛
同じ集合住宅で同じ階に住んでいた美形魔法使い。たまに帰り道が一緒になるだけなんだけど、絶対あの人私を熱烈な迷惑ファンだと勘違いしてる! 誤解を解きたくても、嫌がられて避けられている気もするし……と思っていたら、彼の部屋に連れ込まれて良くわからない事態になった話。

魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて

アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。 二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――

赤ずきんちゃんと狼獣人の甘々な初夜

真木
ファンタジー
純真な赤ずきんちゃんが狼獣人にみつかって、ぱくっと食べられちゃう、そんな甘々な初夜の物語。

処理中です...