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後日談 魔王様の天使な養分
4※
しおりを挟む尻尾の先端が、私の両脚の間に差し入れられると、剥き出しの花弁を割り入って的確に入り口の中へと侵入するとウネウネと蠢きはじめる。
「ひあんッ……ああッ……あッ……」
「尻尾越しにもお前の中の温かさが伝わってくるな……ああ、もっと俺に近付いてくれよ」
「ひゃあッ……」
彼の両手が私の桃尻を掴んできた、沈み込んだ五指がゆっくりと柔らかな肉を揉みしだきはじめた。
「ふあっ、ああっ、あんっ、ああっ……」
下半身の複数箇所に与えられる快楽によって、泉のごとく沸いてきた蜜が両脚を流れ落ちていき、お父様の尻尾と両脚とを濡らしていく。
ブルブルと子犬のように戦慄いていると、真っ新なシーツにボタボタと愛蜜が零れて、厭らしいシミをつくっていった。
尻尾はまるで意思を持っているかのように、蜜道の間を蠢く。
「ああっ、あうっ……お父様っ……そんなに動いちゃ……動かしちゃ……ダメ……ですっ……」
「本当にダメなのか?」
「はう……もちろんで……」
沈み込んでくる指の動きが留まることはない。
「残念だが……羽根が動いてるぞ……」
「え……あ……嘘っ……」
ズンと尻尾の先端が奥深くに侵入してきて、子宮口を揺さぶりはじめる。
「ひゃあっ……あっ、お父様っ……そんな奥を刺激しちゃ……ダメッ、あっ、そこ、特におかしい……」
「ああ、ここが良いのか……?」
やたらとザラついた箇所を集中的に弄られ始める。
「ダメ……ですッ、お父様ッ……そこは、それ以上したら、おかしくなる……ああッ……!!」
下腹から脳髄まで一気に電流のような快楽が駆け上がっていく。
膝立ちしていた私だったが、脚がガクガク震えてきて、そのままの体勢を保っていられなくなってしまい、お父様の逞しい首にぎゅっとしがみついた。
火照った下肢の間から、ベリアルお父様の尻尾が引き抜かれると、あられもない量の蜜がぼたぼたと落ちていく。
「ふあ……はあ、はあ、はあ……」
「こんなにも俺の肌を濡らしてきて……厭らしい子に育ったな……セラフィー」
耳朶を食まれながら囁かれると、羞恥が走る。
「あッ……」
そっと彼の両腕に抱き寄せられ、頬ずりされると、彼のサラサラの黒髪が触れた。
「お前が俺を誘ってくるから、もう俺もこんな加減だ……」
「あ……」
ちょうど脚の間に、彼の熱杭を感じてしまって、なんだか気恥ずかしかった。
彼が私の綿菓子みたいな髪を、長い指で梳きながら告げてくる。
「なあ、セラフィーは昔から抱っこが好きだったよな?」
「……はい……大好き……です……お父様の抱っこ……」
「だったら、ほら――このまま俺の上に跨がってみろ……」
「お父様の上に……?」
「ああ、お前から俺にだ……」
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