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転生したら床のシミだった件
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いや、怖いよ、
床のしみって。
なかなかとれないよね。
今回俺は、それに転生しました。
「…イヤダァァァ!!」
なに!?なんなのかしら!
転生したら、床のしみって…笑えねぇぞ、おい!
そして、その何年か後に、業者が来て、この気持ち悪いシミを、とって下さいといい、何時間かかけられて、わたくし、成仏いたしましたわ。
「…もし、この世に転生先を決めている神がいるのなら、ぶち殺したいなぁ…」
理不尽な!
女神「いやぁ、世の中そんなに甘くねぇぞ!」
「女神出て来たぁぁぁぁ!!」
女神「オッス!おら女神!ワクワクしてきたぞ!」
「どのへん!?どの辺にわくわく要素あった!?あれか、俺が強敵にみえたのか!?床のしみってたしかに強いよな!」
女神「おめぇ、何言ってんだ?」
「…」
女神「…さて、茶番はこのくらいにしておいて、転生先があなたより不幸な方なんて、ごまんといますよ?」
「…へぇ、ざっと、どれくらい?」
女神「んー、だいたい10の二千六十乗くらいですね」
「…それは流石に多すぎだろぉぉおおおお!」
女神「いえいえ、事実ですから…ほら、自分の周りには少ししか人はいないけど、世の中には沢山居るでしょう?それです」
「それです、じゃねぇぇえ!さりげなく悲しいこと言うなよ!」
女神「とりあえず、意識を継いだまま転生する人は、そこまでいません。だいたい、10の千乗くらいです」
「それでも、多いが…たしかに、そうだな。もしその話が本当なら、いいぜ…また転生してやる!俺の名は!転生太郎!」
女神「わー、すごい」
「アー、このヨイショ感堪んねぇ~」
女神「では、行ってらっしゃい~」
「はい~」
太郎、転生!
女神「ま、本当の数は、それらにどんな数をかけてもたどり着けないほど、膨大な数字なんですけれどね」
床のしみって。
なかなかとれないよね。
今回俺は、それに転生しました。
「…イヤダァァァ!!」
なに!?なんなのかしら!
転生したら、床のしみって…笑えねぇぞ、おい!
そして、その何年か後に、業者が来て、この気持ち悪いシミを、とって下さいといい、何時間かかけられて、わたくし、成仏いたしましたわ。
「…もし、この世に転生先を決めている神がいるのなら、ぶち殺したいなぁ…」
理不尽な!
女神「いやぁ、世の中そんなに甘くねぇぞ!」
「女神出て来たぁぁぁぁ!!」
女神「オッス!おら女神!ワクワクしてきたぞ!」
「どのへん!?どの辺にわくわく要素あった!?あれか、俺が強敵にみえたのか!?床のしみってたしかに強いよな!」
女神「おめぇ、何言ってんだ?」
「…」
女神「…さて、茶番はこのくらいにしておいて、転生先があなたより不幸な方なんて、ごまんといますよ?」
「…へぇ、ざっと、どれくらい?」
女神「んー、だいたい10の二千六十乗くらいですね」
「…それは流石に多すぎだろぉぉおおおお!」
女神「いえいえ、事実ですから…ほら、自分の周りには少ししか人はいないけど、世の中には沢山居るでしょう?それです」
「それです、じゃねぇぇえ!さりげなく悲しいこと言うなよ!」
女神「とりあえず、意識を継いだまま転生する人は、そこまでいません。だいたい、10の千乗くらいです」
「それでも、多いが…たしかに、そうだな。もしその話が本当なら、いいぜ…また転生してやる!俺の名は!転生太郎!」
女神「わー、すごい」
「アー、このヨイショ感堪んねぇ~」
女神「では、行ってらっしゃい~」
「はい~」
太郎、転生!
女神「ま、本当の数は、それらにどんな数をかけてもたどり着けないほど、膨大な数字なんですけれどね」
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