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** Another side** part1
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【では、これよりシューターがスタートします。ターゲットの皆さん頑張って逃げ給え!では狩りスタート!!】
声が渡る様にラコット__ガラス製の球の魔具___を敷地全体に浮かせている。
これは、マイクを通して声が響くしカメラ代りにもなる。
いろんな種類のラコットがあるが、今回は放送に適した物を用意した。
「会長、一見シューターが有利と捉えられがちですけど、ターゲットの方が有利じゃ無いですか?」
俺がスタートの合図を切って全体映像を眺めてたら、書記のカウェラがそう言って来た。
「まあそうだな。シューターは下位魔法しか使えないが、ターゲットは制限なく使えるしな。だが、中等部でそこまで高度な魔術使える生徒もそうそう居ない。居てもSかAクラスくらいだろう」
「まあ、確かにそうですね.....」
このゲーム、高等部でやったら面白そうだけど。マジな戦場になりそうだ。
「さ、誰が一番に開戦の狼煙をあげるか見もの.......《ヒットヒットヒットヒットヒット》お?」
開始5分も経たぬ内に5ヒットした奴が出た。
誰を誰がヒットしたのか、スクリーンに映し出される。
えーと、確かこいつは.....
「1年の従者クラスのユーラス・シュリアンですね」
「あー、確かシアン国の第三皇子の従者か。初等部の頃かなり有名だったよな」
「えぇ、格好から容姿から目立ってましたね」
初等部の頃見た時と変わらず、大量のアクセを付けている。
大量のアクセをジャラジャラ付けていると、チャラく見える筈なのだが不思議とそういう印象は生まれない。
シュリアンを映していたラコットの映像を巻き戻して見ると、1発の弾を撃った瞬間5つに分かれてそれぞれ的に向って飛んで行き、5発とも命中したその腕前に俺らは呆然とした。
「あんな高度魔術、下位レベルで出来るんですか?しかも、1年で.....」
「まあ、魔具が反応してないからな。すげえな.....」
撃った本人はシレッと当然の様な表情で、もはや本職ではなかろうか。
そんな話をしていると、徐々にヒットが増えて来た。
さあ、シューターに手強い鬼がいる中誰が生き残るか楽しみだ。
******
そろそろ主人公がどっちなのか決めなければいけない時期になってきました.....
どっちが良いんでしょうかね。リバもありか.....
声が渡る様にラコット__ガラス製の球の魔具___を敷地全体に浮かせている。
これは、マイクを通して声が響くしカメラ代りにもなる。
いろんな種類のラコットがあるが、今回は放送に適した物を用意した。
「会長、一見シューターが有利と捉えられがちですけど、ターゲットの方が有利じゃ無いですか?」
俺がスタートの合図を切って全体映像を眺めてたら、書記のカウェラがそう言って来た。
「まあそうだな。シューターは下位魔法しか使えないが、ターゲットは制限なく使えるしな。だが、中等部でそこまで高度な魔術使える生徒もそうそう居ない。居てもSかAクラスくらいだろう」
「まあ、確かにそうですね.....」
このゲーム、高等部でやったら面白そうだけど。マジな戦場になりそうだ。
「さ、誰が一番に開戦の狼煙をあげるか見もの.......《ヒットヒットヒットヒットヒット》お?」
開始5分も経たぬ内に5ヒットした奴が出た。
誰を誰がヒットしたのか、スクリーンに映し出される。
えーと、確かこいつは.....
「1年の従者クラスのユーラス・シュリアンですね」
「あー、確かシアン国の第三皇子の従者か。初等部の頃かなり有名だったよな」
「えぇ、格好から容姿から目立ってましたね」
初等部の頃見た時と変わらず、大量のアクセを付けている。
大量のアクセをジャラジャラ付けていると、チャラく見える筈なのだが不思議とそういう印象は生まれない。
シュリアンを映していたラコットの映像を巻き戻して見ると、1発の弾を撃った瞬間5つに分かれてそれぞれ的に向って飛んで行き、5発とも命中したその腕前に俺らは呆然とした。
「あんな高度魔術、下位レベルで出来るんですか?しかも、1年で.....」
「まあ、魔具が反応してないからな。すげえな.....」
撃った本人はシレッと当然の様な表情で、もはや本職ではなかろうか。
そんな話をしていると、徐々にヒットが増えて来た。
さあ、シューターに手強い鬼がいる中誰が生き残るか楽しみだ。
******
そろそろ主人公がどっちなのか決めなければいけない時期になってきました.....
どっちが良いんでしょうかね。リバもありか.....
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