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教室に入る前から騒動です①
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※軽めですが暴力シーンがありますのでご注意ください
久しぶりの僕のクラスだ!思わずぐいぐい蓮先輩連れて教室の扉の前まで到着した。
あ、そうだ!そもそも先輩とは学年すら違うんだった。
見送りし合うのも恋人っぽい♪
「僕の教室までありがとうございました!明日は僕が先輩の教室までお見送りしますね! あっ 放課後は僕がお迎えにいきますよ~えへへ」
『んー俺も今日からこのクラスに変えてもらおっかなー』
「え!?なんですかそのなんでもありな権力は!違うクラスだからこその楽しみもあるんですってば!」
『だって虫が寄ってきたらそれこそもう学校通えなくなるよ?』
「え?虫??まだシーズンじゃないから大丈夫ですよ!」
『夏樹はいつも食べごろだけどね~』
「へ?確かに僕O型だからなのかよく蚊にも刺されるんですよね~」
と先輩とほんわか雑談をしていたら、僕たちが扉前にいるから中に入れない生徒たちが増えてきていることに気づく。
「あ!ごめんねみんな!どうぞどうぞ!」
と扉前から退くが、みんな入らない・・・ん?なんか顔色悪くない?
は!先輩がいるからか!
「えっと!蓮先輩は優しい人だからみんな何もされないから大丈夫だからね!」
先輩のコミュ障を直していくためにも、先輩いいひとPRをせねば。と意気込んでいると、ぐいっと誰かに引っ張られたかと思うと目の前にスッと壁が.....あ、人の背中だ。
「すんません。こいつ先輩に何かしましたか?」
この声!久しぶりの綾人だ!!!
「綾人、久しぶり!おはよ!」
「いやいや、お前御堂先輩に絡まれてるんだろ・・・何を悠長な・・・・」
と小声で僕を振り返って話してくる。
『あーこいつがね。でっかい虫。そこどけ。』
先輩の威圧感に周囲の温度が一気に下がった気がする。
綾人は僕が先輩のパシリでもなっていると思っているんだ...確かに最初はそうだったけど....誤解を解かなきゃ。
と思って僕は慌てて綾人の制服をぐいっと掴んでこちらを振り向かせように話しかけた。
「えっとえっと!綾人!蓮先輩はね!・・・うわぁぁぁぁっ!!」
ガンッッッッッッ
という音とともに綾人がすごい勢いで横に飛んでいって廊下の壁に当たってズルズルと床に崩れ落ちた。
え!?一瞬の出来事ですぐには理解できなかったけれど、蓮先輩が綾人を横蹴りしたんだ・・・・
「綾人大丈夫?!」
と僕は綾人に駆け寄ってしゃがんで様子をうかがう。
「う...いきなりなんだよ....夏樹...俺のことはいいから逃げろって」
「違うんだよ!あのね!ひゃっ」
ぐいっと腕を掴まれてしゃがんだ体勢から引き起こされ、顎を強く掴まれ上を向かされる。先輩の温もりのないような冷たい視線が僕に向く。
『何他のやつ触ってるの? こいつって何か部活とかしてる?』
「ひぇ?サッカー部ですけど...」
すると先輩は僕を離して、綾人の方に向かう。
『ねぇ、羽虫から羽をもいだらどうなるんだろうね。』
「ぐっっ あ"あ"っっ!!!」
蓮先輩が綾人の足を踏みつけている。
『お前の足なんて簡単にへし折れるんだよ?俺のにこれから近づかないでくれるかなー』
まずいー!!!止めなきゃっっ
僕は先輩の足にしがみついた。
「蓮先輩、辞めてください!本当に折れちゃう!」
「ぐっ..おい...俺は大丈夫だから早く離れろって!」
『そんなに庇うほど大事なんだ。あーほんと消したいな。』
より力を入れたのか、聞いたこともないようなミシミシ音が聞こえてくる。
「う"!あ"あっっ!!」
まずい!先輩暴走モードに入ってる.....前に僕が誘拐されたときもしがみついたら止まってくれたのに.....
周りを見ても、先生もいるのに怖がって誰も近寄ってこない。
先輩の暴走モードどうしたら....
久しぶりの僕のクラスだ!思わずぐいぐい蓮先輩連れて教室の扉の前まで到着した。
あ、そうだ!そもそも先輩とは学年すら違うんだった。
見送りし合うのも恋人っぽい♪
「僕の教室までありがとうございました!明日は僕が先輩の教室までお見送りしますね! あっ 放課後は僕がお迎えにいきますよ~えへへ」
『んー俺も今日からこのクラスに変えてもらおっかなー』
「え!?なんですかそのなんでもありな権力は!違うクラスだからこその楽しみもあるんですってば!」
『だって虫が寄ってきたらそれこそもう学校通えなくなるよ?』
「え?虫??まだシーズンじゃないから大丈夫ですよ!」
『夏樹はいつも食べごろだけどね~』
「へ?確かに僕O型だからなのかよく蚊にも刺されるんですよね~」
と先輩とほんわか雑談をしていたら、僕たちが扉前にいるから中に入れない生徒たちが増えてきていることに気づく。
「あ!ごめんねみんな!どうぞどうぞ!」
と扉前から退くが、みんな入らない・・・ん?なんか顔色悪くない?
は!先輩がいるからか!
「えっと!蓮先輩は優しい人だからみんな何もされないから大丈夫だからね!」
先輩のコミュ障を直していくためにも、先輩いいひとPRをせねば。と意気込んでいると、ぐいっと誰かに引っ張られたかと思うと目の前にスッと壁が.....あ、人の背中だ。
「すんません。こいつ先輩に何かしましたか?」
この声!久しぶりの綾人だ!!!
「綾人、久しぶり!おはよ!」
「いやいや、お前御堂先輩に絡まれてるんだろ・・・何を悠長な・・・・」
と小声で僕を振り返って話してくる。
『あーこいつがね。でっかい虫。そこどけ。』
先輩の威圧感に周囲の温度が一気に下がった気がする。
綾人は僕が先輩のパシリでもなっていると思っているんだ...確かに最初はそうだったけど....誤解を解かなきゃ。
と思って僕は慌てて綾人の制服をぐいっと掴んでこちらを振り向かせように話しかけた。
「えっとえっと!綾人!蓮先輩はね!・・・うわぁぁぁぁっ!!」
ガンッッッッッッ
という音とともに綾人がすごい勢いで横に飛んでいって廊下の壁に当たってズルズルと床に崩れ落ちた。
え!?一瞬の出来事ですぐには理解できなかったけれど、蓮先輩が綾人を横蹴りしたんだ・・・・
「綾人大丈夫?!」
と僕は綾人に駆け寄ってしゃがんで様子をうかがう。
「う...いきなりなんだよ....夏樹...俺のことはいいから逃げろって」
「違うんだよ!あのね!ひゃっ」
ぐいっと腕を掴まれてしゃがんだ体勢から引き起こされ、顎を強く掴まれ上を向かされる。先輩の温もりのないような冷たい視線が僕に向く。
『何他のやつ触ってるの? こいつって何か部活とかしてる?』
「ひぇ?サッカー部ですけど...」
すると先輩は僕を離して、綾人の方に向かう。
『ねぇ、羽虫から羽をもいだらどうなるんだろうね。』
「ぐっっ あ"あ"っっ!!!」
蓮先輩が綾人の足を踏みつけている。
『お前の足なんて簡単にへし折れるんだよ?俺のにこれから近づかないでくれるかなー』
まずいー!!!止めなきゃっっ
僕は先輩の足にしがみついた。
「蓮先輩、辞めてください!本当に折れちゃう!」
「ぐっ..おい...俺は大丈夫だから早く離れろって!」
『そんなに庇うほど大事なんだ。あーほんと消したいな。』
より力を入れたのか、聞いたこともないようなミシミシ音が聞こえてくる。
「う"!あ"あっっ!!」
まずい!先輩暴走モードに入ってる.....前に僕が誘拐されたときもしがみついたら止まってくれたのに.....
周りを見ても、先生もいるのに怖がって誰も近寄ってこない。
先輩の暴走モードどうしたら....
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