33 / 88
本編
30*
しおりを挟む次の日、浴室で洗浄から解すところまでされた俺は再び義輝のモノを受け入れていた。
今日は何故か義輝はベッドに横になっており、その上に俺が跨り座って腰を動かしている体勢だ。俺はもう既に何回か果てていた。が、義輝はまだ1回くらいしかナカに出してない。
ゴム越しでは分からなかった義輝のモノが今ならよく分かる。
ナカを解したクリーム状の潤滑剤と義輝の精液がナカで混ぜられ結合部から粘着性のある音が立っていた。
「ん…ぁ…んんっ…」
「そうそう、上手だねぇ」
「やっ…ぁあ!!」
「あれ?ちょっとイッちゃった?」
なんて言って笑っているが、いきなり俺のモノを扱いてきたコイツのせいである。
「あぁっ…さ、わるなぁ…」
「いや、可愛く揺れているからつい触りたくなっちゃったんだ~。ごめーんね?」
「ン…んんっ…ちょっ…だからぁ!!ひっ…」
「俺もそろそろ出そうだからー…、一緒に行こう、ね!」
そう言った直後、腰を掴まれ、ベッドのスプリングを活かし下から突き上げてくる。
深いところに届く義輝のソレは俺のイイトコロを容赦なく攻め立ててきた。
「も、だめっ!!っ…ぁああ!!」
「っ…はぁ…」
ナカで義輝の熱が弾けるのを感じながらビクビクと身体を震わし下に居る義輝を見ると、色っぽい表情を浮かべていた。
崩れ落ちそうになる俺の身体を軽々支えるとその手で胸の頂きを摘んでグリグリと刺激を与えてくる。
その刺激にピクリと身体が反応してナカに入っている義輝のモノをギュッと締め付けてしまった。
「ナカが締まったね。ココも気持ち良いんだ?」
俺の締め付けに少し顔を歪める義輝の表情に『あぁ、ちゃんと気持ち良くなってるんだ』と思うと嬉しくなりナカがギュウギュウと締まり、さらに義輝のモノを締め付けてしまう。
「ン…はぁ…んんっ…よしき、よしき」
「はぁ…ん?…どーしたの?」
「きもちいい?」
「うん、ちゃんと気持ち良いよ。修兵は?」
という義輝の声にユルユルと腰を動かしながら「きもちいい」と伝えると吐き出したはずの義輝のモノが再び硬さを取り戻した。
「んんっ…ぁ…おおきくなったぁ…」
「可愛い表情でそーゆー事を言ってくるから」
「んっ…はぁ…よしきっ…」
「ん~?どーしたの?」
「うごいて!もっと、ン…きもちよく、してぇ!」
完全に理性が飛んだ俺は義輝にそうせがんでいた。その事に気を良くしたのか義輝は「素直な修兵も良いね」なんて笑いながら再び俺のナカを穿ち始めた。
ズチュンと奥へ入ったソレは容赦なくナカを掻き混ぜ、イイトコロをピンポイントで攻めてくる。
「んんっ…ぁ…ぁあっ…」
下から突いてくる義輝の動きに合わせて自分も義輝の腹筋に手を添えるように置くと腰を上下左右に動かす。
義輝は俺のそんな姿を目を細めて見ていた。キレイな顔をしたイケメンがその表情をすると破壊力が凄かった。
ああ、コレが俗に言う『王子様』というヤツかと思うほど顔が整っている。
そんなイケメンが俺を俺だけを見てくれている。その事実に優越感に近い何かが湧き上がってくる。
色っぽく歪んだ義輝の表情を見た瞬間に自分の限界が近づいてきたのを感じた。
「んんっ…も、だめっ…」
「あ、イキそうなんだ?」
という義輝の声に返事の代わりに何度も頷いた。義輝は胸から手を離すと、その手を移動した。そして、ぬちゃぬちゃと悩ましげに動いている俺の腰を両手でしっかりと掴んだ。
*
0
お気に入りに追加
191
あなたにおすすめの小説
オメガ転生。
桜
BL
残業三昧でヘトヘトになりながらの帰宅途中。乗り合わせたバスがまさかのトンネル内の火災事故に遭ってしまう。
そして…………
気がつけば、男児の姿に…
双子の妹は、まさかの悪役令嬢?それって一家破滅フラグだよね!
破滅回避の奮闘劇の幕開けだ!!
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!
SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、
帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。
性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、
お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。
(こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
愛欲の炎に抱かれて
藤波蕚
BL
ベータの夫と政略結婚したオメガの理人。しかし夫には昔からの恋人が居て、ほとんど家に帰って来ない。
とある日、夫や理人の父の経営する会社の業界のパーティーに、パートナーとして参加する。そこで出会ったのは、ハーフリムの眼鏡をかけた怜悧な背の高い青年だった
▽追記 2023/09/15
感想にてご指摘頂いたので、登場人物の名前にふりがなをふりました
ハッピーエンド
藤美りゅう
BL
恋心を抱いた人には、彼女がいましたーー。
レンタルショップ『MIMIYA』でアルバイトをする三上凛は、週末の夜に来るカップルの彼氏、堺智樹に恋心を抱いていた。
ある日、凛はそのカップルが雨の中喧嘩をするのを偶然目撃してしまい、雨が降りしきる中、帰れず立ち尽くしている智樹に自分の傘を貸してやる。
それから二人の距離は縮まろうとしていたが、一本のある映画が、凛の心にブレーキをかけてしまう。
※ 他サイトでコンテスト用に執筆した作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる