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本編
(15)推しと付き合い始めて性欲が抑えられなくなった*ー真SIDEー
しおりを挟む恋人となり数日後、ベッドは違えど同じ空間で寝ている推し…
親之と同室になって分かったことがある…いや、推しが寝静まるまでベッドの中で起きてるんだけど…
だって寝顔、見たい…
まぁ、それは置いておく…推しである親之様は一度寝るとほっぺにキスしようが頭を撫でようが起きない。実際に検証した結果だ…
起きてたら絶対に鼻血出る…自信がある!
なので、推しが寝静まってからトイレもしくは風呂で自慰をして己の欲望を鎮めていた…恋人になるまでは…
恋人になってからは何か胸が一杯でソコまでなかったけど…一旦落ち着いたらダメだった。
スースー寝ている推しの姿を見ると下半身に熱が集まった。寝ているだけで神秘だ。
寝相は良く、寝返りはうつがベッドから落ちたりとかは全くない。
その推しが寝返りをうち腹チラを頂いてしまった。不意打ちに腰が砕けそうになる…
チラリと見えたそこに指をスッと滑らせるとくすぐったいのか色っぽい声が漏れる。
正直に言おう…腰にキた。
意図せずゴクリと喉が鳴る。興奮か緊張なのか震える指でさらに撫でる。身動いでさらに衣服が乱れる。俺の興奮はもう止まらなかった。
気がつけば推しのズボンを引き抜き、下着も剥ぎ取りペニスを口に含みグチュグチュと愛撫を始めていた。
寝ていても反応してピクリと動くソレが愛おしい…
「んんっ…」と微かに喘ぐ推しに自分の息もかなり乱れている。限界が近いのかピクンと腰が動いた。直後、ペラリと布団が捲り上がる。
どうやら、起きてしまったらしい…まぁ、アレだけイタズラされたら起きない方がおかしい…
ドン引きされて振られるかもと思うよりも先に自分の欲望を優先させた。
そして、気がつけば組み敷かれて突っ込まれて鳴いていた。
「んひぃっ!ぁあっ…んんっ…も、らめらよぉっ!おかひくなるぅんんっ…」
「ゴメンね。もう少し付き合って。」
「んんっ…はぁっ…イクっ!んっ…」
俺の推しはセックスも凄かった…夜が明けるまで止まらなかった。その日は初めて休んだ。推しは登校したが、昼過ぎに帰ってきて「真がいないとつまらない」と一言。撃沈した。
*
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