122 / 123
8章:学園に入学したらしい
最終話:想いを君に
しおりを挟む
私は雪都様と向かい合うように布団から体を出してベッドサイドに座った。
雪都様も丸椅子に座って、緊張した雰囲気を醸し出しながら下を向いて目を閉じている。
私もだんだん緊張したきて、何言われるのか不安になってきた。
私はガッチガチになりながら雪都様が話し出すのを待つ。
雪都様は深く息を吐きゆっくりと目を開いて顔をあげる。
その姿があまりにも美しすぎて見惚れてしまった。
雪都様は私を見て、少し笑う。
「ふっ。なんで、璃杏様も緊張なさってるんですか。悪い話では無いので安心してください。」
優しく微笑んで雪都様は自分の手のひらをきつく握る。
「・・・・・・僕は、璃杏様のことが好きです。自分より人のことを優先するところは心配ですけどそれでも誰よりも優しいところとか、たまに、ドジるところとかふわりと笑った所とか全て大好きなんです。いつでも僕を救ってくれたのは璃杏様だったんです。
璃杏様を笑顔にさせるのも楽しませるのも、悲しい時にそばに居るのも全て僕でありたいんです。いつも救われた分、今度は僕があなたを守る番です。だから・・・・・・あなたの一生を僕にくれませんか?璃杏。」
頬を赤くしながら雪都様は、私を見つめる。
かくゆう私は顔を真っ赤にして、口をパクパクしていた。
顔が熱いし、すっごいドキドキしてるし、何より嬉しすぎる。
私は深い深呼吸する。
「・・・・・・あの。ありがとうございます。すっごく嬉しいです。私も雪都様のこと大好きです!雪都様は救われてるって言ってくれましたけど、私だってよく雪都様に救われていると思ってますよ!出会った時からずっと。私は人見知りで噛むこともよくあるんですけど、それでも優しく話しかけてくれたり、華美様のことを気遣っていたりしてとても家族思いなところも素敵ですし、その、困っている人を助けていてとてもかっこいいなって思います。
私もずっと隣にいるなら雪都様がいいです!」
私は最後の方は目をつぶって勢いで言い切った。
さすがに恥ずかしいぃぃぃぃ!!!
告白ってこんなに恥ずかしいものだったの!?顔が更に熱くなるのがわかる。
ひとり恥ずかしさで頭の中で騒ぎまくっていると、背中に腕が回され抱き寄せられた。
「!!!??」
突然のことに驚き声にならない声が出た。
「・・・・・・はあ~。よかったです。・・・ありがとうございます。璃杏。これからもよろしくお願いします。」
深い安堵の息を吐いた後、私を離してはにかんだ笑顔を向ける。
今まで見たことの無い顔にドキリとする。
「は、はいっ!こちらこそよろしくお願いします!!」
私はガバッと頭を下げる。
と同時に鈍い痛みがまた走った。
「っ~~~!!!いったあ~!」
恐るべし!たんこぶ!!!
私は涙目になりながら後頭部をおさえる。
「大丈夫ですか!?璃杏様!」
心配した声が聞こえる。
あ、戻ってる。
鈍い痛みを感じながらそんなことを考える。
さっきまで呼び捨てで呼んでくれていたけど、慌てたのかいつもの呼び方になっていた。
なんだかそれが面白くて笑えてきた。
「ふっふふ。あはははっ!!」
私がお腹を抱えて笑うこと数分。
涙を拭いながら雪都様をみる。
何故か雪都様は少し拗ねた顔をしていた。
「なにをそんなに笑っていたんですか?」
唇を尖らせつつ聞く。
「い、いえ、あの~呼び捨てから様呼びに戻っていたので・・・つい、ごめんなさい。」
私は雪都様に謝る。
「・・・なんだか、恥ずかしいですね。指摘されてしまうと。」
恥ずかしそうに笑った雪都様。
と、雪都様はなにか思案する顔をしたあと言い放った。
「璃杏も僕のことを呼び捨てに呼んでください。」
ニコッと笑う雪都様。
「え!?・・・よ、呼び捨て、ですか!?」
私は動揺して仰け反る。
「はい。」
にっこりと威圧も含めながら雪都様は言う。
「うっ・・・・・・ゆ、雪都?」
私は顔が赤くなるのを自覚しながら雪都様を見る。
雪都様は一瞬何故か固まり、そして、片手をベッドにつき、もう片方の手を私の頬に添える。
それは一瞬だった。
雪都様はすぐに離れて悪戯っ子の笑みを浮かべ、そのまま保健室を出て行った。
私はぼーっとしながら唇を触る。
一瞬だったけど、感触は確かで・・・私は、今しがた雪都様にき、き、きき、キスされた!?
茹でダコのように赤くなるのが分かる。
数分間深呼吸を続けて何とか気持ちを落ち着かせて、ふと、考える。
雪都様の言葉や行動がどうも既視感がある気がする。
若干違う部分もあったけど・・・。
私は腕組みをして、考えたあと直ぐにその謎は解決した。
「あ、そうだった。ここ、乙女ゲームの世界だったあぁぁぁぁ!!!!あまりにも、『恋泡』と違う内容がありすぎて、すっかり忘れてたあああ!!!」
不覚にも程があるよおおお!!
でも、でも、エンディングは卒業の時だから!!まだ、時間がある!
またここから、湖乃美ちゃんと運命のお相手の恋路を見守らなくては!
私は意気込んで鼻息荒く立ち上がる。
立ち上がったと同時に足になにか当たった。
さっきまで雪都様が座っていた椅子だ。
私は思わずニヤけそうになる頬を抑えて顔を引きしめる。
雪都様と、り、両思いになれたことは嬉しいけどっ!まずは、頭のたんこぶを何とかせねばっ!!
私は後頭部にできたたんこぶを擦りながら、意気込んだ。
また、新しい物語が動き出す。
雪都様も丸椅子に座って、緊張した雰囲気を醸し出しながら下を向いて目を閉じている。
私もだんだん緊張したきて、何言われるのか不安になってきた。
私はガッチガチになりながら雪都様が話し出すのを待つ。
雪都様は深く息を吐きゆっくりと目を開いて顔をあげる。
その姿があまりにも美しすぎて見惚れてしまった。
雪都様は私を見て、少し笑う。
「ふっ。なんで、璃杏様も緊張なさってるんですか。悪い話では無いので安心してください。」
優しく微笑んで雪都様は自分の手のひらをきつく握る。
「・・・・・・僕は、璃杏様のことが好きです。自分より人のことを優先するところは心配ですけどそれでも誰よりも優しいところとか、たまに、ドジるところとかふわりと笑った所とか全て大好きなんです。いつでも僕を救ってくれたのは璃杏様だったんです。
璃杏様を笑顔にさせるのも楽しませるのも、悲しい時にそばに居るのも全て僕でありたいんです。いつも救われた分、今度は僕があなたを守る番です。だから・・・・・・あなたの一生を僕にくれませんか?璃杏。」
頬を赤くしながら雪都様は、私を見つめる。
かくゆう私は顔を真っ赤にして、口をパクパクしていた。
顔が熱いし、すっごいドキドキしてるし、何より嬉しすぎる。
私は深い深呼吸する。
「・・・・・・あの。ありがとうございます。すっごく嬉しいです。私も雪都様のこと大好きです!雪都様は救われてるって言ってくれましたけど、私だってよく雪都様に救われていると思ってますよ!出会った時からずっと。私は人見知りで噛むこともよくあるんですけど、それでも優しく話しかけてくれたり、華美様のことを気遣っていたりしてとても家族思いなところも素敵ですし、その、困っている人を助けていてとてもかっこいいなって思います。
私もずっと隣にいるなら雪都様がいいです!」
私は最後の方は目をつぶって勢いで言い切った。
さすがに恥ずかしいぃぃぃぃ!!!
告白ってこんなに恥ずかしいものだったの!?顔が更に熱くなるのがわかる。
ひとり恥ずかしさで頭の中で騒ぎまくっていると、背中に腕が回され抱き寄せられた。
「!!!??」
突然のことに驚き声にならない声が出た。
「・・・・・・はあ~。よかったです。・・・ありがとうございます。璃杏。これからもよろしくお願いします。」
深い安堵の息を吐いた後、私を離してはにかんだ笑顔を向ける。
今まで見たことの無い顔にドキリとする。
「は、はいっ!こちらこそよろしくお願いします!!」
私はガバッと頭を下げる。
と同時に鈍い痛みがまた走った。
「っ~~~!!!いったあ~!」
恐るべし!たんこぶ!!!
私は涙目になりながら後頭部をおさえる。
「大丈夫ですか!?璃杏様!」
心配した声が聞こえる。
あ、戻ってる。
鈍い痛みを感じながらそんなことを考える。
さっきまで呼び捨てで呼んでくれていたけど、慌てたのかいつもの呼び方になっていた。
なんだかそれが面白くて笑えてきた。
「ふっふふ。あはははっ!!」
私がお腹を抱えて笑うこと数分。
涙を拭いながら雪都様をみる。
何故か雪都様は少し拗ねた顔をしていた。
「なにをそんなに笑っていたんですか?」
唇を尖らせつつ聞く。
「い、いえ、あの~呼び捨てから様呼びに戻っていたので・・・つい、ごめんなさい。」
私は雪都様に謝る。
「・・・なんだか、恥ずかしいですね。指摘されてしまうと。」
恥ずかしそうに笑った雪都様。
と、雪都様はなにか思案する顔をしたあと言い放った。
「璃杏も僕のことを呼び捨てに呼んでください。」
ニコッと笑う雪都様。
「え!?・・・よ、呼び捨て、ですか!?」
私は動揺して仰け反る。
「はい。」
にっこりと威圧も含めながら雪都様は言う。
「うっ・・・・・・ゆ、雪都?」
私は顔が赤くなるのを自覚しながら雪都様を見る。
雪都様は一瞬何故か固まり、そして、片手をベッドにつき、もう片方の手を私の頬に添える。
それは一瞬だった。
雪都様はすぐに離れて悪戯っ子の笑みを浮かべ、そのまま保健室を出て行った。
私はぼーっとしながら唇を触る。
一瞬だったけど、感触は確かで・・・私は、今しがた雪都様にき、き、きき、キスされた!?
茹でダコのように赤くなるのが分かる。
数分間深呼吸を続けて何とか気持ちを落ち着かせて、ふと、考える。
雪都様の言葉や行動がどうも既視感がある気がする。
若干違う部分もあったけど・・・。
私は腕組みをして、考えたあと直ぐにその謎は解決した。
「あ、そうだった。ここ、乙女ゲームの世界だったあぁぁぁぁ!!!!あまりにも、『恋泡』と違う内容がありすぎて、すっかり忘れてたあああ!!!」
不覚にも程があるよおおお!!
でも、でも、エンディングは卒業の時だから!!まだ、時間がある!
またここから、湖乃美ちゃんと運命のお相手の恋路を見守らなくては!
私は意気込んで鼻息荒く立ち上がる。
立ち上がったと同時に足になにか当たった。
さっきまで雪都様が座っていた椅子だ。
私は思わずニヤけそうになる頬を抑えて顔を引きしめる。
雪都様と、り、両思いになれたことは嬉しいけどっ!まずは、頭のたんこぶを何とかせねばっ!!
私は後頭部にできたたんこぶを擦りながら、意気込んだ。
また、新しい物語が動き出す。
0
お気に入りに追加
1,293
あなたにおすすめの小説
兄がいるので悪役令嬢にはなりません〜苦労人外交官は鉄壁シスコンガードを突破したい〜
藤也いらいち
恋愛
無能王子の婚約者のラクシフォリア伯爵家令嬢、シャーロット。王子は典型的な無能ムーブの果てにシャーロットにあるはずのない罪を並べ立て婚約破棄を迫る。
__婚約破棄、大歓迎だ。
そこへ、視線で人手も殺せそうな眼をしながらも満面の笑顔のシャーロットの兄が王子を迎え撃った!
勝負は一瞬!王子は場外へ!
シスコン兄と無自覚ブラコン妹。
そして、シャーロットに思いを寄せつつ兄に邪魔をされ続ける外交官。妹が好きすぎる侯爵令嬢や商家の才女。
周りを巻き込み、巻き込まれ、果たして、彼らは恋愛と家族愛の違いを理解することができるのか!?
短編 兄がいるので悪役令嬢にはなりません を大幅加筆と修正して連載しています
カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
噂好きのローレッタ
水谷繭
恋愛
公爵令嬢リディアの婚約者は、レフィオル王国の第一王子アデルバート殿下だ。しかし、彼はリディアに冷たく、最近は小動物のように愛らしい男爵令嬢フィオナのほうばかり気にかけている。
ついには殿下とフィオナがつき合っているのではないかという噂まで耳にしたリディアは、婚約解消を申し出ることに。しかし、アデルバートは全く納得していないようで……。
※二部以降雰囲気が変わるので、ご注意ください。少し後味悪いかもしれません(主人公はハピエンです)
※小説家になろうにも掲載しています
◆表紙画像はGirly Dropさんからお借りしました
(旧題:婚約者は愛らしい男爵令嬢さんのほうがお好きなようなので、婚約解消を申し出てみました)
所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!
ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。
幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。
婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。
王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。
しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。
貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。
遠回しに二人を注意するも‥
「所詮あなたは他人だもの!」
「部外者がしゃしゃりでるな!」
十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。
「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」
関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが…
一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。
なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…
私は脇役でしょう?
Snowdrop
恋愛
ある日、御洛 都は前世の記憶を思い出した。
そして気付く。
今世の自分、御洛 都が前世でみた乙女ゲームに出てくる『ヒロインの友達キャラ』
だということに。
だが待って欲しい。
このキャラ、高確率で死にますよ?
自殺か刺殺か交通事故死ですよ?
そんなの回避させていただきます!
ゲームでは貧乏くじを引くことになる都だが、そもそも攻略対象に興味はないしスルーだ!と決心するものの、結局スルーとは程遠く...
茶番には付き合っていられません
わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。
婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。
これではまるで私の方が邪魔者だ。
苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。
どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。
彼が何をしたいのかさっぱり分からない。
もうこんな茶番に付き合っていられない。
そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。
婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた
cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。
お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。
婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。
過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。
ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。
婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。
明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。
「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。
そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。
茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。
幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。
「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?!
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
最強目指す脳筋令嬢は婚約破棄されたい
寿司
恋愛
とある帰り道、交通事故で死んでしまった四宮雪路(しのみやゆきじ)は婚約破棄されて成敗される乙女ゲームの悪役令嬢、ユノ=ルーンベルグとして転生してしまう。でも、ま! いっか! 地球にはもう私と互角に渡り合える生物はいなかったし、この剣と魔法の世界でも私は最強目指して突き進む! 聖女? 婚約者? そんなものは後後!
聖女としては落ちこぼれで馬鹿にされがちだが、規格外過ぎる最強主人公が、乙女ゲームの攻略対象たちを巻き込みながら好き勝手大暴れする物語です。残念なイケメンと残念な美少女しかいません。乙女ゲームなのにカッコいいイケメンとラブラブイチャイチャみたいな要素は少ないですが、恋愛要素はあります。
小説家になろう様にも東山春雨名義で同小説を投稿しています。
◇◇微妙にタイトル変更しました。また、書き進めている内に恋愛要素が強くなったのでジャンルをファンタジーから恋愛に変更しました。
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる