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3章:3歳になったらしい
24話:夢は真実を語る
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ポチャッ・・・・ポチャッ・・・・ポチャッ
水の音がする。
ここは一体・・・・どこ?
私の目の前に広がる景色はとても幻想的で天界とは違う美しさがある。
でも、辺りはシーンとしていて誰もいない。
ここにずっといては意味無いと思って1歩踏み出そうとした時。
バッシャアアン!!!
なにか落ちる音がした。
「な、なんのおと!?」
私は振り返って見ると川に小さい子供が溺れていた。
「た、たすけ・・・ごぼ・・・て!!」
もがくように子供は必死に腕を伸ばす。
助けなきゃ!!!
私は全速力で走って川に飛び込んだ。
川は幸にも流れが遅かったけれど深くて足がつかない。
私は手を伸ばして子供の手を掴んだ・・・・・瞬間周りが光出した。
「えっ!?ど、どうなってるの!?」
眩しくて私はぎゅっと目を瞑った。
・・・・・・・あれ?さっきまで川なんて無かった・・・よね?
そんな疑問が私の頭の中に過ぎった。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
私が目を開けた時さっきまでいた景色とは一変牢屋みたいな場所にいた。
「え・・・どうなってるの?ほんとうに・・・これはゆめ?」
私は牢屋の冷たい石の床に座りながら唖然として小さく独り言を零す。
「貴女が璃杏ちゃんね。」
と、突然何処からか鈴の音のような可愛らしい声が聞こえた。
左右前後を見渡したけど何もいない。
「????なにもいない・・・・・・・・ま、まさか!!ゆ、ゆゆゆゆ、ゆうれい?・・・・いままでれいかんなかったひとがゆうれいみるとしのぜんちょうっていわれてるよね・・・・と、ということは、わたしは、しぬ!?あばばばばああ!!どうしようぅぅぅぅ!!!!」
私の顔から血の気が引いていくのを感じる。
きっと、私は青ざめているんだろうな。
ゴーンー!
「落ち着きなさいよ!!私は幽霊じゃないわよ!あ、でも、近いものではあるけれど。それに、私がいるのは上よ!う・え!」
ゴーンっとアルミ製の桶が頭に直撃したあとまた同じ声が聞こえた。
「うぅぅいったああー・・・・うえ?」
私は頭をさすりながら上をむく。
すると、天井にミディアムほどの長さでふわふわした白髪にルビーのような綺麗な瞳をした可愛い顔立ちの前世の私ほどの子がくっついていた。
「・・・・・・・・・なにしてるの?ゴキブリごっこ?」
じーと見つめながら私は女の子に聞いた。
大丈夫だよ!たとえ女子に不人気No.1のGごっこをしていたとしても個性として私は快く受け止めるよ!
「なによ、その気持ち悪いごっこ遊び。そんな生暖かい目でみないでよ!そんな遊びしてないし趣味じゃないわよちゃんとした理由があるのっ!!」
なんだー良かったー。
「りゆうって、どんなりゆう?」
疑問に思ったので私は女の子に聞く。
「それは・・・・ある男に璃杏ちゃんが持ってるネックレスの石に閉じ込められたことから始まったわ。上に小さい穴があったから抜け出そうとしたら・・・・・・罠にかかって抜け出せなくなってくっついた。自分じゃ抜け出せないのよ。」
最後の方は声が小さかったけど何とか聞こえた。
「それはそれは・・・・・たいへんだったね。わたしもてつだうよ!」
私は胸を張ってトンっと自分の胸を叩く。
女の子は目を見開いて驚いていた。
ん?なんでそんなに驚いてるんだ?
「・・・・璃杏ちゃんは・・・馬鹿にしないの?そんな罠にひかかって馬鹿だって間抜けだって。」
女の子は俯き気味に言う。
うーん。逆に不思議だなー。
だって・・・・「?なんでばかにするの?だれでもそういうまちがいはおこるよー。わたしもそうだよー!でも、そんなことだれにいわれたの?ここにはだれもいないでしょ?」
私は女の子に笑いかけたあと疑問に思ったことを聞いた。
そう。ここには人一人もいない。
気配も全くないし、ここに来る前にいた場所も誰もいなかった。
だから、言うことも聞くことも出来ない・・・と思う。
「・・・・・今は居ないわ。」
女の子は唇をかみしめて悔しそうに呟く。
「え・・・・・いまはってことは、まえまでいたの?ほかのこたちは、ど、どこにいるの?」
私はそんな女の子を見ていられなくて視線を横にずらしながら聞いた。
「・・・・・あの男が・・・仲間を消したわ。価値のない・・・精霊だと言って。」
「・・・・・せいれいを・・・けした?」
私は驚いて女の子の方に視線を向ける。
女の子は下を向きすぎて表情がよく見えない。
でも、女の子は声を震わせながら少しずつ話してくれた。
「・・・私はいえ、私達は元々精霊の国という国にいたの。貴女のいる世界とは違うものだけどね・・・凄く平和なところだった・・・・・・・・1000年前までは。」
遠くを見つめながら懐かしそうに視線を上にあげる女の子。
「え・・・・・1000年前?」
図鑑にも1000年前以降光の精霊と契約できた人はいないと書かれていた。
1000年前というのはきっと重要なキーワードになるんじゃないかな?
1000年前、一体何があったんだろう?
そんな好奇心に駆られ私は女の子の話に耳を傾けた。
水の音がする。
ここは一体・・・・どこ?
私の目の前に広がる景色はとても幻想的で天界とは違う美しさがある。
でも、辺りはシーンとしていて誰もいない。
ここにずっといては意味無いと思って1歩踏み出そうとした時。
バッシャアアン!!!
なにか落ちる音がした。
「な、なんのおと!?」
私は振り返って見ると川に小さい子供が溺れていた。
「た、たすけ・・・ごぼ・・・て!!」
もがくように子供は必死に腕を伸ばす。
助けなきゃ!!!
私は全速力で走って川に飛び込んだ。
川は幸にも流れが遅かったけれど深くて足がつかない。
私は手を伸ばして子供の手を掴んだ・・・・・瞬間周りが光出した。
「えっ!?ど、どうなってるの!?」
眩しくて私はぎゅっと目を瞑った。
・・・・・・・あれ?さっきまで川なんて無かった・・・よね?
そんな疑問が私の頭の中に過ぎった。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
私が目を開けた時さっきまでいた景色とは一変牢屋みたいな場所にいた。
「え・・・どうなってるの?ほんとうに・・・これはゆめ?」
私は牢屋の冷たい石の床に座りながら唖然として小さく独り言を零す。
「貴女が璃杏ちゃんね。」
と、突然何処からか鈴の音のような可愛らしい声が聞こえた。
左右前後を見渡したけど何もいない。
「????なにもいない・・・・・・・・ま、まさか!!ゆ、ゆゆゆゆ、ゆうれい?・・・・いままでれいかんなかったひとがゆうれいみるとしのぜんちょうっていわれてるよね・・・・と、ということは、わたしは、しぬ!?あばばばばああ!!どうしようぅぅぅぅ!!!!」
私の顔から血の気が引いていくのを感じる。
きっと、私は青ざめているんだろうな。
ゴーンー!
「落ち着きなさいよ!!私は幽霊じゃないわよ!あ、でも、近いものではあるけれど。それに、私がいるのは上よ!う・え!」
ゴーンっとアルミ製の桶が頭に直撃したあとまた同じ声が聞こえた。
「うぅぅいったああー・・・・うえ?」
私は頭をさすりながら上をむく。
すると、天井にミディアムほどの長さでふわふわした白髪にルビーのような綺麗な瞳をした可愛い顔立ちの前世の私ほどの子がくっついていた。
「・・・・・・・・・なにしてるの?ゴキブリごっこ?」
じーと見つめながら私は女の子に聞いた。
大丈夫だよ!たとえ女子に不人気No.1のGごっこをしていたとしても個性として私は快く受け止めるよ!
「なによ、その気持ち悪いごっこ遊び。そんな生暖かい目でみないでよ!そんな遊びしてないし趣味じゃないわよちゃんとした理由があるのっ!!」
なんだー良かったー。
「りゆうって、どんなりゆう?」
疑問に思ったので私は女の子に聞く。
「それは・・・・ある男に璃杏ちゃんが持ってるネックレスの石に閉じ込められたことから始まったわ。上に小さい穴があったから抜け出そうとしたら・・・・・・罠にかかって抜け出せなくなってくっついた。自分じゃ抜け出せないのよ。」
最後の方は声が小さかったけど何とか聞こえた。
「それはそれは・・・・・たいへんだったね。わたしもてつだうよ!」
私は胸を張ってトンっと自分の胸を叩く。
女の子は目を見開いて驚いていた。
ん?なんでそんなに驚いてるんだ?
「・・・・璃杏ちゃんは・・・馬鹿にしないの?そんな罠にひかかって馬鹿だって間抜けだって。」
女の子は俯き気味に言う。
うーん。逆に不思議だなー。
だって・・・・「?なんでばかにするの?だれでもそういうまちがいはおこるよー。わたしもそうだよー!でも、そんなことだれにいわれたの?ここにはだれもいないでしょ?」
私は女の子に笑いかけたあと疑問に思ったことを聞いた。
そう。ここには人一人もいない。
気配も全くないし、ここに来る前にいた場所も誰もいなかった。
だから、言うことも聞くことも出来ない・・・と思う。
「・・・・・今は居ないわ。」
女の子は唇をかみしめて悔しそうに呟く。
「え・・・・・いまはってことは、まえまでいたの?ほかのこたちは、ど、どこにいるの?」
私はそんな女の子を見ていられなくて視線を横にずらしながら聞いた。
「・・・・・あの男が・・・仲間を消したわ。価値のない・・・精霊だと言って。」
「・・・・・せいれいを・・・けした?」
私は驚いて女の子の方に視線を向ける。
女の子は下を向きすぎて表情がよく見えない。
でも、女の子は声を震わせながら少しずつ話してくれた。
「・・・私はいえ、私達は元々精霊の国という国にいたの。貴女のいる世界とは違うものだけどね・・・凄く平和なところだった・・・・・・・・1000年前までは。」
遠くを見つめながら懐かしそうに視線を上にあげる女の子。
「え・・・・・1000年前?」
図鑑にも1000年前以降光の精霊と契約できた人はいないと書かれていた。
1000年前というのはきっと重要なキーワードになるんじゃないかな?
1000年前、一体何があったんだろう?
そんな好奇心に駆られ私は女の子の話に耳を傾けた。
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