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1章
12 徹は怪しい
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~蜜柑side~
この頃徹の様子がおかしいことに気がついた。
なんか、
怪しいんだよな
休日に遊びに出かけようって言ったら
用事があるからって今月15回中10回も言われたし…
何より返信が遅くなってる
いつもならパッと返してくるのに
次の日とかざらにある
蜜柑「これは怪しい、怪しい匂いがぷんぷんするぞ、」
花珠「あぁ、するな、これは焼きそばパンの匂いだ」(・﹃・)
蜜柑「違ぇよ、確かにこうばしい匂いはするけどよ」
花珠「ならあってるじゃねぇか、多分お前に呆れてんじゃねえの、徹も、さすがにもうそろそろでお前の本性にも気づくだろ」
蜜柑「本性?????」
花珠「…お前、無自覚かよ、他のやつに冷たくしてるだろ」
蜜柑「至って普通だ、少し鬱陶しいと思って接してる」
そう言うと花珠は
マジかこいつと言う目で見てきた
なんだよ
やんのか
あ"ぁ?
そう睨むと
花珠「そういうとこ、お前本当に短気だな徹と他のやつとの接し方、もう少し変えた方がいいんじゃねぇの、さすがにバレる」
蜜柑「だから普通だっての…」
花珠「どこが普通か聞いてみてぇよ」
蜜柑「ちゃんと返事はしたんだろーが」
花珠「返事はな、まともな話はしてねぇし出来てねぇからな」
俺は普通に接してるし
他のやつなんてどうでもいい
たくっ
なんで花珠にそんなこと言われなくちゃなねぇんだよ
ちっ( ¬_¬ )チッ
蜜柑「あ、徹…」
花珠「え、本当だ、ってか、あれって」
蜜柑「荒天 光希」
花珠「……あのウザイ先輩、ってか徹ってあの先輩と仲良いよな、てか、距離近いっていうか」
2人は中庭で仲良く昼食をとっていた
俺との誘いは断ったくせに
なんで光希とは食べんだよ徹
あんな、嬉しそうな顔しやがって
……
俺の方が徹の事知ってんのに…
俺の方が顔いいのに…
俺の方が徹を……
蜜柑「徹……」
花珠「こりゃ重症だな」
蜜柑「……徹。」(´;ω;`)
花珠「は?」Σ(・ω・ノ)ノ
蜜柑「俺の徹が、俺のぉぉぉ…」
俺はグズグズと泣く
花珠が俺の背中を優しく撫でてくれた
俺はあの光景が忘れられなくて
ずっと引き摺っていた。
俺の可愛い可愛い徹が……
蜜柑「よし、光希を天に召そう……」
花珠「早まるな蜜柑!!!」
蜜柑「離せ!!俺はすぐさまあいつを!」
花珠「落ち着けって!!」
そんな事をしていたら先生がやってきて
怒られた
廊下で騒いでんじゃねぇと大声を荒らげて
俺と花珠に言ってきた
このハゲジジイが……
畜生、
俺は最悪な気分で教室に向かった
この頃徹の様子がおかしいことに気がついた。
なんか、
怪しいんだよな
休日に遊びに出かけようって言ったら
用事があるからって今月15回中10回も言われたし…
何より返信が遅くなってる
いつもならパッと返してくるのに
次の日とかざらにある
蜜柑「これは怪しい、怪しい匂いがぷんぷんするぞ、」
花珠「あぁ、するな、これは焼きそばパンの匂いだ」(・﹃・)
蜜柑「違ぇよ、確かにこうばしい匂いはするけどよ」
花珠「ならあってるじゃねぇか、多分お前に呆れてんじゃねえの、徹も、さすがにもうそろそろでお前の本性にも気づくだろ」
蜜柑「本性?????」
花珠「…お前、無自覚かよ、他のやつに冷たくしてるだろ」
蜜柑「至って普通だ、少し鬱陶しいと思って接してる」
そう言うと花珠は
マジかこいつと言う目で見てきた
なんだよ
やんのか
あ"ぁ?
そう睨むと
花珠「そういうとこ、お前本当に短気だな徹と他のやつとの接し方、もう少し変えた方がいいんじゃねぇの、さすがにバレる」
蜜柑「だから普通だっての…」
花珠「どこが普通か聞いてみてぇよ」
蜜柑「ちゃんと返事はしたんだろーが」
花珠「返事はな、まともな話はしてねぇし出来てねぇからな」
俺は普通に接してるし
他のやつなんてどうでもいい
たくっ
なんで花珠にそんなこと言われなくちゃなねぇんだよ
ちっ( ¬_¬ )チッ
蜜柑「あ、徹…」
花珠「え、本当だ、ってか、あれって」
蜜柑「荒天 光希」
花珠「……あのウザイ先輩、ってか徹ってあの先輩と仲良いよな、てか、距離近いっていうか」
2人は中庭で仲良く昼食をとっていた
俺との誘いは断ったくせに
なんで光希とは食べんだよ徹
あんな、嬉しそうな顔しやがって
……
俺の方が徹の事知ってんのに…
俺の方が顔いいのに…
俺の方が徹を……
蜜柑「徹……」
花珠「こりゃ重症だな」
蜜柑「……徹。」(´;ω;`)
花珠「は?」Σ(・ω・ノ)ノ
蜜柑「俺の徹が、俺のぉぉぉ…」
俺はグズグズと泣く
花珠が俺の背中を優しく撫でてくれた
俺はあの光景が忘れられなくて
ずっと引き摺っていた。
俺の可愛い可愛い徹が……
蜜柑「よし、光希を天に召そう……」
花珠「早まるな蜜柑!!!」
蜜柑「離せ!!俺はすぐさまあいつを!」
花珠「落ち着けって!!」
そんな事をしていたら先生がやってきて
怒られた
廊下で騒いでんじゃねぇと大声を荒らげて
俺と花珠に言ってきた
このハゲジジイが……
畜生、
俺は最悪な気分で教室に向かった
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