周りに愛される主人公

あかさ

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1章

11 クラスメイトは蜜柑が怖い

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~花珠side~

追槌 蜜柑おいつち みかんは本当におかしな奴だ
確かに、
徹の前ではよく喋るが数日前、
徹が先生に呼ばれた時
俺と蜜柑は2人っきりになった


蜜柑「……」
花珠「おい、蜜柑」
蜜柑「……」
花珠「おい!?耳ついてんのか!?」


何度呼んでも返事は返ってこないし
目も合わせない
この姿を例えるなら、、
よく言う
孤高の一匹狼
そう言うべきか……
それかただの
無口か


蜜柑「ちっ、うっせぇんだよ、黙ってろ」
花珠「うん、こいつ腹立つ‪💢」


ただの徹大好き男だ
こんなんだから周りに遠巻きにされてるんだよ。


花珠「なんで、徹はお前の側にいんのかな……」
蜜柑「……違う、俺が徹の側にいんだよ。変な言い方すんな、この平凡野郎」
花珠「平凡言うな!?テメェはなんだ?
変人か?」
蜜柑「……違ぇ、埋めるぞ‪💢」
花珠「口悪ぃな、」
蜜柑「うっせぇな、さっさと徹から離れろストーカー野郎」
花珠「それはお前だろ」
蜜柑「俺は徹とは対等な関係なんだ、お前何か徹に認識もして貰えない、ただの引き立て役だ、せいぜい当て馬にでもなれ」
花珠「暴言のオンパレードだな、その口に何飼ってんだよ……」


マジで蜜柑こいつヤバいやつだ。
ほら、周りの目を見てみろ
引いてるぞ
もちろん、
俺も引いてる
徹がいないと蜜柑こいつの目にハイライトがなくてガチで怖い……
これならまだ孤高の一匹狼の方が可愛い
徹がいないと人ってこんなに変わるんだな
やっぱり、
徹は神だったのかな……
うん、
きっとそうだよか


花珠「てか、徹がいる時と態度違いすぎて怖いわ……蜜柑お前っていつも何考えて徹と喋ってんだよ」
蜜柑「……徹は喋りやすい、他のやつは信用出来ない……ペラペラペラペラ、噂話を流すやつを誰が好き好んで喋りかけるか。
そんなのただの気の狂った奴らだ」
花珠「ふ~ん、蜜柑お前は随分と徹にご執着ってわけ、ほ~ん、」
蜜柑「なんだ、悪ぃかよ、」
花珠「お前さてはヤンデレだな」
蜜柑「まさか、俺はただ徹を信じてるだけだよ。たんなる純愛だ、テメェみたいに汚れてねぇんだよ……この汚物が」
花珠「うん、お前ぶれねぇな」


蜜柑は蜜柑なりの考えがあるわけだな
でも、自分で純愛って言うやつだいたい
信用ならん
いつかヘラるな、
徹に恋人出来たら……
蜜柑こいつは相手を社会的に抹消するだろうな
なんか予想できる自分が怖ぇよ
徹、お前は本当に大丈夫なのか?


蜜柑「……徹に何かしたらお前を許さん」
花珠「あ、もしかして俺お前に認められたか?幼馴染公認カップルか、いいな」
蜜柑「違ぇに決まってんだろ、誰がお前なんか許すか……お前は一生徹のこと想って沈んでろ……徹は俺が幸せにする、お前はそこで俺達の幸せでも願ってろ」


うん、
こいつやっぱ無理
嫌い
マジでうぜぇ


花珠「いちいち突っかかってんじゃねぇよ!?腹立つ!?ちょっと一戦やるか!
( ゚Д゚)アァ?」
蜜柑「やってやろうじゃねぇか!?誰が上か分からせてやるよ!?」
花珠「おうおう!?」 
クラスメイト(誰かこいつらどうにかしててか、早く帰ってきて葉澄くん/さん/様)

ガラガラ

徹「ふぅ、先生人使い荒いな……」
クラスメイト(救世主!?)
徹「あれ、2人共どうした?なんかあったの?」
蜜柑「ううん、何でもない、空が綺麗だなって(*^^*)」
クラスメイト(嘘にもほどがある)


やっぱこいつ嫌いだわ、
腹立つ
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