【R18】夢の言葉と虹の架け橋【続編①】

☆リサーナ☆

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第11章 (3)アカリside

3-4

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……あれ?
……。

なんか、おかしくない?……。

私はパチッと目を開けて顔を上げると、抱き締めてくれているヴァロンを見つめた。

「?……何?」

「な、何?じゃ……ないよ……っ」

首を傾げるヴァロンに私は納得がいかない。
自分だけ気持ち良くさせられて、このまま寝かされそうな雰囲気に納得がいかない。

「……ヴァ、ヴァロン……は?」

私はゴクリと唾を飲み込むと、勇気を出して口を開く。

「わ、私っ……。
ヴァロンにも……っ……。気持ち良く、なって……ほしぃ……」

語尾がだんだん小さくなってゴニョゴニョしてしまった。
ちゃんと伝わったか心配していると、ヴァロンはフッと微笑んで私の耳元に唇を寄せた。


「……じゃあ。
今度は2人で気持ち良くなろうか?」

「っ……ぅ、ん」

耳元に囁くように言われて、私の鼓動は再びドキンッと早くなる。

私にチュッと軽い口付けを繰り返しながら、ヴァロンは片手で自分のズボンのベルトを外し始めた。
カチャカチャと静かに鳴る金具の音が、何だか恥ずかしくて目が泳ぐ。


そして……。

本で読んだ知識だけど……。
や、やっぱり最初って……痛いの、かな?

そんな考えが浮かぶ。
不安がないと言ったら嘘になる。

すると……。


「……アカリ」

ヴァロンに手を掴まれて、ゆっくりとその手を誘導されて……。

「!っ……」

私の指先にヴァロンの硬いモノが、触れた。
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