上 下
73 / 85

可愛いづくし<R18>

しおりを挟む
「あ、っ」
 その衝撃だけでち○こを震わす堂崎にまた笑う。
「お前、マジで可愛いな」
 俺がそう言った途端に、彼が更に赤くなって、ア○ルがきゅっと締まった。
「何、可愛いって言われただけで感じちゃうのか?」
 揶揄するように訊ねる。と、堂崎は少し気恥ずかしそうに眉根を寄せて、小さく唸った。

「……し、仕方ないじゃないですか、嬉しいと身体が勝手に反応しちゃうんですもん。……だから、媚薬とか、関係なくさっきより感じちゃうって言ったでしょ」
 拗ねた口ぶりだけれど、結局俺の指摘をまるっと全肯定。ご褒美みたいに孔の中を指の腹で優しく撫でてやると、彼は容易く甘い声を上げた。

「あ、由利さっ、はぁっ、そこ、イイっ……」
「素直でいい子だな。声も可愛い」
 褒めるとまた指を咥えた後孔がきゅんとする。拍子に背を反らして突き出された胸の、小さく主張しているピンクの突起をちゅっと吸った。
 それに大きく喘いで、快感にぶるりと身体を震わせた堂崎が、とろんと潤んだ瞳で俺を見る。

「ゆ、由利さん、それ、もっと言って、下さっ……」
 おいおい、そんなエロい顔をしておいて、何という可愛いおねだり。俺のち○この状態も知らないで焦らしやがる、とちょっと苦笑しつつ、しかしもちろんお願い通りにしてあげる。

「堂崎の乳首、小っちゃくてピンクで可愛い」
「あ、あっ」
 それを舌先で転がしてやると、小さな身体が如実に反応するのが楽しい。
 全く、こんな言葉一つで喜んじゃって、お手軽な奴。でもその様子に嬉しくなっている俺も同じようなもの。

 俺は次に甘い吐息を零す唇に吸い付いた。
「唇も柔らかくて可愛い」
 それから身体を起こし、射精してからまだ一度も触っていなかったのに、すでに頭をもたげて震える竿を握り込む。

「お尻の穴弄られただけで勃っちゃったち○こも可愛い」
「ち、ちが、由利さんが好きとか可愛いとか、言ってくれたからっ……! お尻だけで勃ったわけじゃ……」
 おっと、これは不本意だったらしい。とは言え、後ろが気持ち良いことは認めてもらわないと。

「でも、ア○ルも気持ち良いだろ? 指を出し入れすると、ち○こ可愛くぴくぴくするじゃん。ほら」
「ふぁ、っ、あ、それは、気持ちい、です、けどっ……!」
 竿を擦りながら後孔の指をゆっくり注挿すると、すぐに俺の掌中でち○こが跳ねる。それに堂崎が羞恥で顔を赤くした。

「先っちょの穴、ぱくぱくして先走り零して、可愛い。俺の片手でほぼ全部握れちゃうサイズなの可愛い。可愛いって言われてまたお尻の穴きゅんきゅんしてるの可愛い」
「じ、実況しないで下さい! もう、いいで……わあっ!」
 赤面しつつ喚く彼を攻める手を一旦止めて、ぐいと膝裏を押し上げる。
 すでに良い感じに解れているア○ルを眼前に晒し、俺はゴクリと生唾を飲んだ。

「……お尻の穴、ひくひくしてすげえ可愛い」
「ちょ、由利さんっ、しげしげと見ないでっ……!」
 そうは言われても、すでに俺も限界に近い。どうやってここに俺のペ○スを突っ込む許可を得るか、そればかりに思考が行く。
 ああもう、ち○こもめっちゃ痛え。
 俺はスラックスの前を寛げて、おもむろに自身の剛直を取り出した。

「今日はお前のお願いを聞くって言ったよな? どうして欲しい?」
「えっ……、うわ」
 とりあえずは様子見で、堂崎の双丘の谷間にいきり立ったち○こを押し当てる。明らかに怯んだ感じだけれど、存外快感に弱い彼、どうにか最後まで持ち込んでやろう。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ゆい
BL
涙が落ちる。 涙は彼に届くことはない。 彼を想うことは、これでやめよう。 何をどうしても、彼の気持ちは僕に向くことはない。 僕は、その場から音を立てずに立ち去った。 僕はアシェル=オルスト。 侯爵家の嫡男として生まれ、10歳の時にエドガー=ハルミトンと婚約した。 彼には、他に愛する人がいた。 世界観は、【夜空と暁と】と同じです。 アルサス達がでます。 【夜空と暁と】を知らなくても、これだけで読めます。 随時更新です。

さっさと離婚したらどうですか?

杉本凪咲
恋愛
完璧な私を疎んだ妹は、ある日私を階段から突き落とした。 しかしそれが転機となり、私に幸運が舞い込んでくる……

俺のご主人様になれ!

秋山龍央
BL
ある日、平々凡々な学生・一ノ瀬(イチノセ)は、ひょんなことから他人のエロステータスを把握&操作する能力を手に入れてしまう。 そのことがきっかけで、学校の数学イケメン教師・九澄直孝(クズミナオタカ)の秘密を知ってしまい……? 「――俺のご主人様になれ、一ノ瀬」 無自覚S系生徒✕オラオラM系教師の学園BLコメディ&エロ。 主人公攻めです。

ヒーローは洗脳されました

桜羽根ねね
BL
悪の組織ブレイウォーシュと戦う、ヒーロー戦隊インクリネイト。 殺生を好まないヒーローは、これまで数々のヴィランを撃退してきた。だが、とある戦いの中でヒーロー全員が連れ去られてしまう。果たして彼等の行く末は──。 洗脳という名前を借りた、らぶざまエロコメです♡悲壮感ゼロ、モブレゼロなハッピーストーリー。 何でも美味しく食べる方向けです!

「霊感がある」

やなぎ怜
ホラー
「わたし霊感があるんだ」――中学時代についたささいな嘘がきっかけとなり、元同級生からオカルトな相談を受けたフリーターの主人公。霊感なんてないし、オカルトなんて信じてない。それでもどこかで見たお祓いの真似ごとをしたところ、元同級生の悩みを解決してしまう。以来、ぽつぽつとその手の相談ごとを持ち込まれるようになり、いつの間にやら霊能力者として知られるように。謝礼金に目がくらみ、霊能力者の真似ごとをし続けていた主人公だったが、ある依頼でひと目見て「ヤバイ」と感じる事態に直面し――。 ※性的表現あり。習作。荒唐無稽なエロ小説です。潮吹き、小スカ/失禁、淫語あり(その他の要素はタグをご覧ください)。なぜか丸く収まってハピエン(主人公視点)に着地します。 ※他投稿サイトにも掲載。

クズ男を完堕ちさせるまで【BL小説】

片羽セイ
BL
目が覚めると、刑事・藤村遊作は見知らぬ部屋に拘束されていた。 とある理由で仕事をクビになり、金欲しさに怪しい治験バイトに応募したのを思い出した藤村の前に、カイトと名乗る白髪の青年が現れる。 無垢なふりをして滅茶苦茶な要求をしてくるカイトに翻弄されながらも、過去のトラウマを暴かれながら、二人の間には歪な関係が育っていく。 ※この作品に登場する人物名、組織などすべて架空のものです。

クソ雑魚新人ウエイターを調教しよう

十鳥ゆげ
BL
カフェ「ピアニッシモ」の新人アルバイト・大津少年は、どんくさく、これまで様々なミスをしてきた。 一度はアイスコーヒーを常連さんの頭からぶちまけたこともある。 今ようやく言えるようになったのは「いらっしゃいませー、お好きな席にどうぞー」のみ。 そんな中、常連の柳さん、他ならぬ、大津が頭からアイスコーヒーをぶちまけた常連客がやってくる。 以前大津と柳さんは映画談義で盛り上がったので、二人でオールで映画鑑賞をしようと誘われる。 マスターの許可も取り、「合意の誘拐」として柳さんの部屋について行く大津くんであったが……?

見つめ合える程近くて触れられない程遠い

我利我利亡者
BL
織部 理 は自分がΩだということを隠して生きている。Ωらしくない見た目や乏しい本能のお陰で、今まで誰にもΩだとバレたことはない。ところが、ある日出会った椎名 頼比古という男に、何故かΩだということを見抜かれてしまった。どうやら椎名はαらしく、Ωとしての織部に誘いをかけてきて……。 攻めが最初(?)そこそこクズです。 オメガバースについて割と知識あやふやで書いてます。地母神の様に広い心を持って許してください。

処理中です...