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第三章
最終話 本当の嫁取りの儀
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雲一つない晴天だった。
昨夜、少し降った雨が郊外の闘技場の地面をほどよく湿らせていた。
警備隊の訓練所として使われる三十人以上が一度に戦っても十分な広さの闘技場に二人の女性が立つ。
周囲にはすり鉢状の観客席がレンガで作られており、そこには子ドラゴンと黒髪の背の低い女性が座っていた。
闘技場に立つ女性のうち、小柄な方の女はまだ少女と呼ばれる幼さを残す。可愛らしさと美しさを絶妙に共存させる美少女は金色の髪を綺麗に整えていた。
愛用の使い込まれた、軽装の皮の防具をつけて、剣を手に髪の色と同じ美しい金色の瞳で対戦相手を待つ。
もう一人は長いウエーブのかかった茶色い髪を、後ろで一つにまとめている。
大人しい顔つきの少し垂れたピンクの瞳には、不安の色が見える。
服の上からでもわかる柔らかそうなプロポーション。
特に胸のふくらみは、金髪の女の子と比べるもなく非常に大きい。
涼しい風が吹くその闘技場には、誰も口を開かずに張り詰めた空気が漂う。
じゃり、じゃり。
闘技場に敷き詰められた赤い土を踏みしめる音を、微かにさせながら一人の男が現れる。
黒髪にそこそこ背が高いその男は、時間に遅れたとは思えないほど余裕を持って歩いてくる。
男はこの決闘の場に似つかわしくい服装をしていた。
黒い細めのズボン、肌色のシャツに深い紺色のジャケット。
その服は少し細身の男の体に合わせて仕立てられた服だと、素人目にもわかる。
きっちりと髭をそられ、髪の毛もきれいに整えられている。
その姿はこれから高級レストランへ食事に行くような雰囲気だ、
その手には真っ赤なバラの花束を持つ。
黒い瞳の細身の男は昨日、金髪の美少女に「嫁取りの儀」を申し込んだのだ。
嫁取りの儀。
それは魔法を使うことのできない弱い男性が愛する女性に決闘を申し込み、力で嫁に来てもらう、この国の風習である。
男性が勝つ条件はひとつ。
女性の唇を奪う。
女性が勝つ条件は、男が動けないくなるまで叩きのめして見届け人からストップが掛かるか、男が「参った」というかのどちらかだ。
美少女は青い目を伏せている。時間に待たされたのと、男の格好を見てイライラしているのだろうか。
見届け人のスタイル良い茶色の髪の女性は、勝負を始めて良いのか戸惑っていた。
「レイティア! 愛している! この俺の気持ちを受け取ってくれ!」
男はバラの花束を差し出して叫ぶ。
その声に呼応して、見届け人の女性が叫ぶ。
「はじめ!」
レイティアは後ろに大きく飛ぶ。
「キヨの覚悟を私に見せて! ファイアボム!」
レイティアとキヨの間に大きな炎の塊が現れる。
真っ赤に燃え上がる炎に引き裂かれるふたりのあいだ。
キヨは迷いなく炎の塊に飛び込み抜ける。
「ストップ!」
炎を完全に抜けきったキヨの動きがゆっくりになる。
剣を手に近づくレイティア。
日の光に照らされてその刃が不気味にきらめく。
「レイ様、ご主人様……」
見届け人の女性が心配そうに呟く。
剣を持つ手を男の首元まで手を上げる。
レイティアはキヨの頬をおさえると唇を重ねる。
観客席から姫鶴と兼光の歓声が上がる。
長い長い幸せな時間が過ぎたあと、二人は唇を離す。
「柔らか~」
キヨは間抜けな言葉を上げてしまった。
「馬鹿ね」
ソフィアはそのピンクの目を大きく見開いたまま宣言した。
「勝負あり!」
~Fin~
昨夜、少し降った雨が郊外の闘技場の地面をほどよく湿らせていた。
警備隊の訓練所として使われる三十人以上が一度に戦っても十分な広さの闘技場に二人の女性が立つ。
周囲にはすり鉢状の観客席がレンガで作られており、そこには子ドラゴンと黒髪の背の低い女性が座っていた。
闘技場に立つ女性のうち、小柄な方の女はまだ少女と呼ばれる幼さを残す。可愛らしさと美しさを絶妙に共存させる美少女は金色の髪を綺麗に整えていた。
愛用の使い込まれた、軽装の皮の防具をつけて、剣を手に髪の色と同じ美しい金色の瞳で対戦相手を待つ。
もう一人は長いウエーブのかかった茶色い髪を、後ろで一つにまとめている。
大人しい顔つきの少し垂れたピンクの瞳には、不安の色が見える。
服の上からでもわかる柔らかそうなプロポーション。
特に胸のふくらみは、金髪の女の子と比べるもなく非常に大きい。
涼しい風が吹くその闘技場には、誰も口を開かずに張り詰めた空気が漂う。
じゃり、じゃり。
闘技場に敷き詰められた赤い土を踏みしめる音を、微かにさせながら一人の男が現れる。
黒髪にそこそこ背が高いその男は、時間に遅れたとは思えないほど余裕を持って歩いてくる。
男はこの決闘の場に似つかわしくい服装をしていた。
黒い細めのズボン、肌色のシャツに深い紺色のジャケット。
その服は少し細身の男の体に合わせて仕立てられた服だと、素人目にもわかる。
きっちりと髭をそられ、髪の毛もきれいに整えられている。
その姿はこれから高級レストランへ食事に行くような雰囲気だ、
その手には真っ赤なバラの花束を持つ。
黒い瞳の細身の男は昨日、金髪の美少女に「嫁取りの儀」を申し込んだのだ。
嫁取りの儀。
それは魔法を使うことのできない弱い男性が愛する女性に決闘を申し込み、力で嫁に来てもらう、この国の風習である。
男性が勝つ条件はひとつ。
女性の唇を奪う。
女性が勝つ条件は、男が動けないくなるまで叩きのめして見届け人からストップが掛かるか、男が「参った」というかのどちらかだ。
美少女は青い目を伏せている。時間に待たされたのと、男の格好を見てイライラしているのだろうか。
見届け人のスタイル良い茶色の髪の女性は、勝負を始めて良いのか戸惑っていた。
「レイティア! 愛している! この俺の気持ちを受け取ってくれ!」
男はバラの花束を差し出して叫ぶ。
その声に呼応して、見届け人の女性が叫ぶ。
「はじめ!」
レイティアは後ろに大きく飛ぶ。
「キヨの覚悟を私に見せて! ファイアボム!」
レイティアとキヨの間に大きな炎の塊が現れる。
真っ赤に燃え上がる炎に引き裂かれるふたりのあいだ。
キヨは迷いなく炎の塊に飛び込み抜ける。
「ストップ!」
炎を完全に抜けきったキヨの動きがゆっくりになる。
剣を手に近づくレイティア。
日の光に照らされてその刃が不気味にきらめく。
「レイ様、ご主人様……」
見届け人の女性が心配そうに呟く。
剣を持つ手を男の首元まで手を上げる。
レイティアはキヨの頬をおさえると唇を重ねる。
観客席から姫鶴と兼光の歓声が上がる。
長い長い幸せな時間が過ぎたあと、二人は唇を離す。
「柔らか~」
キヨは間抜けな言葉を上げてしまった。
「馬鹿ね」
ソフィアはそのピンクの目を大きく見開いたまま宣言した。
「勝負あり!」
~Fin~
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