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第七章【時空間を欺く者】
第二幕『村山徹の足跡』
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目を覚ますと午前七時、セットした目覚まし時計より早く起きたようだ。
先程までの亜空間潜入作戦の記憶は鮮明に維持している。サリーさんと村さんに頼まれたことを調べなければいけない。
「とりあえず、村さんの方から調べてみるか……」
村さんからは、家の住所や奥さんと娘さんの名前を聞いている。
幸い土曜休みということもあって、時間はたっぷりある。
探偵ごっこをするにはもってこいの一日になりそうだ。
「えーっと、直接家行ってみた方がいいのか? 変に思われないかな……」
私は会社に着て行く黒いビジネススーツ姿で車に乗り込んだ。
村さんが住んでいた場所は隣町だ。ここから車で二十分ほどで中心街に到着するだろう。
「村さんがたこ焼きしてた頃の知り合いってことで話合わすしかないな」
家の呼び鈴を鳴らすことすら躊躇《ためら》いがあるというのに……。
車で走ること二十分、途中のサービスエリアで買い物を済ませ、再び車で走ること五分。
中心街から少し外れた場所に、村さんに教えられた特徴の家屋が建っているのを確認した。
「基礎や外装から見て、築二十年ってとこだな」
などと勝手に人の家の築年齢を推理してみる。
外観はところどころ錆びており昭和の家という感じが出ている。
車を降りて玄関の前に行ってみると、木製の表札には村山と書いてある。
おそらくだが、この家は村さんの親が建てた家なのだろう。近付いてみるとさらに古く見える。
「こんにちはー!」
何度か呼び鈴を鳴らしながらお決まりの挨拶をしてみた。
「はいはい、なんだい? 太陽熱発電の営業なら先週断わったけど?」
六十代半ばといったところだろうか?年配の女性が出てきた。
「こんにちは、私は徹さんに昔お世話になった者でして……徹さんは……」
「お父ちゃんの知り合いかい? ひょっとして長岡の若い衆だった人かい?」
「はい、長らくご無沙汰しておりましたので、本日はご挨拶に伺いました」
ペコリと深めに頭を下げて丁寧に挨拶をしてみる。
「そうかい、そうかい!あがってちょうだい!お父ちゃんも喜ぶから!」
はい?お父ちゃんも喜ぶ?ちょっと待ってくれ……。
この世界の村山徹は生きているのか!?面識がないのに顔合わせは非常にまずい!
「それでは、お邪魔させていただきます」
これは……賭けだ!ここで引き下がれば、奥さんの無事以外の情報が得られない。
なにより、村さんに報告できるほどの情報がない。
靴を揃えて廊下を進んでいく村さんの奥さんに続く。
突き当りにあるふすまの前で奥さんは止まった。
「お父ちゃんはここにいますから、ごゆっくりどうぞ」
軽く会釈をして奥さんは台所の方へ歩いて行った。
――ふすまを開けると誰もいない部屋だった。そこは仏間だったのだ。
「ああ、やっぱりこういう展開なのね……」
予想はしていたことだ。私の目の前に大きく立派な仏壇がある。
仏壇の真ん中には見慣れた顔の村さんの写真が置かれている。
「んー……。手を合わせておくか……」
仏壇に手を合わせるのは、すごく複雑な気分だ。
私は少し前まで当の本人といたのだから。ただし、亜空間という別世界でだが……。
仏壇にロウソクを立て、線香三本をくすぶらせて手を合わせた。
「村さん、奥さんは元気みたいです。よかったですね……。どうかご冥福を」
ああ、そういえば冥福はしてないんだっけ……。
そんなことを考えていると背後のふすまが開いて奥さんがお茶を運んできた。
「お茶でもどうぞ。今日は長岡の事務所から来たのかい?」
奥さんはお茶を私の元へ差し出しながら訊いてくる。
「いいえ。私は徹さんがお亡くなりになった後、事務所を辞めてるんです」
「へえー!辞めたってそれじゃあんた、これなのかい!?」
そう言って奥さんは……、小指を切り落とす真似をしてみせた。
「はは……。そんなことは今時しませんよ。あくまで会社ですから」
この奥さんの中では、村さんが任侠映画の登場人物にでもなっているんだろうか……。
「あれ……? あんたあれかい? 親方が言ってた龍顔、アイスクリームの子!」
しまった!この人には顔を見られていたのか。なんという凡ミス……。
「はい、実は長岡さんの若い衆ではなくて、バイトで若松の若い衆だったんです。あの日は長岡興業の方へヘルプで行ってました。ご主人が亡くなったことを知ったのはつい最近でして……驚いてこちらに来た次第です。差し支えがなければ当時のお話をお聞きしてもいいですか?」
十年以上経過している、深い傷や喪失感も少しは癒えているだろう。
「最近知ったのかい? それじゃあどんな最期だったかも聞いてるね?」
そう言うと奥さんは片手で拳銃の真似をして、それをこめかみに当てた。
「はい。徹さんの最期を聞いて驚きました……」
「あの後、長岡の親方が警察に捕まってね。銃刀法違反だったんだけど、初犯で執行猶予が付いてすぐ戻って来たらしいねえ。親方は玩具の拳銃だと言って譲らなかったんだけど……」
予想通りだと言える成果だ。村山徹《むらさん》は、四十九歳で拳銃自殺している。
「あの……、徹さんはなにかお悩みだったんでしょうか? 私が知る限りでは、仕事に熱心で誇りを持っていて、明朗快活な人柄だったと思うんですが……」
答えは解っているが、一応聞いておいた方がいいだろう。
「お父ちゃんが自殺するなんてね、未だに信じられないって、娘と会う度に話すんだよ。確かに金遣いが荒かったし、ギャンブルもてんで弱かったけどさ……」
少し、辛い記憶を思い出させてしまったようだ。
「そういえば、娘さんはいらっしゃらないのですか?」
家の中で物音がない。おそらくこの家には奥さんしかいない。
「ああ、娘はもう嫁に行って子供も三人いるんだよ。お父ちゃんがいたら好好爺《こうこうや》になってただろうねえ。面倒見と気前だけはいいからね」
村さん、もし生きていたら孫三人のお爺ちゃんですよ。
……そう考えると胸が痛いな、悲しいな。
「本日はありがとうございました。これはつまらないものですが、お供えものです。賞味期限がありますので、早めに召し上がってくださいね」
村さんから奥さんの特徴の一つとして大好物を聞いていたのだ。
それは、大剋堂のイチゴ大福だ。二十個入りの詰め合わせをサービスエリアで買ってきた。
「まあ、大剋堂の大福かい!今、お茶入れ直すからね」
ありゃ……、これはいけない。そろそろお暇せねば。
「いえ、お構いなく。私は用事が控えておりますので、これで失礼します」
「そうかい、残念だねえ。また仏壇に手を合わせに来てやってくれるかい?」
「はい、大福はまた次の機会に……」
「はっはっは、あんたは親方が言った通り龍顔の子なんだねえ。今時の若い者に比べると違いがよく解る。話し方、所作も丁寧で礼儀を知っている。またいつでもおいで」
「それでは、これで失礼します」
また深くお辞儀をしてから村山家を後にした。
成果はあった。村山徹《むらさん》はやはり拳銃自殺している。そして、亜空間で強制労働している元タイムリーパーなのだ。家族の無事も確認できたし、なにより娘さんの慶事が大きな収穫となった。
「さて、ややこしい人の方へ行くか?」
山本美沙理《サリーさん》、キャバレーの元従業員で占い師ミザリーの経営者。
生まれつきの能力で人の過去と未来の姿を視ることができる人。
――そして、私は山本美沙理の痕跡に迫る。
先程までの亜空間潜入作戦の記憶は鮮明に維持している。サリーさんと村さんに頼まれたことを調べなければいけない。
「とりあえず、村さんの方から調べてみるか……」
村さんからは、家の住所や奥さんと娘さんの名前を聞いている。
幸い土曜休みということもあって、時間はたっぷりある。
探偵ごっこをするにはもってこいの一日になりそうだ。
「えーっと、直接家行ってみた方がいいのか? 変に思われないかな……」
私は会社に着て行く黒いビジネススーツ姿で車に乗り込んだ。
村さんが住んでいた場所は隣町だ。ここから車で二十分ほどで中心街に到着するだろう。
「村さんがたこ焼きしてた頃の知り合いってことで話合わすしかないな」
家の呼び鈴を鳴らすことすら躊躇《ためら》いがあるというのに……。
車で走ること二十分、途中のサービスエリアで買い物を済ませ、再び車で走ること五分。
中心街から少し外れた場所に、村さんに教えられた特徴の家屋が建っているのを確認した。
「基礎や外装から見て、築二十年ってとこだな」
などと勝手に人の家の築年齢を推理してみる。
外観はところどころ錆びており昭和の家という感じが出ている。
車を降りて玄関の前に行ってみると、木製の表札には村山と書いてある。
おそらくだが、この家は村さんの親が建てた家なのだろう。近付いてみるとさらに古く見える。
「こんにちはー!」
何度か呼び鈴を鳴らしながらお決まりの挨拶をしてみた。
「はいはい、なんだい? 太陽熱発電の営業なら先週断わったけど?」
六十代半ばといったところだろうか?年配の女性が出てきた。
「こんにちは、私は徹さんに昔お世話になった者でして……徹さんは……」
「お父ちゃんの知り合いかい? ひょっとして長岡の若い衆だった人かい?」
「はい、長らくご無沙汰しておりましたので、本日はご挨拶に伺いました」
ペコリと深めに頭を下げて丁寧に挨拶をしてみる。
「そうかい、そうかい!あがってちょうだい!お父ちゃんも喜ぶから!」
はい?お父ちゃんも喜ぶ?ちょっと待ってくれ……。
この世界の村山徹は生きているのか!?面識がないのに顔合わせは非常にまずい!
「それでは、お邪魔させていただきます」
これは……賭けだ!ここで引き下がれば、奥さんの無事以外の情報が得られない。
なにより、村さんに報告できるほどの情報がない。
靴を揃えて廊下を進んでいく村さんの奥さんに続く。
突き当りにあるふすまの前で奥さんは止まった。
「お父ちゃんはここにいますから、ごゆっくりどうぞ」
軽く会釈をして奥さんは台所の方へ歩いて行った。
――ふすまを開けると誰もいない部屋だった。そこは仏間だったのだ。
「ああ、やっぱりこういう展開なのね……」
予想はしていたことだ。私の目の前に大きく立派な仏壇がある。
仏壇の真ん中には見慣れた顔の村さんの写真が置かれている。
「んー……。手を合わせておくか……」
仏壇に手を合わせるのは、すごく複雑な気分だ。
私は少し前まで当の本人といたのだから。ただし、亜空間という別世界でだが……。
仏壇にロウソクを立て、線香三本をくすぶらせて手を合わせた。
「村さん、奥さんは元気みたいです。よかったですね……。どうかご冥福を」
ああ、そういえば冥福はしてないんだっけ……。
そんなことを考えていると背後のふすまが開いて奥さんがお茶を運んできた。
「お茶でもどうぞ。今日は長岡の事務所から来たのかい?」
奥さんはお茶を私の元へ差し出しながら訊いてくる。
「いいえ。私は徹さんがお亡くなりになった後、事務所を辞めてるんです」
「へえー!辞めたってそれじゃあんた、これなのかい!?」
そう言って奥さんは……、小指を切り落とす真似をしてみせた。
「はは……。そんなことは今時しませんよ。あくまで会社ですから」
この奥さんの中では、村さんが任侠映画の登場人物にでもなっているんだろうか……。
「あれ……? あんたあれかい? 親方が言ってた龍顔、アイスクリームの子!」
しまった!この人には顔を見られていたのか。なんという凡ミス……。
「はい、実は長岡さんの若い衆ではなくて、バイトで若松の若い衆だったんです。あの日は長岡興業の方へヘルプで行ってました。ご主人が亡くなったことを知ったのはつい最近でして……驚いてこちらに来た次第です。差し支えがなければ当時のお話をお聞きしてもいいですか?」
十年以上経過している、深い傷や喪失感も少しは癒えているだろう。
「最近知ったのかい? それじゃあどんな最期だったかも聞いてるね?」
そう言うと奥さんは片手で拳銃の真似をして、それをこめかみに当てた。
「はい。徹さんの最期を聞いて驚きました……」
「あの後、長岡の親方が警察に捕まってね。銃刀法違反だったんだけど、初犯で執行猶予が付いてすぐ戻って来たらしいねえ。親方は玩具の拳銃だと言って譲らなかったんだけど……」
予想通りだと言える成果だ。村山徹《むらさん》は、四十九歳で拳銃自殺している。
「あの……、徹さんはなにかお悩みだったんでしょうか? 私が知る限りでは、仕事に熱心で誇りを持っていて、明朗快活な人柄だったと思うんですが……」
答えは解っているが、一応聞いておいた方がいいだろう。
「お父ちゃんが自殺するなんてね、未だに信じられないって、娘と会う度に話すんだよ。確かに金遣いが荒かったし、ギャンブルもてんで弱かったけどさ……」
少し、辛い記憶を思い出させてしまったようだ。
「そういえば、娘さんはいらっしゃらないのですか?」
家の中で物音がない。おそらくこの家には奥さんしかいない。
「ああ、娘はもう嫁に行って子供も三人いるんだよ。お父ちゃんがいたら好好爺《こうこうや》になってただろうねえ。面倒見と気前だけはいいからね」
村さん、もし生きていたら孫三人のお爺ちゃんですよ。
……そう考えると胸が痛いな、悲しいな。
「本日はありがとうございました。これはつまらないものですが、お供えものです。賞味期限がありますので、早めに召し上がってくださいね」
村さんから奥さんの特徴の一つとして大好物を聞いていたのだ。
それは、大剋堂のイチゴ大福だ。二十個入りの詰め合わせをサービスエリアで買ってきた。
「まあ、大剋堂の大福かい!今、お茶入れ直すからね」
ありゃ……、これはいけない。そろそろお暇せねば。
「いえ、お構いなく。私は用事が控えておりますので、これで失礼します」
「そうかい、残念だねえ。また仏壇に手を合わせに来てやってくれるかい?」
「はい、大福はまた次の機会に……」
「はっはっは、あんたは親方が言った通り龍顔の子なんだねえ。今時の若い者に比べると違いがよく解る。話し方、所作も丁寧で礼儀を知っている。またいつでもおいで」
「それでは、これで失礼します」
また深くお辞儀をしてから村山家を後にした。
成果はあった。村山徹《むらさん》はやはり拳銃自殺している。そして、亜空間で強制労働している元タイムリーパーなのだ。家族の無事も確認できたし、なにより娘さんの慶事が大きな収穫となった。
「さて、ややこしい人の方へ行くか?」
山本美沙理《サリーさん》、キャバレーの元従業員で占い師ミザリーの経営者。
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