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3学期
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「お姉様。今日もいい感じに、お綺麗です」
半ば皮肉気味に、柳田亜紀が囁いた。
昨日、仙台のお土産を持って佑樹の所に寄った。
2時間ほど飛ぶくらい愛されて、タクシーで家に送られた。
「クリスマスからお正月、亜紀は何してたのかな?」
私が皮肉交じりに言うと、はっきりした答えが帰って来た。
「彼にSEXを教えたら、腰が抜けるほど愛されました」
「通りで、亜紀も肌の色艶が良いもの」
彼女とのやり取りは、隠し事が無い分楽しい。
実習の後、学校祭の内示があった。
学校祭の発表は、全員参加。
グループだろうと個人だろうと、テーマは自由。
ただし参加人数によって、場所や実習室の使える時間が決まる。
……
放課後、武尊の提案で有志が集まった。
「学校祭は、紗栄子姉さんの事業計画を実現したい」
いやいや、私は聞いてない。
「姉さんの店triticumを、実際にやってみるんだ」更に続けた。
「面白い、やって見ないと判らない事もある」
稜也は乗り気だ。
「私、ライ麦食パン作りたい」
柊木麻未も賛成してる。
「10人集めたら、会場の4分の1は確保出来るよね」
大地は、吹っ切れたように元気だった。
「姉さん、やるよね」武尊が迫る。
「条件がある。参加者のうち、二人は私に選ばせて」
稜也、天音、武尊、妃奈、亜紀、大地、麻未それに私だ。
仲良しグループ過ぎる。
「そこは姉さんに任せる」
武尊が言って、まとまった。
直ぐに、田辺女史を誘う。
「大人の意見が、必要なの。
銀行員だった横道氏も誘うつもり、是非仲間になって」
私が口説くと、了解してくれた。
その足で一緒に横道さんに話すと、快諾してくれた。
ほぼ理想的なメンバーで、構成出来た。
夢への第一歩が、スタートした。
半ば皮肉気味に、柳田亜紀が囁いた。
昨日、仙台のお土産を持って佑樹の所に寄った。
2時間ほど飛ぶくらい愛されて、タクシーで家に送られた。
「クリスマスからお正月、亜紀は何してたのかな?」
私が皮肉交じりに言うと、はっきりした答えが帰って来た。
「彼にSEXを教えたら、腰が抜けるほど愛されました」
「通りで、亜紀も肌の色艶が良いもの」
彼女とのやり取りは、隠し事が無い分楽しい。
実習の後、学校祭の内示があった。
学校祭の発表は、全員参加。
グループだろうと個人だろうと、テーマは自由。
ただし参加人数によって、場所や実習室の使える時間が決まる。
……
放課後、武尊の提案で有志が集まった。
「学校祭は、紗栄子姉さんの事業計画を実現したい」
いやいや、私は聞いてない。
「姉さんの店triticumを、実際にやってみるんだ」更に続けた。
「面白い、やって見ないと判らない事もある」
稜也は乗り気だ。
「私、ライ麦食パン作りたい」
柊木麻未も賛成してる。
「10人集めたら、会場の4分の1は確保出来るよね」
大地は、吹っ切れたように元気だった。
「姉さん、やるよね」武尊が迫る。
「条件がある。参加者のうち、二人は私に選ばせて」
稜也、天音、武尊、妃奈、亜紀、大地、麻未それに私だ。
仲良しグループ過ぎる。
「そこは姉さんに任せる」
武尊が言って、まとまった。
直ぐに、田辺女史を誘う。
「大人の意見が、必要なの。
銀行員だった横道氏も誘うつもり、是非仲間になって」
私が口説くと、了解してくれた。
その足で一緒に横道さんに話すと、快諾してくれた。
ほぼ理想的なメンバーで、構成出来た。
夢への第一歩が、スタートした。
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