【完結】 悪女は今日もパンを焼く 【R18】

灰色 猫

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「一緒に入りたかった。
起こしてくれたら、よかったのに」

私がbathroomから出てきたら、彼が起きていた。

「あまりにも気持ち良さそうに寝てたんで、起こさなかった」
嘘ではないが、本心でもない答えをした。

「ねえ、新年初めてすることを、何て言うか知ってる?」

「そんな事に、名前があるの?」

「姫初めって、言うの」

「じゃあ、今から試していい?」

「生理、終わったから大丈夫」
2日間一緒に寝てるのに、我慢させていた。
彼の我慢も限界だったんだろう。
お姫様抱っこされて、ベッドに連れて行かれた。
ベッドに横にされたら、エアコンの温度をあげた。

キスされて、全裸にさせられる。
彼も裸になって、もう何時でも大丈夫な様子だ。
胸から下半身に、手が降りて来た。
中央の割れ目に中指が触れられると、体の奥が熱くなる。
入り口を優しく刺激しながら、私の口をキスで塞いでいた。

「ああ、いい」「中が熱いの」

「蜜が溢れてきた」

「佑樹が、欲しいの」
彼の肉棒を掴んだ。
これ以上ないほど、大きくなっていた。
彼が渡してきた、コンドームをつけてあげる。

彼の膝で脚を閉められないようにされて、私に熱い楔が打ち込まれた。

「ああ、入ってくる」「欲しかったの」
入れられたまま、抱き締められて長いキスで溶かされる。

「ああ、いい」
「このままじっとしてても、イッちゃうよ」
湯上がりの熱と彼の熱で、のぼせそうだ。

「熱い」「イカせて」
言った途端、奥に突き当てられた。

「あん、いい」
リズムよく突き上げてくる。

「あん、あん、いい」
「あああ、イクよ」「もう、ダメ」「ああああ!」

私がイッて奥を締め付けたら、彼も発射した。

「姫初めで、一緒にイケたね」

「紗栄子は、やっぱり最高の女だ」
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