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「違う世界にいても、する時はするんだ」
私を抱きしめながら、彼が囁いた。
私の口を塞ぐように、キスしてくる。
「違う世界にいるから、SEXが楽しめる。
一緒にいたら、また辛い思いをしてしまうよ」
裸にされて、ベッドで責められる。
智貴は、私の体を知り尽くしている。
ワンパターンだが、私の体が勝手に反応してしまう。
マンネリを心配して向こうがパターンを変えると、逆に気が散って感じない。
いつもと同じ安心感、これに勝るものはない。
気持ち良くなったところで、彼の上に乗る。
自分だけの快感を追い求めて、腰を振る。
「ああ、当たってるよ」
上下に動くと、奥に当たっていた。
「イッちゃうよ」「ああ、ダメ」
頭が真っ白になって、彼の胸に倒れ込んだ。
「私だけ、イッちゃった」
「紗栄子は、何度でもイッていいよ」
彼は起き上がり私を下にして、脚を抱えるように正常位で入ってきた。
「ああ、入ってきた」
私の口を塞ぐようにキスをしてくる。
受け止めると、長く続けて口の中を彼の舌が暴れていた。
それだけで、イキそうになる。
「紗栄子のキスが、好き」
「智貴にキスでイカサれる」
「イッていいのに」
「もっと、味わいたいの」
彼は焦らすようにキスをして、動いてくれない。
「奥まで、突いて欲しい」
おねだりすると、いきなり動き出した。
全身をスライドするように、大げさに出し入れされる。
「擦れてる」「中が熱いの」
「いい、奥がいい」「早く、はやくきて」
朦朧とする中、彼が激しく突き上げてイッた。
「ああ、ダメ」
「出てる、熱い精液が出てる」
私も一緒にイッて、彼の精子を受け止めた。
私を抱きしめながら、彼が囁いた。
私の口を塞ぐように、キスしてくる。
「違う世界にいるから、SEXが楽しめる。
一緒にいたら、また辛い思いをしてしまうよ」
裸にされて、ベッドで責められる。
智貴は、私の体を知り尽くしている。
ワンパターンだが、私の体が勝手に反応してしまう。
マンネリを心配して向こうがパターンを変えると、逆に気が散って感じない。
いつもと同じ安心感、これに勝るものはない。
気持ち良くなったところで、彼の上に乗る。
自分だけの快感を追い求めて、腰を振る。
「ああ、当たってるよ」
上下に動くと、奥に当たっていた。
「イッちゃうよ」「ああ、ダメ」
頭が真っ白になって、彼の胸に倒れ込んだ。
「私だけ、イッちゃった」
「紗栄子は、何度でもイッていいよ」
彼は起き上がり私を下にして、脚を抱えるように正常位で入ってきた。
「ああ、入ってきた」
私の口を塞ぐようにキスをしてくる。
受け止めると、長く続けて口の中を彼の舌が暴れていた。
それだけで、イキそうになる。
「紗栄子のキスが、好き」
「智貴にキスでイカサれる」
「イッていいのに」
「もっと、味わいたいの」
彼は焦らすようにキスをして、動いてくれない。
「奥まで、突いて欲しい」
おねだりすると、いきなり動き出した。
全身をスライドするように、大げさに出し入れされる。
「擦れてる」「中が熱いの」
「いい、奥がいい」「早く、はやくきて」
朦朧とする中、彼が激しく突き上げてイッた。
「ああ、ダメ」
「出てる、熱い精液が出てる」
私も一緒にイッて、彼の精子を受け止めた。
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