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「不思議だ。貴女といると、自分が無防備になってしまう」

彼と繋がった状態で言われても、簡単に信じられない。
普段の彼をよく知らないので、言葉の意味が判らなかった。

「SEXしている時って、心を開放しないの?」

「今まで、出来て無かったかもしれない」

「私は開放しないと、イケません。
貴男は心を閉じていても、イケていいですね」

私は繋がってる中が気持ち良くて、上下に腰を使った。
向かい合ってるので、彼は私の顔を見ている。

「ああ、いい」「そんなに見ないで」

「顔が紅潮してる、感じてるんだ」
見透かすように言われて、恥ずかしさと気持ち良さで意識が飛びそうだ。

「いい、イッちゃうよ」
「あ、あ、あああ」「イク」
私は彼に抱きついた。

彼の首にしがみついたまま、息を整える。
だんだんと落ち着いて、意識が戻って来た。
肉棒が抜かれて、降ろされる。
彼に連れられて、ベッドにヨロヨロと歩いた。

私をうつ伏せにしたまま、後ろから熱い楔を打ち込まれる。
腰を引き寄せながら、突き上げて来た。
直ぐに快感が押し寄せる。

「ああ、ダメ」「逝っちゃうってば」
リズミカルに突き上げられると、意識が飛んで前に潰れた。
私の中で、打ち込まれた楔が発射の脈動をしていた。

「ああ、出てる」
私は起き上がれないまま、眠りに落ちた。

目が覚めると、隣りに彼が眠っていた。
陽の光で、朝が来ていることを告げている。
ブラインドを少し開けると、部屋が明るくなった。

bathroomに行って、シャワーを浴びる。
ワンピースを着て、軽くメイクをした。

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