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情事 1

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「今日は、逃しませんよ」

食後、一緒に後片付けをして、リビングのソファに移動した。
極甘のデザートワインを頂きながら、隣りに座ってると口説かれた。
私の手からワイングラスを取り上げて、テーブルに置く。
首に手を回して来て、抱き寄せられたらキスされる。
甘い桃の香りが広がる、ワインのせいだ。

キスが、上手い。
抱き締めるというより、包まれている。
そんな中、時々離して呼吸の余裕を与えてくれる。
緩急をつけられる、そんな感じだった。
ヤバイ、向こうのペースに引き込まれた。

「貴女ほど、自然な人は初めてだ」

私の手を引いて、ベッドルームのドアを開けた。
ベッドの上に、花が置いてある。
引くほどキザだった。

抱き締められて、キスされる。
その間も、ワンピースの前ボタンを外してくる。
覚悟は決めて来ていた、自分でワンピースを脱ぐ。

真っ白なレースのブラ・ショーツのセットを身に着けていた。

「ほほう、Virginみたいだ」

「女は生理のたびに、新しく男の子供を妊む準備が出来ますの」

「貴女の潔さに驚かされます」
話してる、彼のシャツに手をかけた。
下から捲り上げるようにすると、彼は両腕を上げて上半身裸になった。
肩の筋肉が盛り上がり、胸は大きく膨らんでいた。

「鍛えてるの?」
胸の筋肉に触ってみると、隆起した部分が固い。

「ジムに通ってます」
返事をしながら、ブラのホックを外してきた。
2つの円錐が飛び出す。
下から持ち上げるように、掴まれた。

「何者にも変え難い、柔らかさだ」
痛くないように、そっと手で包まれていた。

いつの間にか、ベッドに寝かされてキスされていた。

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