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「智貴と一緒に入るって、品川のホテル以来だね」

彼に抱かれて、お湯に浸かっていた。
イチャイチャ出来るように、半分浅くて半分は深い構造になっている。
胸を揉まれながら、下半身を弄られた。
声が出そうなのを我慢して、キスをする。

離して貰って、汗をかいた体を洗う。
メイクを落として来たので、思い切り洗顔した。

洗髪用に、沸かしたお湯が出るようになっている。
シャンプーをして、全身キレイになった。

部屋に戻る道で、森を抜ける風が気持ちいい。

バスルームでスキンケアをして、髪を乾かす。
ベッドルームに戻ってソファーに座ると、智貴が飲んでいるビールを一緒に頂いた。

「こんなに陽が高い時間からノーメイクなのは、智貴にしか見せられない」

「紗栄子がノーメイクなのは、嫌いじゃない」
そう言うとキスしてきて、胸を触ってきた。
オレンジのワンピースを、脱がされて上半身が露わになる。

ブラだけの胸に顔を埋めるように、押し倒された。
ショーツの中に手が入ってきて、中心の溝を指がなぞってくる。
入り口からは、もう蜜が溢れていた。

「もう濡れてる」

「2ヶ月も待たされてたのよ」

「俺も一緒だよ」

彼にショーツを脱がされたら、直ぐに熱い杭が打ち込まれる。

「ああ、入ってきた」
押し広げるように、奥に入ってくる。

「ああ、いい」「奥まで入ってるよ」
彼が動く分だけ、声が出てしまう。

「いい」「あん、当たる」
私に構わず、ガンガン突いてくる。
「もっと、もっと」
責められて、意識が飛んだ。

「イッちゃうよ」

「ああああ、ダメ」

イッてしまった。
過呼吸なくらい、息が荒れていた。

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