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初体験 1
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「キスは、したことある?」
尋問は続く。
「中学の時、女子マネージャーとした。
ジャージの上から胸を触ったんだ。
それ以上は、してない」
高校が男子校で寮生活は、可哀想過ぎる。
「じゃあ、私にキスして」
ソファに座っている稜也の隣に、私は腰を下ろした。
彼が私の両肩を掴む。
目を開けている私の10㎝の距離に、稜也の顔があった。
彼の唇が、私の唇に触れる。
直ぐに、彼は離した。
「初々しいキスだわ。今度は私がしてあげる」
私は彼の首に腕を廻して、彼を抱きしめた。
唇を合わせる。
「口を開けて」囁くように言う。
開けた彼の口の中へ、舌を滑り込ませて絡める。
反射的に彼も舌を絡めてきて、長くキスを続けた。
「どう?」
「姉さんがもっと欲しくなった」
「脱がして」私は彼が脱がせやすいように両手を上にあげた。
彼がスエットの下を持ち上げて、上に引き抜く。
下に何も着てなかったので、乳房が露わになった。
「触って、いいわよ」
私は胸を張って、彼の方を向いた。
両手でがっちり掴まれた。
痛いほどではないが、気持ち良くはない。
「優しく、下から持ち上げるように揉んで」
「柔らかい。上手くいった時のパン生地みたいだ」
実習室は聖域だって言った奴には、似合わない発言だった。
私は立ち上がって、ベッドルームのドアを開けた。
シーリングライトを消して、間接照明だけにする。
薄明かりのベッドに、稜也を誘った。
ベッドに横になった私の隣に、裸にタオルを巻いた彼が来た。
「初めてなのね、私の言いつけが守れる?」
稜也が声に出さず、頭をコクンと上下に合図した。
尋問は続く。
「中学の時、女子マネージャーとした。
ジャージの上から胸を触ったんだ。
それ以上は、してない」
高校が男子校で寮生活は、可哀想過ぎる。
「じゃあ、私にキスして」
ソファに座っている稜也の隣に、私は腰を下ろした。
彼が私の両肩を掴む。
目を開けている私の10㎝の距離に、稜也の顔があった。
彼の唇が、私の唇に触れる。
直ぐに、彼は離した。
「初々しいキスだわ。今度は私がしてあげる」
私は彼の首に腕を廻して、彼を抱きしめた。
唇を合わせる。
「口を開けて」囁くように言う。
開けた彼の口の中へ、舌を滑り込ませて絡める。
反射的に彼も舌を絡めてきて、長くキスを続けた。
「どう?」
「姉さんがもっと欲しくなった」
「脱がして」私は彼が脱がせやすいように両手を上にあげた。
彼がスエットの下を持ち上げて、上に引き抜く。
下に何も着てなかったので、乳房が露わになった。
「触って、いいわよ」
私は胸を張って、彼の方を向いた。
両手でがっちり掴まれた。
痛いほどではないが、気持ち良くはない。
「優しく、下から持ち上げるように揉んで」
「柔らかい。上手くいった時のパン生地みたいだ」
実習室は聖域だって言った奴には、似合わない発言だった。
私は立ち上がって、ベッドルームのドアを開けた。
シーリングライトを消して、間接照明だけにする。
薄明かりのベッドに、稜也を誘った。
ベッドに横になった私の隣に、裸にタオルを巻いた彼が来た。
「初めてなのね、私の言いつけが守れる?」
稜也が声に出さず、頭をコクンと上下に合図した。
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