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確信を持ってみた
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「もう、いいの?」
「2回もイッたから、疲れちゃった。
光希に抱かれて、眠りたい」
帰りの時間を考えても、まだ2時間以上あった。
アラームをセットして、結奈を後ろから緩く抱きしめる。
あっという間に、眠りに落ちた。
「光希、起きて」
風呂から上がって来た、結奈に起こされた。
シャワーを浴びて出てきたら、結奈が部屋を片付けている。
掃除機をかけて戸締りをしたら、裏口から出た。
結奈を送って家に帰ると、由衣姉さんが食事を食べていた。
その間、仏間で寝ている陽菜を見ている。
腕枕して横になっていたら、睡魔におそわれた。
夢を見た。
幼稚園の制服を着た俺が、誰かと手をつないで歩いている。
その相手が、誰か判らない。
直ぐに、目が醒めた。
隣で寝ていても陽菜から何も言ってこなかっし、サインも感じなかった。
光希の魂が、完全にこの身体から独立した事を確信した。
母親に子供の頃の俺について、聞いてみた。
「幼稚園の時に仲良しだった女の子って、誰だった?」
「何で、今頃?」
「夢を見たんだよね。
誰かと、手をつないで歩いていた」
「記憶が戻ってるの?」
「少しずつだけど」
「2回もイッたから、疲れちゃった。
光希に抱かれて、眠りたい」
帰りの時間を考えても、まだ2時間以上あった。
アラームをセットして、結奈を後ろから緩く抱きしめる。
あっという間に、眠りに落ちた。
「光希、起きて」
風呂から上がって来た、結奈に起こされた。
シャワーを浴びて出てきたら、結奈が部屋を片付けている。
掃除機をかけて戸締りをしたら、裏口から出た。
結奈を送って家に帰ると、由衣姉さんが食事を食べていた。
その間、仏間で寝ている陽菜を見ている。
腕枕して横になっていたら、睡魔におそわれた。
夢を見た。
幼稚園の制服を着た俺が、誰かと手をつないで歩いている。
その相手が、誰か判らない。
直ぐに、目が醒めた。
隣で寝ていても陽菜から何も言ってこなかっし、サインも感じなかった。
光希の魂が、完全にこの身体から独立した事を確信した。
母親に子供の頃の俺について、聞いてみた。
「幼稚園の時に仲良しだった女の子って、誰だった?」
「何で、今頃?」
「夢を見たんだよね。
誰かと、手をつないで歩いていた」
「記憶が戻ってるの?」
「少しずつだけど」
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