（完結） 転生して１６歳から人生やり直し

疲れさせてみた

「気持ちいいの、もっと、もっと」

結奈がうわ言のように、声を上げている。
それを聞いていると、もっと声を上げさせたい。

腰を引き寄せながら、突き上げる。
そのたびに、声が漏れている。

「もうダメ」
ゴーサインが出た。
奥へ奥へ、突き上げていく。

「出して」
おねだりしている。
さらに突いたら、脳に快感が広がった。

「出すね」

「ああ、出てる」
結奈は座布団にべたっとなって、受け止めていた。

「すごく良かったけど、疲れちゃった」
疲れるのは、感じている証拠だ。

「お口でしてあげようか？」
結奈は積極的だ、急ぎ過ぎて心配になる。

俺がまだ３０代の１９８０年代には、３０歳過ぎて独身の社員は札幌か博多に転勤させられる噂があった。
札幌の寒さは人肌が恋しくなり、博多の女は情が深くて男を虜にする。
みんな結婚して、東京に戻ってくるという訳だ。

その時は冗談だと思ってたが、結奈を見ていると必ずしも嘘じゃない気がしてきた。
留学にとって最大の関門は、結奈かもしれない。

この場所は、非日常的過ぎた。
優しくsex出来ない。
余程じゃないと、ここは無しだって思った。