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第十二章 新機軸
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「今年はメンバーの卒業が相次ぎ、大変な年になりましたね」
司会のアナウンサーが、白河寧々に話を振った。
「foutuna結成から10年目を迎えて、世代交代の波が来ています。
1期、2期生が卒業しても、5期の二人のような若い力が伸びてきています。
何も心配はしていません」
アイドル界のトップチームの一つなだけに、弱気な事は言わない。
「今年は加藤みさきちゃんがCMに抜擢されたり、全国ツアーも成功して、よい年になりましたね?」
司会者が、cloud nineキャプテン川本真利亜に話を振った。
「3年目で全国10か所のアリーナコンサートが出来た事は、収穫でした。
でも、まだスタジアムライブするだけの力はありません。
来年以降に持ち越しますが、必ず実現します」
TOPを追いかける、強い意志を表明した。
「来年にかける思いは、いかがですか?」
来栖千鶴が指名された。
「来年はfortunaの活動と並行して、歌やお芝居の仕事がしたいです」
千鶴は裏表無く、自分の夢を話した。
「加藤みさきちゃん、来年の目標はありますか?」
「もっとTVの歌番組に出たいです、特に12月31日の夜の番組に出たい。
その時、センターだったら最高です」
「いきなりセンター奪取宣言ですか?」
「fortunaの沙織ちゃん、美雪ちゃんと、みんなでセンターになろうって約束したんだ」
「沙織ちゃん、美雪ちゃん、本当ですか?」
「みさきちゃんに一緒にセンターを目指そうと言われて、Yes以外の答えは無いですね」
沙織は冷静に答えた。
「強い意志がないと、実現しませんよね」
美雪もクールだった。
「白川さん、いかがですか?」
「二人は2期生の先輩に指導されていたので、センターを目指すのは当然だと思います。
それでfortunaに活力が生まれれば、最高ですね」
「小山詠美さん、いかがですか?」
「若いメンバーが、グループを超えて競い合うって素敵なことです」
番組が放送されると、netは大荒れだ。
「2年先輩のみさきとセンターを目指すって、調子にのってる」
「みさきが3人の秘密をバラした」
「沙織と美雪がハメられた」
みさきのSNSには、沙織、美雪と一緒に写ってる画像が載せられた。
司会のアナウンサーが、白河寧々に話を振った。
「foutuna結成から10年目を迎えて、世代交代の波が来ています。
1期、2期生が卒業しても、5期の二人のような若い力が伸びてきています。
何も心配はしていません」
アイドル界のトップチームの一つなだけに、弱気な事は言わない。
「今年は加藤みさきちゃんがCMに抜擢されたり、全国ツアーも成功して、よい年になりましたね?」
司会者が、cloud nineキャプテン川本真利亜に話を振った。
「3年目で全国10か所のアリーナコンサートが出来た事は、収穫でした。
でも、まだスタジアムライブするだけの力はありません。
来年以降に持ち越しますが、必ず実現します」
TOPを追いかける、強い意志を表明した。
「来年にかける思いは、いかがですか?」
来栖千鶴が指名された。
「来年はfortunaの活動と並行して、歌やお芝居の仕事がしたいです」
千鶴は裏表無く、自分の夢を話した。
「加藤みさきちゃん、来年の目標はありますか?」
「もっとTVの歌番組に出たいです、特に12月31日の夜の番組に出たい。
その時、センターだったら最高です」
「いきなりセンター奪取宣言ですか?」
「fortunaの沙織ちゃん、美雪ちゃんと、みんなでセンターになろうって約束したんだ」
「沙織ちゃん、美雪ちゃん、本当ですか?」
「みさきちゃんに一緒にセンターを目指そうと言われて、Yes以外の答えは無いですね」
沙織は冷静に答えた。
「強い意志がないと、実現しませんよね」
美雪もクールだった。
「白川さん、いかがですか?」
「二人は2期生の先輩に指導されていたので、センターを目指すのは当然だと思います。
それでfortunaに活力が生まれれば、最高ですね」
「小山詠美さん、いかがですか?」
「若いメンバーが、グループを超えて競い合うって素敵なことです」
番組が放送されると、netは大荒れだ。
「2年先輩のみさきとセンターを目指すって、調子にのってる」
「みさきが3人の秘密をバラした」
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