ずっと、ずっと甘い口唇

犬飼春野

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女王様と俺

夏の終わり-2-(立石、池山、片桐、篠原、佐古、本間、橋口、村木)

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 仕切り直しに、立石がコーヒーを淹れ始めた。

 それに合わせて、橋口が冷蔵庫に保管していた和菓子を豆皿に一つ一つ載せ、黒文字の楊子を添えた。
 和菓子はどれも趣向の凝らされた彩りの美しい物ばかりで、カウンターに肘を突いて見守っていた池山が目を輝かせる。

「コーヒーに和菓子?しかも、随分上品な生菓子だなあ」
「意外と合うんですよ。そもそもお濃茶なんて、エスプレッソ並みの濃度ですし」
「ああ、あれ。オレ苦手・・・。回し飲みだし、ぬるいし」

 昔、姉が独身の頃に勉強会と称して行った茶事に引っ張り出された池山は、その時を思い出して舌を出した。どこから借りてきたのか着物も着せられ、趣向は色々と興味深かったが、最後の濃茶だけはどうしてもなじめず、しびれた足ともども苦しめられた。

「まあ、末席の方だと冷めてしまいますよね、特に寒い季節は」

 今や本間達と同じく長谷川の祖母の門下生になった橋口は、以前別の流派を少し習ったことがあったらしく、茶事にも人間関係にもすんなりと馴染んでいる。

「さあ、どれにしますか?お好きなものをどうぞ」

 大きなお盆に並べられた和菓子を全員で覗き込み、それぞれ好みのものを取り、片手にコーヒーの入ったマグカップを持って着席する。

「いただきます」

 全員が無意識のうちに手を合わせて一礼し、老職人ならではの技を視覚と味覚で楽しんだ。

「さてと。再開再開」

 和菓子を食べ終えて一息ついたリビング組が、しょうこりもなくアルバムに手を伸ばした。

「あ。ブルマーだ」

 本間の呟きに、村木と橋口が覗き込む。

「あら、本当ですね。生さんの頃はまだこちらだったんですね、体操着」

 最年少の村木の懐かしげな声に池山か食いついた。

「ええ?キミタチ、ブルマーじゃないの?」
「ええ。小学校の頃くらいはブルマーだった時期がありましたが、おおむねハーフパンツですね」
「あ。私の所はぎりぎり高校一年生の時までブルマーです。しかも緑色の」
「うわ、緑色なんてあんの?」
「ありますよ。うちの学校、学年別に体操着の色を変えていたので。私の学年はオールグリーンです」

 物憂げなため息に、村木がおそるおそる挙手した。

「わかります。私の所も、紺色、小豆色、緑色の三色でしたから」
「ちなみに、何色?」
「私は上下とも小豆色でした・・・」
「どっちもどっちだね・・・」
「ええ。どっちもどっちです・・・」
「まあ、高校の体操着って、イケてないくらいが丁度良いんじゃね?目の毒だしさあ」

 同じく緑色の体操着で屈辱の三年間を過ごした本間は、唇を尖らせる。

「それって、男の論理~」
「仕方ないじゃん、オレ、男だもん」

 リビング組がやんややんやと盛り上がるのを横目に、四人の男が頭を付き合わせた。

「なに?ブルマーって」

 海外在住の佐古が知るよしもない。

「ああ。日本では体育の授業の時に学校指定の体操着を着る決まりにおおむねなってるんだよ。その時に女子が履くショートパンツみたいなヤツ。ぴったりしたショーツ型だったんだよ」
「ふうん?」
「今は廃止されて、太もも丸出しっていうのはなくなったようなんだけど、俺が高校の時はまだそれだったから、本間達に受けてるんだろう」

 立石の説明に、片桐がぽつりと呟く。

「なんか問題になって気が付いたら廃止になってたけど、境界線はそのへんか・・・」
「そうですね。けっこうな論争になりましたから」

 冷静に篠原が補足する。

「ああ。今にして思えば、エロいもんなあ、ブルマー姿って」
「・・・じゃあ、長谷川生も、ブルマーだったんだ」
「・・・!!」

 口に含んだコーヒーを気管に入れてしまい、立石が咳き込んだ。

「で、どうだった?あの女のブルマー姿」

 珍しく淫靡な笑いを浮かべて佐古が詰め寄る。
 げほげほと咳をする立石の背中を、気の毒そうに片桐がさすった。

「アンタも鬼だな、佐古さん」

 好きな女の生足を拝んだ思春期まっただ中の高校生の心情なんて、聞くまでもないだろう。

「・・・ものすごく、綺麗だった・・・」

 テーブルに突っ伏して虫の息ながら、律儀に立石が答える。

「・・・え?」

 片桐が背中に置いていた手を宙に浮かせた。

「足が、信じられないくらい長くて、まっすぐで、なんか、きゅっと、しまってて、ほんのり小麦色で、つやつやしてて・・・」

 額をテーブルにつけたまま、うわごとのようにぶつぶつと呟く

「もしもし?立石、だいじょうぶ?」

「立石さん、それ以上は、もう良いですよ・・・」

 篠原の同情混じりの声と、周囲の非難の視線に、佐古はぽりっと頬をかいた。

「なんか、俺っていじめっ子?」
「これに関してはそうだな。謝れよ、佐古」
「う・・・ん。ごめんね?徹」

 小首をかしげる佐古に、依然、額をテーブルにくっつけたままの立石はかすかに肯いた。

「もしかして、お前ら、昔からこんな感じだったのか?」
「・・・まあ、時々。だって面白いから?」
「・・・ぜんっぜん反省してねえな、佐古・・・」
「ん?反省してるよ?ものすごく」

 一同は心の中で、それは嘘だ、と思った。


 聞き耳を立てていたリビング組は、額がつきそうなくらい顔を寄せ合ってひそひそと言葉を交わす。

「・・・結局、しっかり見てますね。日記書けるくらい、観察してますよね、あれ」

 珍しく橋口が口元を痙攣させながら指摘した。

「そりゃあ、中学の頃からの憧れの人のオミアシよ?卒倒もんじゃない?」

 なんせ、彼女を追いかけて同じ高校を受験したくらいだ。

「それにしても立石さんって、いくさんが絡むと、本当に、なんというか・・・」

 村木が言葉を探すと、池山が引き継ぐ。

「へっぽこ?」
「いや、そこまで言ってません」
「発情期?」
「いやいやいや、男はみんなそういうもんだって」
「いえ、本当にそっちじゃなくて・・・ああ、純情、です」
「じゅんじょー、かあ」
「確かに、絶滅危惧種だね、純情」
「純情ってより、乙女じゃない?」

 いのーちーみじかし~、こいせよーおとめー、と、節を付けて本間が歌う。

「ああ、そうとも言う」

 人の家に上がり込んでいるというのに、散々である。



 本間達アルバム探検はそのまま続いた。

「それにしても、この高校って、体育祭、力入れてるね~。文化祭はわりとテキトーなのに」

 なんとか復活した立石が、またもや律儀に答える。

「他の高校はどうだったか覚えてないけれど、うちは学生が飲食店を出すのを禁じていたから、ちょっと盛り上がり欠けていたんだよ。バザーもなし。外部業者以外売買禁止」
「ああ、なるほどね」

 その盛り上がりに欠ける文化祭はさらっと通過して、体育祭のページをくまなく探索した。

「あ。三年生の時は生さんと同じチームだったんだ。小山内真矢も一緒ね」
「・・・なんか、凄い顔ぶれですね。しかも全員学ラン・・・」
「見応えあるわね、この中央四人の迫力は」

 そこには、応援合戦の時に撮影された物だった。
 中心に小山内とすらりと背の高く顔の整ったの青年、その脇を長谷川と立石が固めていた。
 小山内も長谷川も背が高く、束ねた長い髪が宙を舞っている。
 欧米系ハーフにも見えるくっきりとした顔立ちで女性的な体つき、そして優雅な微笑みを浮かべる小山内と、長い髪をポニーテールに結っていてもきりりとまるで武士のような出で立ちの長谷川。
 そして、頤の細くて目元が甘く手足の長い青年と、水泳で鍛えた身体がかなり出来上がりつつある立石は硬派なイメージが、見事に合わさり、周囲の視線を集めているのも映り込んでいた。

「女子方の組長が小山内で、副が長谷川、男子の組長は・・・」

 何度も見たのだろう。
 その写真の立ち位置をマグカップ片手に宙を見ながら説明しようとして、途切れた。

「・・・立石さん?」

 アルバムから顔を上げて本間が呼びかける。

「・・・組長が樋口で、俺が副長だ」

 一拍おいて、やや硬質な表情で続けた彼に、全てを悟った。

「ああ・・・。この人なんだ」

 樋口賢吾。

 バスケットボール部の主将。
 そして、開の、遺伝子上の父親。

 この場にいる全員がおおよその事情は知っている。
 若い恋が成就しなかったばかりか、今も禍根を遺していることも。


「・・・なあんか、納得いかないわ~。いない人の悪口は言いたくないけど、なんでこの人かなあ」

 むむ、と本間は唇をへの字に曲げた。

「んん?成分90%爽やか~で出来てる感じの、好青年じゃない。なんせ、顔が良いし」

 自他共に認める面食いの橋口は、バスケットボール部のページをめくり、反論する。

「顔は認める」

 片手を上げて、厳かに同意した。

「確かに、顔は、ものずごく良いですね。今で言うなら、特撮系ヒーローに出そうな感じで・・・」
「カイ君、将来はけっこう格好良い男の子になるかもね」

 にんまりと橋口が肉厚的な唇を上げて笑うと、「それも認める」と本間は肯いた。

「でもね」

 テーブルに頬ついて、物憂げにため息をつく。

「なんか、この時が頂点って感じ?あとは坂を転げ落ちるだけって感じ?」
「うわ、女って残酷」

 リビング組唯一の男子である池山も、本間の毒舌にさすがに引き気味だ。

「男だって似たようなもんでしょ。好みじゃない子にはとことん残酷という点において」
「う・・・」

 ぐうの音も出ない。

「それに打たれ弱そうって言うかあ・・・」
「ああ!!たしかに、そうかも!!」

 ぽん、と橋口が手を叩いた。

「お母さんが舐めるように可愛がれてきましたって感じよねえ。まあ、私が親だった場合でもそうなりそうな予感がするわ・・・」
「・・・自分をよくわかってんじゃん、弥生ちゃん」
「だから、次は中道を行こうと思ってはいるんですけどね。・・・」

 ぐるりと室内を見渡す。

 悪戯好きの猫のように奔放でフェロモンの塊と囁かれる池山、知性が前面に押し出された怜悧な美貌の篠原、天才と呼ばれつつもまるで海外のモデルのように華やかでいながら柔らかな雰囲気の佐古、半年前とはまるで別人かのように急激に男らしさを増し、仕事面でも頭角を現している片桐、そして、同性がうらやむような均整のとれた体つきと有能さを持ち合わせていながら何よりも包容力が勝る立石。

 この豪華メンバーに囲まれて、面食い街道も孤高の域まで極めてしまいそうだと、内心ため息をつく。

そして、彼らが揃いも揃って、運命だと思う人がいるのがミソだけど。
この、居心地の良い空間でしばらく休んだら、また誰かを好きになりたい。
素直に思えるようになった自分に、つい、笑みが浮かぶ。
大丈夫。
もう、かなり元気になった。

「それにしても凄い盛り上がりぶり。生さんも小山内さんも本気顔だし」

 中学生の時からダンス教室に通っていた二人がダンス指導に入ったため、見応えのある構成になってかなりの点数を稼げた。

「まあ確かに。いつも冷静でちょっと皆と距離を置いてるあいつらにしては熱くなっていたし」

 彼女たちと親しくなりたかった同級生達は喜び、それがさらに場を盛り上げた。

「距離置いてたの?彼氏はいたでしょ?」

 彼氏はいた。
 常に、誰かがいた。
 だがしかし。

「同級生とは、一度も付き合わなかったよ。いつも、年上でステータスもありそうな人が迎えに来たりしていた」
「それで油断したんだ、立石さん・・・」
「うん。子どもは相手にしないんだと思ってた」

 それを言い訳に、勇気のないままうろうろとして。
 たまたま告白してきてくれた子と付き合ったりした。
 結局、友達以上に好きになれなくて気まずい終わりを何度も繰り返し、何度も後悔したけれど。
 諦めきれないくせに、強引に前へ進む勇気もない。
 完全に拒絶されるのが怖くて、物わかりの良い男のふりをする。
 その頃の自分と、全く変わらない。
 あれからずいぶん経つのに。
 自嘲している場合ではないけれど、つくづく自分が嫌になる。


「・・・ま。予測が付かないのが人生だろ」

 ぽそりと池山が呟いた。

「誰が想像するかよ。こんなノリノリになって踊ってる長谷川」

 アルバムを凝視する眉間に皺がくっきりと浮かんでいる。

「俺は、今、自分の目が信じられない・・・」
「・・・っ!!」

 ぷふーっと本間が吹き出した。

「た、たしかに・・・!!確かに!!ありえないよね。チアガール姿の生さんとか、ポニーテールの生さんとか、アイドル笑いしてる生さんとか!!」

 腹を抱えてゲラゲラ笑い出した本間の横で、村木が途方に暮れている。

「笑いすぎです、本間さん・・・」

 が、しかし、その向かいでは橋口が肩をふるわせて両手の指先で絶妙にマスカラを抑えながら呼吸困難になっていた。

「く・・・くくくっ。アイドル笑い・・・。たしかに、これ、アイドル笑いよね・・・。昔懐かしの・・・。意外すぎて泣ける・・・。いや、泣きたくない~」

 女子全員の顔を見るとそのような演出だとは解るが、彼女自身がそれに習うとは、確かに誰も想像したことがない。

「・・・いったいどんな写真なんだ、それ」

 リビング側の喧噪に気を取られている立石達に気づかれないように佐古はひっそりとひとりごちた。
 物凄くそそられたが、とりあえず、本気で彼女に惚れ込んでいる立石の名誉のために、あえて見に行くのをあきらめて、興味のないふりをした。
 後で、こっそり見てみようと心の中でにんまり笑いながら。


「ところで今気が付いたけど、これって三年の秋よね?県内一番の進学校よね?なのに、受験は大丈夫なの?」

 本間の素朴な疑問に、うっそりとした答えが返る。

「うちの学校には体育祭を始めて以来のジンクスがあって・・・」
「うん」
「体育祭で盛り上がった年は、必ず不作の年になると」
「は?どういうこと?」

 全員の頭に疑問符が飛び交う。

「受験そっちのけで体育祭に集中した分、結束は固いんだけど、それが仇になってその余韻が受験まで続いて・・・」
「うん」
「結局、受験モードにならないまま1月を迎えて、失敗続出だと・・・」
「え?」
「とくに俺の学年は開校以来最高の割合で浪人が出たんだよ」
「それはまた凄い記録ね・・・。でも、立石さんと生さんは一発で受かったよね?」
「長谷川はともかく、俺は下が詰まっているから、とにかく必死だったし・・・」

 妹たちはとにかく県外の大学へ行けとせっついていた。
 なだめすかされ脅され蹴飛ばされ、はては模試の結果が悪いと泣き落としまでされた暗黒の時代を思い出す。

「でも、俺も第一志望は落ちたから、ジンクスはそのままだな」
「ああ、それでイバラギ・・・」

 第一志望はおそらく都内の大学だったのだろう。
 片桐が佐古へ視線を送ると、彼は小さく肯いた。

「じゃあ、なおさら、生さんは目立ったわね」

 長谷川生はさくっと最高学府へ進学した。
 ちなみに、その年にストレートで合格したのは彼女を含めて三人しかいない。
 どちらかというと一匹狼的な性格の者ばかりだったために、生が出産したことも同期に知れ渡ることがなかった。

「そして、この爽やか君は浪人でしょ。そりゃ、プライドもズタズタのボロボロで、初めての挫折?」

 気が付いたら、樋口は「爽やか君」と呼ばれている。

「挫折というか、アッパーカット・即ダウンだな・・・。受験終えて久々にあったら、妊娠しました、それでも帝大行きます、じゃあな」
「まあ、気の毒というか何というか・・・」
「廃人同然だな。・・・というか、記憶を消し去っただろうね」

 そして、今、開は10歳になった。

 ここに来て、まっすぐに育った彼を知って急に欲しくなった樋口家と生の母方の実家である高階家が何かと接触してきて、それを避けるためにか頻繁に旅に出るようになった。
 御蔵島なら、そう簡単に追えないという思惑があったのだろう。
 そう、立石が思いを馳せていると、傍らで片桐が携帯電話を取りだした。
 メールを受信したらしく、操作を始める。

「あ、詩織だ」

 言うなり、液晶画面を立石に向けた。

「ほら。笑ってるよ?」

 そこには、子供たちと海で遊んでいる生がいた。

 笑っている。
 太陽の下で、子供たちと変わらぬ笑顔の生がいる。
 いっさいの壁を取り払って、腹の底から笑っている彼女を見て、改めて思った。


 ああ、やっぱり好きだ。
 どうしようもなく好きだ。

 
 自然と、口元に微笑みが浮かぶ。

「・・・明日、休めば?」

 静かな声が、耳に届く。
 顔を上げると、佐古がテーブルに肘を突いて視線をマグカップのふちに向けたまま続けた。

「たまには休んで、迎えに行けばいい」

 
 会いたければ、会いに行けばいいんだ。

 彼の、心の声が聞こえた気がした。


「・・・ああ、そうだな」


 画面の向こうに、澄み切った青空と入道雲が広がる。
 陽の光よりも眩しい笑顔に胸が熱くなった。
 
 季節が変わる前に、思いっきり。
 夏の香りを、抱きしめたい。

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