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狂酔 ー秀一視点ー
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「ハアッハアッハアッ……ック!!!」
破裂したかのように白濁が激流となって、ドクドクと子宮の最奥まで流れ込んだ。美姫は肩で息をつきながらボンネットに躰を預け、ぐったりしている。美姫の中から欲を吐ききってクタリとなった自身をゆっくりと抜く。自分と美姫の愛液で濡れているそれを、どうしようかと視線を彷徨わせていると美姫がふらりと起き上がった。
「美姫……大丈夫ですか?」
媚薬を飲まされて普通の状態ではない美姫に理性を崩され、本能のままに激しく犯してしまった自分に後ろめたさを感じながら、秀一は美姫を気遣うように声をかけた。
「ハアッハアッしゅ…い、ちハアッハアッ……さハアッハアッ…」
美姫はふらふらと危なかしい足つきで秀一の元へと歩くと、目の前で膝立ちになった。
「なっ…!!」
目の前にある縮こまったモノを見つめた後、美姫は舌を出し、愛おしそうに舐め始めた。達したばかりで敏感になっているそこがピクン、と震える。
「っハアッ…み、きっっ……」
「ハアッハアッ…き、れハアッハアッ…に……してハアッハアッあ…げるハアッハアッ……」
犬のようにペロペロと少しずつ丁寧に舐められ、秀一に擽ったさと快感と苦しさがない混ぜになって襲いかかる。
「ハ、ウ…ハアッハアッ…ん……」
迂闊にも声が出てしまう。美姫のしっとりとした舌が傘の先端の切っ先の奥にまで入り込みそうになり、ぐぅっと秀一の背中が丸まった。
「ハアッ!!!……も…もう……結構、です」
美姫を襲っていたつもりが、こんなところで逆襲に遭うとは……
ドキドキと動悸が打ち付け、激しく波立つ。まだ物足りなさそうな顔をしている美姫の目の前でトランクスとスラックスを上げると、秀一はガレージの奥にあるエレベーターへと足早に向かい、ボタンを押した。このエレベーターは最上階の秀一の部屋まで直通になっている為、誰かが途中で乗ってくる心配がない。秀一は深く息を吐き出し、高まりそうな欲の波立ちを抑えた。
振り向くと、美姫は膝立ちから腰を下ろし、斜めに脚を投げ出している。パンティーとショートパンツは膝に絡まったままだった。その姿に悩ましい程のエロスを感じ、秀一の鼓動がドクン、と鳴った。
「さ、美姫。行きますよ…」
美姫の元へと戻り、腰を屈める。秀一がパンティーとショートパンツに手を掛けて戻そうとすると、美姫は躰を左右に捻りながら抵抗してきたが、一気に引き上げた。
「ハアッハアッハアッしゅ…ハアッハアッい、ち…ハアッハアッさハアッん……たら、なハアッハアッ…も、ハアッもっ…ハアッハアッと…ハアッハアッ……」
美姫は、そんな痛みさえも麻痺してしまったかのように、腕を秀一の首に絡ませ、縋り付く。その美姫の姿は麻薬中毒者が麻薬を求めるような病的な乾きを感じ、秀一は一瞬凍りついた。
「……えぇ、分かっていますよ……」
秀一は美姫の頭を自らの胸に閉じ込めるように包み込み、髪を一房取ると口づけを落とした。
貴女が堕ちていくのなら……私も貴女と同じところまで、堕ちるまでです……
破裂したかのように白濁が激流となって、ドクドクと子宮の最奥まで流れ込んだ。美姫は肩で息をつきながらボンネットに躰を預け、ぐったりしている。美姫の中から欲を吐ききってクタリとなった自身をゆっくりと抜く。自分と美姫の愛液で濡れているそれを、どうしようかと視線を彷徨わせていると美姫がふらりと起き上がった。
「美姫……大丈夫ですか?」
媚薬を飲まされて普通の状態ではない美姫に理性を崩され、本能のままに激しく犯してしまった自分に後ろめたさを感じながら、秀一は美姫を気遣うように声をかけた。
「ハアッハアッしゅ…い、ちハアッハアッ……さハアッハアッ…」
美姫はふらふらと危なかしい足つきで秀一の元へと歩くと、目の前で膝立ちになった。
「なっ…!!」
目の前にある縮こまったモノを見つめた後、美姫は舌を出し、愛おしそうに舐め始めた。達したばかりで敏感になっているそこがピクン、と震える。
「っハアッ…み、きっっ……」
「ハアッハアッ…き、れハアッハアッ…に……してハアッハアッあ…げるハアッハアッ……」
犬のようにペロペロと少しずつ丁寧に舐められ、秀一に擽ったさと快感と苦しさがない混ぜになって襲いかかる。
「ハ、ウ…ハアッハアッ…ん……」
迂闊にも声が出てしまう。美姫のしっとりとした舌が傘の先端の切っ先の奥にまで入り込みそうになり、ぐぅっと秀一の背中が丸まった。
「ハアッ!!!……も…もう……結構、です」
美姫を襲っていたつもりが、こんなところで逆襲に遭うとは……
ドキドキと動悸が打ち付け、激しく波立つ。まだ物足りなさそうな顔をしている美姫の目の前でトランクスとスラックスを上げると、秀一はガレージの奥にあるエレベーターへと足早に向かい、ボタンを押した。このエレベーターは最上階の秀一の部屋まで直通になっている為、誰かが途中で乗ってくる心配がない。秀一は深く息を吐き出し、高まりそうな欲の波立ちを抑えた。
振り向くと、美姫は膝立ちから腰を下ろし、斜めに脚を投げ出している。パンティーとショートパンツは膝に絡まったままだった。その姿に悩ましい程のエロスを感じ、秀一の鼓動がドクン、と鳴った。
「さ、美姫。行きますよ…」
美姫の元へと戻り、腰を屈める。秀一がパンティーとショートパンツに手を掛けて戻そうとすると、美姫は躰を左右に捻りながら抵抗してきたが、一気に引き上げた。
「ハアッハアッハアッしゅ…ハアッハアッい、ち…ハアッハアッさハアッん……たら、なハアッハアッ…も、ハアッもっ…ハアッハアッと…ハアッハアッ……」
美姫は、そんな痛みさえも麻痺してしまったかのように、腕を秀一の首に絡ませ、縋り付く。その美姫の姿は麻薬中毒者が麻薬を求めるような病的な乾きを感じ、秀一は一瞬凍りついた。
「……えぇ、分かっていますよ……」
秀一は美姫の頭を自らの胸に閉じ込めるように包み込み、髪を一房取ると口づけを落とした。
貴女が堕ちていくのなら……私も貴女と同じところまで、堕ちるまでです……
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