100 / 1,014
美姫への想い ー大和過去編ー
13
しおりを挟む
なるべく美姫に負担がかからないように、慣れない手つきで時間をかけてゆっくりと愛撫を重ねていった。首筋をなぞり、鎖骨を辿って、胸の膨らみを柔らかく揉みほぐし、その先端のピンクの蕾を口に含んだ。
美姫は時折ピクッと躰を跳ねさせたり、小さく「ぁ...」と溢したりしたが、AV女優が上げるような厭らしい喘ぎ声は出さなかった。それは俺の技量不足なのか、美姫の躰がまだ成熟してないせいなのかはよく分からなかった。
そこから腰のくびれに添わせ、太腿から内腿へと指を滑らせる。緊張で、全神経が指先に集中する。内腿から指を這い上げ、秘部に触れると温かい温みを感じた。その途端、ビクンッと美姫の躰が震えた。
「んんっ!!」
今までにない強い反応に欲情が昂ぶり、中心に血液が一気に流れ込む。
「指、入れるぞ...」
ゴクリと生唾を飲み下し、優しく撫で回して蜜が潤ったのを確認して、人差し指を少しずつ進入させていく。
わ、す、げぇ......
俺の指は、まるで吸い付かれてるかのようにねっとりと内部に飲み込まれるのを感じた。デコボコした内部の襞の不思議な指触りをもっと感じたくて指を動かそうとすると、美姫の苦しげな声が響いた。
「ぐっ、あ!!!! ……んんんぅ、くぅっっぅ!!!!!」
「ご、ごめっ!! 大丈夫か?」
慌てて謝ったものの、痛みに悶える美姫の姿にさえも欲情してしまう俺はサイテーな人間だ。
「大丈夫だから。続、けて......」
美姫の言葉を受け、ゆっくりと時間をかけ、指を入れた。美姫はシーツを掴み、唇を噛み締めて痛みに耐えていた。
ようやく指が二本入るようになり、俺は欲情でパンパンに膨らんだ猛りを鎮めるため、コンビニで購入した避妊具に手を伸ばした。
さすがに真正面でつけるのは恥ずかしくて背中を向ける。静かな部屋に箱から避妊具を出す音、袋を破る音がやけに大きく響いて緊張感が高まる。中からゴムを取り出し、慎重にそれを先端から根元に向かって被せた。
緊張した面持ちで美姫へと向き直り、薄い膜に包まれたモノを緩く握りながらゆっくりと躰を重ねていく。
「痛かったら、言えよ......」
「んんんんんぁぁぁぁっっっ!!!!!」
美姫は全身を強張らせた。押し進もうとしても、物凄い力で押し戻される。
「うっんんんんんぅっっっ!!!!」
歯を食いしばり、掌に爪が喰いこむほど力強く握り締め痛みを堪える美姫に、俺は動きを止めた。
「まだ先っぽしか入ってないけど、大丈夫か? 美姫が痛いなら…」
それを聞いて、美姫の顔がみるみる絶望の色に変わる。だが、それでも悲痛な表情で必死に訴えた。
「んんぁっ…や、やめな、いで…お、願い…入れ、て……」
そ、んなに、あいつのこと忘れようと必死になってんのかよ......
必死になればなるほど、美姫のあいつへの想いの強さを知らされるようで、苦しくなった。
あぁ、俺を利用すればいい......
利用して、そしてあいつを忘れて、いつの間にか俺を好きになってくれればいい。
「わ、かった。美姫...力、抜いて?」
美姫の強張った躰に優しくキスをすると、美姫の躰が柔らかくなった。一気に突き上げたい肉欲を抑え込み、少しずつ、少しずつ美姫の内壁を掻き分け、奥へ奥へと進んだ。
ック...ハ...まだ、入れてるだけなの、に......気持ち良すぎて、やばい......
「動くぞ…」
「っく…!!! ふぅっ、んんんぅっ!!!!!」
ッ、あ.....や、べ......ッ......と、めらんねぇ......
抜き差しする度に強く締め付けながら擦られる初めての感触に、俺の猛りがどんどん美姫の中で大きく成長し、血流がドクドクと脈を打つ。ひとりで抜く快感しか知らなかった俺は、この強烈な快感に溺れ、意識がぶっ飛んだ。
美姫を労わりながらゆっくりだった律動が、興奮に伴ってだんだんと強く激しいものに変わっていく。
「っあ、すっげぇ…き、もち、いぃっ……」
「んんんんんぅぅっ!!!!!......ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
「あっ…き、そう。美姫、イき、そ……」
「う、んっ……イ、って……」
「んぅっ…クッ……美姫、好きだっ……」
愛しい美姫をこの胸に抱き、俺はこの上ない幸せを感じていた。
美姫は時折ピクッと躰を跳ねさせたり、小さく「ぁ...」と溢したりしたが、AV女優が上げるような厭らしい喘ぎ声は出さなかった。それは俺の技量不足なのか、美姫の躰がまだ成熟してないせいなのかはよく分からなかった。
そこから腰のくびれに添わせ、太腿から内腿へと指を滑らせる。緊張で、全神経が指先に集中する。内腿から指を這い上げ、秘部に触れると温かい温みを感じた。その途端、ビクンッと美姫の躰が震えた。
「んんっ!!」
今までにない強い反応に欲情が昂ぶり、中心に血液が一気に流れ込む。
「指、入れるぞ...」
ゴクリと生唾を飲み下し、優しく撫で回して蜜が潤ったのを確認して、人差し指を少しずつ進入させていく。
わ、す、げぇ......
俺の指は、まるで吸い付かれてるかのようにねっとりと内部に飲み込まれるのを感じた。デコボコした内部の襞の不思議な指触りをもっと感じたくて指を動かそうとすると、美姫の苦しげな声が響いた。
「ぐっ、あ!!!! ……んんんぅ、くぅっっぅ!!!!!」
「ご、ごめっ!! 大丈夫か?」
慌てて謝ったものの、痛みに悶える美姫の姿にさえも欲情してしまう俺はサイテーな人間だ。
「大丈夫だから。続、けて......」
美姫の言葉を受け、ゆっくりと時間をかけ、指を入れた。美姫はシーツを掴み、唇を噛み締めて痛みに耐えていた。
ようやく指が二本入るようになり、俺は欲情でパンパンに膨らんだ猛りを鎮めるため、コンビニで購入した避妊具に手を伸ばした。
さすがに真正面でつけるのは恥ずかしくて背中を向ける。静かな部屋に箱から避妊具を出す音、袋を破る音がやけに大きく響いて緊張感が高まる。中からゴムを取り出し、慎重にそれを先端から根元に向かって被せた。
緊張した面持ちで美姫へと向き直り、薄い膜に包まれたモノを緩く握りながらゆっくりと躰を重ねていく。
「痛かったら、言えよ......」
「んんんんんぁぁぁぁっっっ!!!!!」
美姫は全身を強張らせた。押し進もうとしても、物凄い力で押し戻される。
「うっんんんんんぅっっっ!!!!」
歯を食いしばり、掌に爪が喰いこむほど力強く握り締め痛みを堪える美姫に、俺は動きを止めた。
「まだ先っぽしか入ってないけど、大丈夫か? 美姫が痛いなら…」
それを聞いて、美姫の顔がみるみる絶望の色に変わる。だが、それでも悲痛な表情で必死に訴えた。
「んんぁっ…や、やめな、いで…お、願い…入れ、て……」
そ、んなに、あいつのこと忘れようと必死になってんのかよ......
必死になればなるほど、美姫のあいつへの想いの強さを知らされるようで、苦しくなった。
あぁ、俺を利用すればいい......
利用して、そしてあいつを忘れて、いつの間にか俺を好きになってくれればいい。
「わ、かった。美姫...力、抜いて?」
美姫の強張った躰に優しくキスをすると、美姫の躰が柔らかくなった。一気に突き上げたい肉欲を抑え込み、少しずつ、少しずつ美姫の内壁を掻き分け、奥へ奥へと進んだ。
ック...ハ...まだ、入れてるだけなの、に......気持ち良すぎて、やばい......
「動くぞ…」
「っく…!!! ふぅっ、んんんぅっ!!!!!」
ッ、あ.....や、べ......ッ......と、めらんねぇ......
抜き差しする度に強く締め付けながら擦られる初めての感触に、俺の猛りがどんどん美姫の中で大きく成長し、血流がドクドクと脈を打つ。ひとりで抜く快感しか知らなかった俺は、この強烈な快感に溺れ、意識がぶっ飛んだ。
美姫を労わりながらゆっくりだった律動が、興奮に伴ってだんだんと強く激しいものに変わっていく。
「っあ、すっげぇ…き、もち、いぃっ……」
「んんんんんぅぅっ!!!!!......ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
「あっ…き、そう。美姫、イき、そ……」
「う、んっ……イ、って……」
「んぅっ…クッ……美姫、好きだっ……」
愛しい美姫をこの胸に抱き、俺はこの上ない幸せを感じていた。
0
お気に入りに追加
338
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
若妻シリーズ
笹椰かな
恋愛
とある事情により中年男性・飛龍(ひりゅう)の妻となった18歳の愛実(めぐみ)。
気の進まない結婚だったが、優しく接してくれる夫に愛実の気持ちは傾いていく。これはそんな二人の夜(または昼)の営みの話。
乳首責め/クリ責め/潮吹き
※表紙の作成/かんたん表紙メーカー様
※使用画像/SplitShire様
【R18】こんな産婦人科のお医者さんがいたら♡妄想エロシチュエーション短編作品♡
雪村 里帆
恋愛
ある日、産婦人科に訪れるとそこには顔を見たら赤面してしまう程のイケメン先生がいて…!?何故か看護師もいないし2人きり…エコー検査なのに触診されてしまい…?雪村里帆の妄想エロシチュエーション短編。完全フィクションでお送り致します!
【R18】黒髪メガネのサラリーマンに監禁された話。
猫足02
恋愛
ある日、大学の帰り道に誘拐された美琴は、そのまま犯人のマンションに監禁されてしまう。
『ずっと君を見てたんだ。君だけを愛してる』
一度コンビニで見かけただけの、端正な顔立ちの男。一見犯罪とは無縁そうな彼は、狂っていた。
完結【R―18】様々な情事 短編集
秋刀魚妹子
恋愛
本作品は、過度な性的描写が有ります。 というか、性的描写しか有りません。
タイトルのお品書きにて、シチュエーションとジャンルが分かります。
好みで無いシチュエーションやジャンルを踏まないようご注意下さい。
基本的に、短編集なので登場人物やストーリーは繋がっておりません。
同じ名前、同じ容姿でも関係無い場合があります。
※ このキャラの情事が読みたいと要望の感想を頂いた場合は、同じキャラが登場する可能性があります。
※ 更新は不定期です。
それでは、楽しんで頂けたら幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる