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484.同族
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その時、ステージの幕横からヴェネチアンマスクをした2人が登場した。
ルイじゃ、ないのか……
ルイが登場するのではと期待に胸を膨らませていた義昭はガッカリしたが、2人の姿を見て、一気に興奮が高まった。
ひとりは布の面積が異様に小さい真っ赤なレザーのビキニを穿いた浅黒い肌の男で、その中心がもっこりと浮き上がっていた。首にはシルバーの太い首輪を嵌めており、その繋がった鎖の先を隣に立つ体格のいい白人の男が持ち、誘導している。長い鎖は長く弛んでいるため、歩くとシャラン、シャランと高く音が鳴った。
義昭の心臓がバクンと飛び上がる。
な、なんだ……これは。
何が、始まるんだ……
首輪を嵌めた男は膝立ちにさせられると、鎖を解かれた。と思ったら、今度は体を首輪を繋いでいた鎖によって縛られていく。首から胸下にかけてYの字をつくり、そこから縦と横に鎖が締め上げられた。
焦らされるようにして真っ赤なレザーのビキニが脱がされ、勃起した男のモノが反り立っているのが見えると、観衆からドッと歓声が上がった。
義昭が周りを見回し、頬をピンクに染めた。感動で胸が震えてくる。
ここにいる皆が、興奮で色めき立っている。
同じ男、鎖で縛られた男に対して、性的興奮、欲求を感じている……
僕、だけじゃない。
僕だけじゃ、ないんだ。
猛りを締め上げたまま、鎖が後ろへ回される。
ヴェネチアンマスクをしているので目からの表情は窺えないが、荒く息を吐くその吐息、細かく上下して震える躰、赤く染まった肌が、快感を全身で表現しているようだった。
赤い蝋燭が用意され、火がつけられる。
鎖を縛っていた男が蝋燭を斜めに傾け、緊縛されている男の上に蝋を垂らす。
「Hmmm!!」
男が声を上げながら、震える。同時に義昭も躰を震わせ、興奮で鼻息を荒くした。
蝋を垂らされ、全身を震わせるたびに、ますます大きさを増していく男の猛り。義昭もまた、大きく膨らんだ中心が熱を孕んでいた。
「Huff……Huh、huh」
義昭が股間に手をやると、別の男が2人ステージに現れたのが見えた。
これも主従関係なのか、やはりひとりは首輪で繋がれ、もうひとりが首輪の先の紐を持っている。
首輪を嵌めた男は背が低くて色白で華奢で、少し長めの黒髪をしていた。首輪の紐を握っているのは、190センチはありそうな大柄な黒人男性で、勃起していないにもかかわらず、ビキニから見える雄塊はこんもりと盛り上がり、突き抜けそうだった。
黒人の大男が首輪の男を紐で縛り上げていく。鎖の男とは別の縛り方だ。それぞれの手首を二重に縛ってから両手首を纏め、同様に足首もそうしていた。見た目にそぐわず、大男は器用に縛り上げていた。
手首と足首の紐を纏めてギュッと上に持ち上げると、縛られている男の背が海老反りになった。
「Huh……」
男の口から、苦しみからとも快楽からともとれるような吐息が漏れた。
大男が縛られた緊縛されている男の紐をぐっと持ち上げて立ち上がった。華奢なの男の躰がグーッと海老反りになった状態で浮き上がっていく。
「Hm……Huh……」
苦しげな喘ぎ声が、男の口の隙間から漏れ聞こえた。下を向いた姿勢からでも、彼の雄が反応し、猛り勃っているのがよく分かる。
義昭はうっとりとした表情で見つめた。
あぁ、あんな風に縛られたら……
どんなに苦しくて、気持ちいいだろう。
そう思っている間に、別の白人の男がステージに立っていた。手には黒くて短いバラ鞭が握られている。
ヒュンッと風を切る音の後、バシーンッと短く強い叩音が響く。
「Humm!」
義昭はトランクスの中で吐精してしまった。
ルイじゃ、ないのか……
ルイが登場するのではと期待に胸を膨らませていた義昭はガッカリしたが、2人の姿を見て、一気に興奮が高まった。
ひとりは布の面積が異様に小さい真っ赤なレザーのビキニを穿いた浅黒い肌の男で、その中心がもっこりと浮き上がっていた。首にはシルバーの太い首輪を嵌めており、その繋がった鎖の先を隣に立つ体格のいい白人の男が持ち、誘導している。長い鎖は長く弛んでいるため、歩くとシャラン、シャランと高く音が鳴った。
義昭の心臓がバクンと飛び上がる。
な、なんだ……これは。
何が、始まるんだ……
首輪を嵌めた男は膝立ちにさせられると、鎖を解かれた。と思ったら、今度は体を首輪を繋いでいた鎖によって縛られていく。首から胸下にかけてYの字をつくり、そこから縦と横に鎖が締め上げられた。
焦らされるようにして真っ赤なレザーのビキニが脱がされ、勃起した男のモノが反り立っているのが見えると、観衆からドッと歓声が上がった。
義昭が周りを見回し、頬をピンクに染めた。感動で胸が震えてくる。
ここにいる皆が、興奮で色めき立っている。
同じ男、鎖で縛られた男に対して、性的興奮、欲求を感じている……
僕、だけじゃない。
僕だけじゃ、ないんだ。
猛りを締め上げたまま、鎖が後ろへ回される。
ヴェネチアンマスクをしているので目からの表情は窺えないが、荒く息を吐くその吐息、細かく上下して震える躰、赤く染まった肌が、快感を全身で表現しているようだった。
赤い蝋燭が用意され、火がつけられる。
鎖を縛っていた男が蝋燭を斜めに傾け、緊縛されている男の上に蝋を垂らす。
「Hmmm!!」
男が声を上げながら、震える。同時に義昭も躰を震わせ、興奮で鼻息を荒くした。
蝋を垂らされ、全身を震わせるたびに、ますます大きさを増していく男の猛り。義昭もまた、大きく膨らんだ中心が熱を孕んでいた。
「Huff……Huh、huh」
義昭が股間に手をやると、別の男が2人ステージに現れたのが見えた。
これも主従関係なのか、やはりひとりは首輪で繋がれ、もうひとりが首輪の先の紐を持っている。
首輪を嵌めた男は背が低くて色白で華奢で、少し長めの黒髪をしていた。首輪の紐を握っているのは、190センチはありそうな大柄な黒人男性で、勃起していないにもかかわらず、ビキニから見える雄塊はこんもりと盛り上がり、突き抜けそうだった。
黒人の大男が首輪の男を紐で縛り上げていく。鎖の男とは別の縛り方だ。それぞれの手首を二重に縛ってから両手首を纏め、同様に足首もそうしていた。見た目にそぐわず、大男は器用に縛り上げていた。
手首と足首の紐を纏めてギュッと上に持ち上げると、縛られている男の背が海老反りになった。
「Huh……」
男の口から、苦しみからとも快楽からともとれるような吐息が漏れた。
大男が縛られた緊縛されている男の紐をぐっと持ち上げて立ち上がった。華奢なの男の躰がグーッと海老反りになった状態で浮き上がっていく。
「Hm……Huh……」
苦しげな喘ぎ声が、男の口の隙間から漏れ聞こえた。下を向いた姿勢からでも、彼の雄が反応し、猛り勃っているのがよく分かる。
義昭はうっとりとした表情で見つめた。
あぁ、あんな風に縛られたら……
どんなに苦しくて、気持ちいいだろう。
そう思っている間に、別の白人の男がステージに立っていた。手には黒くて短いバラ鞭が握られている。
ヒュンッと風を切る音の後、バシーンッと短く強い叩音が響く。
「Humm!」
義昭はトランクスの中で吐精してしまった。
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