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愛され総受け女王は、20歳の誕生日に夫である美麗な年下国王に甘く淫らにお祝いされる

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 ルノーは舌を耳から白くて細い首筋へと辿り、夜着から僅かに覗く胸元へと進めると唇を寄せ、強く吸い付いた。

 唇を離すと、そこには白く艶やかな肌に彩りを添える紅い華が美しく咲いていた。

 アンジェをこの印で縛りつけられたら、どんなにいいだろう……

 ルノーの細くて長い指が、器用にアンジェリーナの胸元のリボンをするりと解く。

「あっ……」

 アンジェリーナの切ない吐息が洩れる。

 シルクの下に隠されていたアンジェリーナの豊かな乳房が暴かれると、ルノーは滑らかな肌触りと柔らかな感触を楽しむように、両手でふたつの乳房を揉みしだく。

「アンジェの胸、やわらかい……」

 揉みしだきながら、親指で突起の蕾をクリクリと捏ねくり回す。

「あぁんっ!」

 アンジェリーナが眉を寄せ、唇を噛み、快楽に耐える表情がルノーの更なる欲を呼び起こす。

 快楽に耐える表情も美しいけど……

「アンジェ、我慢しないで……すべてを俺に預けて?」

 ルノーの一言でアンジェリーナの箍が外れたのか、今までよりも官能的な声を洩らす。

「あっ、あぁっ、ンンゥッ!!」

 優しくしたいのに……抑えられなくなりそうだ。

 ルノーはアンジェリーナに唇を寄せると、舌先で乳房の突起をペロペロと舐め回す。

「ハァッ、ハァッ……あっ、あぁんっ」

 乱れた呼吸の合間に、アンジェリーナの喘ぎ声が零れていく。愛らしい蕾を口に含み、舌で転がしながらチュウチュウと吸うと、アンジェリーナの悲鳴にも似た声があがる。

「あぁぁぁあっ! ル、ノー……」

 もっと、溺れさせたい…… 

 乳房を貪っていた右手を夜着のスリットへと差し入れ、手を滑らせると内股に触れる。繰り返し与えられる快感にアンジェリーナの蜜壺から溢れた蜜が、秘された部分を覆う布から滲み出し、内股まで濡らしていた。ルノーの細くて長い人差し指に、アンジェリーナの蜜がねっとりと絡みつく。

「感じてくれてるんだね」

 アンジェリーナの目の前に蜜の絡みついた指を近づけ、見せつけるように、ルノーが妖艶な仕草で蜜を丁寧に舐め取る。

「美味しい……」
「ルノーっ!!」

 羞恥で顔を赤らめつつも、ルノーの色香に煽られ、アンジェリーナも欲情を抑え切れなくなっていた。快感から逃れるように、脚を擦り合わせ、身を捩らせる。

「アンジェの欲しいこと、してあげたい。
 アンジェは俺に、どうして欲しい?」
「そん、な、こと……」

 アンジェリーナの瞳が理性と本能の間で揺れ動く。

「アンジェの本当の望み、聞かせて……」

 ルノーが内股をやわやわと撫でながら、アンジェリーナの理性を崩していく。

「あぁ……」

 耐えきれない、といった吐息がアンジェリーナの口から零れる。

「お、願い……触って、ほしい……」
「アンジェは、どこに触れて欲しいの?」

 アンジェリーナが眉を顰め、これ以上は無理、というようにルノーの手を取ると、ゆっくりと秘部へと導いていく。

「ここ……に……触れて、欲しいの……」

 ルノーが優美に微笑む。

「仰せのままに、マイクイーン」

 蜜でベットリと濡れ、秘部と布の間で糸をひいている下着をするりと脱がせる。

 アンジェリーナの待ち望んでいた快感が、ルノーの指先によって与えられる。アンジェリーナの蜜でグチョグチョになった割れ目を、ルノーの指が上下に擦る。

「あぁっ、あんっ、ルノー……すご、い……」

 少し擦っただけで、既に下の蕾がぷっくりと勃ちあがり、快感を乞うようにひくついている。

 俺だけに見せる、厭らしいアンジェ……

 ルノーがアンジェリーナの秘部へと、美しく整った顔を近づける。

「あっ、ルノー……!」

 アンジェリーナが押し留めようとするものの、快感に支配され、それは弱々しいものでしかなかった。

 真っ赤に熟し、蜜で濡れて厭らしく誘う蕾を絡みつく蜜とともに円を描くように舐め回すと、ピチャピチャと卑猥な水音が部屋中に響き渡る。

「あっ、あっ、あっ……やぁ……」

 敏感な部分を弄ばれて、アンジェリーナの背中が美しく撓りビクン、ビクンとうねる蕾のリズムに合わせて腰が浮き上がる。ヌルヌルになっている蕾を今度は蜜を吸いながら舌で上下に擦り、ルノーがアンジェリーナを快感の頂点へと押し上げていく。

「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁあっ!!」

 月の明かりに照らし出されて美しく光るブロンドの柔らかいルノーの髪に、アンジェリーナが両手を差し入れるとクシャッと握る。アンジェリーナが脚をピンと張り詰め、足の指をギュッと丸めた。

「あっ、あぁんんぅっ、ル、ノー……もぉ……だ、めぇぇぇっ!!」

 一際大きく弓なりに背中を反らせると、ビクン、ビクン、と蕾が快感に震え、アンジェリーナは快感の波に飲み込まれた。
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