或る少年の日記

「私は少年であった。
少年は私の人生の唯一の輝きだった。
私が先生に傾けた愛はどれほどのものかあなたには分からない。
この日記を読んでも、私の熱を感じることはないだろう。
それでもこれを記すのは、偏に私が熱を帯びた少年であり続けたかった故。
今も未だ、貴方を想っている故。」
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