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第3章 少年期 学園編

181話 思い出作り?3

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「・・・はぁ~~~っ、ロズ殿下、あなた、本当に分からないんですか?人の子孫は1人では残せないんですよ?父方の祖父はあなた方と同じ王族の血筋ですが、母方の祖父はマルキシオス侯爵家の血筋です。僕はその2家の孫なので、それぞれの家の特性を継いでいるのです。流石にここまで言えばお分かりになるんじゃないですか?」

 ニッコリ笑って、ほぼ答えを言うと、騎士達は“あぁ~!“と納得の声をあげる人達がいるなか、まだ答えが分からないロズ殿下は超不機嫌だった。

ロズ殿下「マルキシオス家がなんだと言うのだ⁉︎侯爵家が後ろ盾だと自慢したいのか⁉︎」

(・・・はぁ~~~っ、なんでそこに結びつくかな?今は、血筋の話をしてたでしょう⁉︎(°▽°)なんで、後ろ盾とかの話になったかな⁉︎)


 はい!どうも僕です!今だに察しの悪いロズ殿下に僕は困ってます!

「・・・はぁ、そんな自慢はしてません、僕はマルキシオス侯爵前当主の“イエロモンド・ノブル・マルキシオス“お祖父様の血を色濃く受け継いでいる、そう言いたいのです。ロズ殿下、貴方が真面目にお勉強なさっていたなら、すぐにわかる答えだったのですが、・・・どうやら、本当にお勉強不足の様ですから、今回だけは僕が答えをもうお教えしますね。騎士団との訓練がお好きな様ですから、この言葉なら聞いたことはありませんか?“巨人の剣鬼“・・・」

ロズ殿下「!“巨人の剣鬼“・・・確かに、騎士達の間で話に上がったことがあるな、・・・確か、巨人族の血を引く剣士で、何十年か前に起こった海賊とのいざこざの交戦で鬼神の如く活躍したとか、それでついた名が“巨人の剣鬼“だったとか・・・ん?それがお前となんの関係があると言うのだ⁉︎・・・ま、まさか・・・」

「やっと、お気づきになりましたか?その“巨人の剣鬼“が僕のお祖父様、“イエロモンド・ノブル・マルキシオス“ですよ。当時マルキシオス侯爵家の次期当主の立場だったお祖父様が、その海賊討伐の実行部隊にいたんです。モンドお祖父様は巨人族の血筋のおかげで躯体が大きく、筋力も強いんです。なので愛用の大剣はご自身の身長とほぼ変わらない物をお使いだったとか、もちろん剣の腕前はお噂の通りです。そのモンドお祖父様の血を少しばかり、他の兄弟より濃く受け継いでる僕は、同年代の方とは違って見た目よりかなり力が強いんです。なので、僕は“身体強化“のスキルや魔法を使わなくても・・・「ブンッ!」これぐらいの重さの大剣なんて軽く振り回せるんです」 トンッ

 僕が分かりやすく手に持っていた大剣を片手で振って見せ肩にのせると、ロズ殿下は顔を青くさせた。

(血筋で言うと、お祖母様達の血筋もあるからなぁ、僕はどうやら両家の祖父母の実家の特性の、いいとこ取りしたような身体に生まれたみたいなんだよねぇ。(。-∀-))

天華『まぁ、そですね、髪色と筋力の強さや五感の鋭さなどは母方のお祖父様、イエロモンド殿から、顔の造形と魔力の特殊さは母方のお祖母様のプラセル夫人から、この組み合わせだけでも、かなりのポテンシャルですよね・・・』

夜月『そうだな、その上で、人に好意を持たれやすい特質と特殊な一族との優先契約ができる能力は父方の祖父、インディ殿から、瞳の色と高度な魔力操作能力は父方の祖母の、アメトリア夫人から、・・・この中のどれか一つ持っているだけでも、普通の人間ならば才能ある者として重宝されるんだがな・・・』

(だよねぇ、・・・僕、力はこれだけあるのに、見た目には筋肉ない様に見えるのは多分、プラセルお祖母様の小人族の血のせいなんだよな・・・あやちゃんが言ってた様に、僕ほど“見た目詐欺“って言われてしっくりくる人はいないよねぇ。
 それにアリーお祖母様からの特性は瞳の色だけだと思われがちだけど、僕の魔力操作能力の高さは、ティーナちゃんの付与したスキルだけじゃなくて、アリーお祖母様譲りだったんだよねぇ、一年前ぐらいに気づいたんだっけ?それまで全然気づいてなかったんだけど、アリーお祖母様が他の人の魔力に干渉する能力が、お祖母様の実家の特性だっただなんてね。それ知らないで僕は小さな頃からソルの魔力を操作して、澱んだ魔力の浄化してたなんてね、ほんと、いい具合に特性が合わさってるんだよねぇ(*´Д`*)・・・)*他の兄弟は両親が受け継いだ特性を1、2個受け継いでいる感じだ。

 なんて、呑気に話しているうちに、ロズ殿下は今自分がどんな状況か理解し始めたのか、脂汗を滲ませ固まっていた。

「それで、どうなさいます?まだ続けますか?それとも、他のもので勝負しますか?僕は魔法も得意ですよ?」ニッコリッ!

 片手で持った大剣で自分の肩をトントン叩きながら、いい笑顔で聞くと・・・

ロズ殿下「ま、参りました・・・・」ボソッ

 と、消えていきそうな小さな声で呟いた。いとも簡単に負けを認めたロズ殿下、流石にこれ以上の意地を張って、競技を変えてまで再対決するほど、お馬鹿では無かったらしい。それもそうだろう、先日の一件で僕の魔法の実力は目にしていたのだから・・・

コンテ団長「・・・こ、この勝負、デューキス子息の勝ちっ!!」

 バッ!と僕の方の手を挙げそう宣言してくれたコンテ団長。その宣言にソルを始めとした友人達や仁達が揃って大喜びしている。騎士達の中でも無意識に拍手している人達がいて、少し嬉しくなった僕はご機嫌でニコニコ笑った。

「あ、そうだ、ロズ殿下、言っておきますが、僕の母様もああ見えてかなりの力持ちですからね。これを機に人を見た目で判断なさらないほうがいいですよ。特に僕は“見た目詐欺“の代名詞みたいなものらしいので、後、ご両親に構って欲しいなら、自分の言葉でちゃんと伝えてください、他の人の迷惑なので「っ!・・」・・・あぁ、でも良かった、殿下が降参してくださって、僕、手加減するの苦手なんですよね♪」

「「「「「え⁉︎」」」」」

 僕の最後の一言に、ロズ殿下やスタフお兄様、お付きの騎士達全員が驚いた顔をしていた。

スタフお兄様「ち、ちなみに降参しなかった場合どうなっていたんだろか?・・・」

 と、恐る恐る聞いたきたスタフお兄様。

「んー、それは・・・」

(状況によるけど、ロズ殿下のあの剣捌きの感じだと、僕が力加減なしに大剣で切り付けた場合、腕が衝撃に耐えきれず折れた可能性はあるな。それでも最小限の被害で抑えたとしてそれぐらいかな?・・・・(。-∀-))

ソル「・・・多分、最低でも腕一本潰れてたかも知れませんね」ボソッ

 僕が言いづらかった事をソルがボソッと漏らした。

スタフお兄様「腕一本・・・・」

ロズ殿下「潰れる?・・・・」

 王族兄弟は顔を青くし驚愕していたが、騎士達は顔を顰めた後少し考えて「確かに・・・」と数名が言葉を漏らした。その推測にさらに顔を青ざめさせ、震え出したロズ殿下、そんな殿下の肩を彼の兄のスタフお兄様が優しく撫でていた。

「え、あ、だ、大丈夫ですよ!たとえ、腕が折れても、すぐに治療魔法をかけますから!僕は治療魔法も得意ですから、怪我なんてすぐ治してあげれます!」

 ふんす!とフォローすると・・・

「「「「「え・・・」」」」」

ソル「それは慰めになってませんよ、アトリー様・・・」

 と、ソルにツッコミを入れられてしまった。他の人もそれはどうなんだって顔をしていた。

(あれ?なんか間違えた???(*´ー`*))

彩ちゃん「骨折させちゃう前提でフォローしちゃ駄目だと思うな・・・」

夢ちゃん「アトリー君、普段いろんな物を作る時はちゃんと手加減して、細かい作業できるのに、なんで戦闘になっちゃうと手加減出来ないのかなぁ?」

仁「そうだよね、物を壊したりはしないし・・・普段の生活には支障は無さそうなのに・・・」

天華『戦闘で怪我させないって事は確約できないんですね?・・・』

夜月『アトリー、もう少し戦闘中での手加減を覚えたほうがいいぞ』

ジュール『そうだねぇ~、冒険者活動中にも素材を駄目にしない様にならないとだもんね?』

(あぅ、ごもっともです・・・・(。-∀-))

 仁達には普段との差を突っ込まれ、以前、冒険者活動時に依頼品の素材をうっかり握り潰したことを引き合いに出され、天華達には今後の課題を突きつけられた。イネオス達は苦笑いでそれを見守り、僕は脳内と現実、両方からの苦言にタジタジになった。

「それは・・・普段は魔法で身体に制限をかけてるからで・・・・戦闘になるとその制限を解除するから、その反動で力加減が難しくなるんですよ・・・それにこんな重たい大剣を使うとなると、力が入りすぎてさらに加減が難しいですし・・・」フイッ

 皆んなから向けられた困った子を見る視線に耐えられなくなり、顔を反対側に背けながら言い訳がましくそう言った僕。

スタフお兄様「アトリー君、身体に制限って・・・それは大丈夫なのか?身体に悪影響が出るんじゃ・・・」

「あ!そこは大丈夫です。身体に負担になる様な強制的な制限の仕方ではなく、力が入りにくくする効果の魔法なので、どちらかと言うと休息を取った時のような、安らう感覚で程よく力が抜ける感じですね。・・・魔力の制限の方は若干強制的ですが・・・・」

(危ない危ない、勘違いさせるところだった・・・(-∀-:))

天華『その様ですね、でもアトリー、その急激な変化に慣れないといけませんよ。いざという時、力加減が出来ないと、守りたい人に怪我をさせてしまうこともありますから』

(うん、そうだね、今度一日、制限なしで過ごしてみるか・・・・(*´Д`*))

 真っ先に体の心配をしてくれるスタフお兄様に、僕は慌てて身体の制限の説明し、脳内で天華に注意されて、今後の訓練を見直そうと思い始めた。

「「「「「なっ!魔力の方も⁉︎」」」」」

スタフお兄様「アトリー君、その事はご家族にちゃんと話してあるのかい?」

「そ、それも心配ないですよ、魔力の制限の鍵をジュール達、聖獣に渡して、過剰な魔力の使用を抑えて貰ってるだけですから。身体には何も影響はないですよ!」

 僕が身体能力の制限だけではなく、魔力の制限も行っていた事に騎士達はまた驚き、スタフお兄様はその話を先程と違い真剣な表情で、僕がちゃんと家族と情報共有しているか聞いてくる。僕は少しタジタジになりつつも、身体に害はないと説明した。

スタフお兄様「・・・ちゃんと話してないんだね?」

(やべっ、父様達には魔法の制限の方はちゃんと話してないのバレた!それにすぐ気づくとかスタフお兄様は凄く勘が鋭いな!Σ('◉⌓◉’)いや、誤魔化しきれなかっただけか⁉︎)

ジュール『うん、今回は分かりやすかったと思うよ?』

(あ、やっぱり?(*´Д`*)さっきは魔力の事言う必要なかったのに、うっかり口が滑っちゃったもんなぁ・・・・)

ジュール『でもさ、魔力の制限の事ってそこまで隠す必要なくない?』

(あー、・・・それもそうか?・・・・うーん、じゃあ今日帰ったら父様達には言っとくか・・・)

天華『そうした方が宜しいかと・・・』

(りょーかい(-.-;)y)

「や、あの、それは・・・」

 今の説明だけですぐに僕が誤魔化したことに気づいたスタフお兄様。バレたことに少し驚き慌てたが、何が何でも隠したいことではないな、と思い直し、帰ってから両親には打ち明けることに決めた、その時、僕の後ろから馴染みのある気配が、怒気をはらみながら近づいてきたのに気づいた。

(うっ、い、今、後ろを向いてはいけない気がする・・・((((;゚Д゚))))))))

 ポンッ ビクッ!「っ!」

 真後ろまでやってきた、その気配の人物に肩を叩かれ、肩が跳ねるようにビク付いた。ギギギギギギッと、音がなりそうな感じで、軽く震えながら僕の肩を叩いた人物を振り返って見た・・・

ソル「アトリー様?そのお話を後で詳しくご説明いただけるんでしょうか?」ニッコリッ

(ひえっ!ソ、ソルが良い笑顔で怒ってるぅ~~~!ヽ( ̄д ̄;)ノ口調は丁寧なのに怒ってるのが伝わってくるよー!誰かヘルプミー!!)

夜月『それは怒られても仕方ないと思うぞ、ソルもアトリーとは魔力の繋がりはあるんだからな、黙って制限してたのは良くないからな。下手するとアトリーの魔力の制限のせいで、ソルの魔力も制限される可能性もあったしな。まぁ、私達も今、その事に気づいたんだが・・・』

(おう、それは相談しなかったのは申し訳ねぇが・・・笑顔が怖すぎだろう!ちょっと言うの忘れただけなのに!(T ^ T))

夜月『アトリー、後で一緒に謝るから今は大人しくしとく方が得策だと思うぞ・・・』

(うー、分かってるよぅ・・・・( ;´Д`))

 夜月の提案を素直に受け入れ大人しく怒られるしかないかと思っていても、今回は単純に周囲との相談や報告をする事を、頭の中からすっぽ抜けていただけなので、そこまで怒らなくてもっと、ちょっと反発心が出てきた。

「や、・・・・ソル、っ、その、話は・・・・」

ソル「・・・聖獣様方にも、アトリー様の魔力を“制御“する権限があるのは知ってはいましたが、その権限を使って魔力の“制限“まで行っていたなんて。どれだけ魔力を持て余しているんですか、貴方は・・・・アトリー様、この魔力の制限の話は旦那様にご報告させて頂きますよ。いいですね?」

「は、はい・・・・・・だって、自分の魔力量は把握できてないから、この魔力をそのままにしておくと魔法を使う時、威力が高くなり過ぎちゃって危ないんだもん。魔力量を自分で無理やり制限するより、ジュール達に抑えて貰った方がいいと思ったんだもん。それに話さなかったんじゃなくて言い忘れただけだもん。ソルに相談しなかったのは悪かったと思うし、父様達が僕の魔力制御の仕方を心配してるのは分かってるけど、今回のやり方は身体に悪くないから、そんなに目くじら立てなくても・・・」ぶつぶつ

 ソルの言葉にガックリ肩を落として観念した僕、その後はぶつぶつと口を尖らせて言い訳を言い並べた。

ソル「ふぅ・・・アトリー様、ほら、この後、皆んなで食材の買い物に行くんでしょう?いいんですか?時間がありませんよ」

「むぅ、行く」

 背中をポンポンッと慰める様に叩き、まだ僕が手に持っていた大剣を預かりながらそう言ったソルに、少しむくれながら短く答える。

ソル「では、殿下方にそうお断りしてください。じゃないと次に行けませんよ」

「はぁい、・・・・はぁ、スタフお兄様、ロズ殿下、僕達は次の用がございますので、今日はこの辺でお暇させて頂きます。近衛騎士の方々にコンテ団長様も本日はお疲れ様でした。では、失礼致します」ペコリッ

 頭を下げた後はクルッと踵を返し、さっさと石舞台を降りていく。急な展開についてこれてない王族2人と近衛騎士達、誰からの返事も待たず、その全てを置いてきぼりにしてサクサクその場から離れた僕、だが後ろの方でソルが大剣を返却ついでにスタフお兄様達に何やら一言言って、挨拶してから後ろをついて来た。

「ソル?スタフお兄様達に何言ってたの?」

ソル「あぁ、少々念押しをして来ただけです」ニコッ(試合前の約束事を再度確認して来たので、これ以上あの王子殿下にアトリー様が煩わされることのないでしょう)

(ソル、いい笑顔してんなぁ、それとは真逆にロズ殿下の顔色の悪過ぎか・・・、絶対、脅してきたんだろうなぁ( ・∇・)僕、ソルに不敬罪とかで捕まって欲しくないんだけど・・・)

 どうやら、ソルはロズ殿下に釘を刺して来たようだが、その事でソルに不利益が出ることの方が心配な僕だった。


 ほんの数秒前・・・・

ソル「殿下方、急で申し訳ありませんが僕達もここで失礼させて頂きます。・・・あぁ、そうだ、「ドスッ!」こちらの大剣お返しします。それとロズ殿下、先程の勝負の報酬であるお約束、くれぐれもお忘れにならないでいただけますよね?」ニッコリッ

副音声(ここまでさせたんだから、もう絡んでくんじゃねぇよ!約束したんだからな!)

 と、言う感じでアトリーから預かった大剣を自分の横に片手で勢い良く突き刺して脅していた。アトリーはその予想を見事的中させていたのだった・・・・



(それにしても、今日はロズ殿下にしてみたら最悪な1日になるんだろうなぁ、まぁこれも、年経てばロズ殿下のいい“思い出“になる(失敗談として)・・・僕的にはちょっと微妙な“思い出“になりそうだけど・・・・(*´Д`*))















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