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第3章 少年期 学園編
116話 指名依頼
しおりを挟むどうも、僕です、ちょっとお茶目が過ぎました・・・・てへっ(*゚∀゚*)
ドゥーカ領の領都“ペルペティアメソン“にある1番大きな冒険者ギルドにやって来て、ギルド内を見学中にお知り合いになったサブマスの“ノイギーア・ドラーゴ“さんの種族を言い当てた僕に、どうして分かったのか聞いて来たので、ちょっとお茶目心で、
「ふふっ、“勘“です♪」
と答えて見ました・・・
ドラーゴサブマス「は?・・・へっ?勘?・・・勘で分かるものかい???」
どうして、自分の種族が分かったのか、その理由が気になってしょうがないと言った好奇心いっぱいの顔が、僕の想外の返答に一気に表情が変わり、困惑した顔に変わった。
「はい♪勘です♫」
ドラーゴサブマス「えっ、本当に?そんな事あるのか?」
(言葉も崩れてるし、動揺してる、動揺してるぅ♪)
「ふふっ♪」
ドラーゴサブマスは大混乱♫(まぁ、あれだけ完璧に“人化“してしている人の種族名言い当てたら、そら相手は何故分かったか気になるわな、それを“勘“て言われたら混乱もするわな、竜人族の人ってもっと寡黙で厳しい感じの人かと思ってたけど、意外と気安い感じだね、それに冷静そうに見えて、凄い動揺してる、そんな反応が意外と可愛い♪)
初めて竜人族の人に会えてちょっとテンション高めな僕。
天華『アトリー、揶揄い過ぎるのは良くないです、ほら、種明かししてあげた方が良いですよ』
僕の返答に頭を捻っているドラーゴサブマスとイネオス達、彼らも意味が分からず同じように頭を捻ってる、ソルは通常通りの笑顔だけど・・・
(おっと、おふざけが過ぎたね、イネオス達の反応も見ていて可愛いけど、やり過ぎは良くないか)
「あ、正直、勘は半分ぐらいです、ドラーゴ サブマスのお名前にちょっと心当たりがあったので、鎌をかけて見ました」
と、種明かしして見た。
ドラーゴサブマス「え?名前?それで分かったのか?」
「はい、ドラーゴサブマスのご家名を以前、屋敷の書物の中で見た記憶がありましたのでピンっと来たのです、その書物の内容が竜人族ついて書かれていまして、その中に竜人族内の氏族構成について記述されている章で、代表的な氏族名に“風を司どる緑竜ドラーゴ家“の名が記されていました、
最初はサブマスの魔力量からして、人族の方ではないと判断し、お名前と髪色から書物で見た“緑竜ドラーゴ家“を思い出したので、最後は鎌をかけで確認して見ました」
(しかし、最初の自己紹介の時に出身地と種族をあえて言わなかったから、正体を隠したいのかと思ったけど、鎌かけにすんなり引っかかって、否定もせずに自分からバラすとは思わなかったよ、まぁ、何がなんでも隠したいって感じじゃないみたいだし…、気にしなくて良いのか?・・・)
ドラーゴサブマス「あー、そんな文献があったのか・・・ならしょうがないか・・・、はぁ、俺の家名知ってるなんて予想外だったよ・・・」
まぁ、簡単に説明して仕舞えば推測からくる当てずっぽう、要は勘だ、ドラーゴサブマスは僕の答えに納得し、イネオス達はそれは凄いっと褒めてくれた。
そんな感じで、ドラーゴサブマスやイネオス達を少し揶揄っていると・・・
ジル叔父様「はははっ!サブマスが揶揄われたるのか、珍しいな、いつもなら逆に新人を揶揄ってるのに!あはははっ、流石だな、アトリーはははっ」
ドラーゴサブマス「・・・笑いすぎだぞ、ジル・・・」
(あ、やっぱりお知り合いなのね?)
用事が終わったのかドラーゴサブマスを笑いながら近寄ってきた、ジル叔父様と父様、ジル叔父様に笑われて不機嫌そうに声を漏らした。
ジル叔父様「ふふっ、いや、笑いもするだろう?俺が就任挨拶に来た時なんて不機嫌を装って追い返すような悪戯したじゃないか、それに、いつもなら冒険者になりたての新人を混乱させて揶揄ってるだろ?そのゴーレムの縮小版を貰ったのが、100年前だったか200年前だったかって言って、隣の鱗も250年前だったけ?拾ったの」
ドラーゴサブマス「ふんっ、私の年齢や種族を勝手に勘違いしているだけだろ、私は事実を言ってるだけだ!あと、ゴーレムを貰ったのは200年前だ!」
(あー、人族がそんなに生きるわけないもんね、で、外見があれだけ若い人が250年前から生きてるって、言われて、信じない人を揶揄ってたのかな?それとも種族を当ててみろって言って揶揄ったのか?・・・・ん?あれ??250年前って事はサブマスって結構なお年?人間でいう所の30代ちょい前ぐらいかな?“土偶“貰ったのも200年前?って事は今もその“土偶ゴーレム“作られているかは不明か?)
天華『どうでしょうね?伝統として引き継いでいるようでしたら、まだ作られているかもしれませんね?』
(だと良いなぁ、いつか見に行きたし)
竜人族の一般的な寿命は800年から900年、長生きな方だと1000年超える人もいるとか、人族の約10倍の寿命があるため、外見の年の取り方も約10倍遅いのだが、ドラーゴサブマスは10代後半の外見なので意外と若作りのようだ、今まではそれを利用した彼なりのちょっとした悪ふざけだったのだろう。
(それにしてもジル叔父様とサブマス、意外ときやすい感じだね?おや?父様の後ろにいる人は?誰だろう?)
父様「2人とも、お戯はそこまでにしてください、ドラーゴサブマス、これに署名お願いします」
父様はサブマスの横まで来て書類を手渡した、サブマスはその書類を渋々受け取り目を通す。
父様「子供達、こちらにおいで、紹介する人がいるからね」
「「「「「?…はい」」」」」
父様に呼ばれた僕達は素直に父様の横まで行き姿勢を正した、すると、父様の後ろにいた高齢の女性が優しく微笑み自己紹介してくれた。
?「初めまして、私はこの街の冒険者ギルドのギルドマスターをしている、“ディニタ・ラファーム“と申します、元気な坊っちゃん、お嬢さん方に会えて嬉しいわ、それに、聖獣様方にお会いできてとても光栄です」
僕達には孫を見るような優しい笑顔を向けた後、ジュール達には恭しく挨拶をした女性は、どうやらここのギルドマスターだったらしい、見た目は白く神聖な感じのローブを羽織った年配の聖職者に見えるが、良く“見る“と内包する魔力が膨大で彼女が凄腕の魔法の使い手だとすぐに分かった、年齢は60代を超えていそうで、白髪が多いが柔らかそうなウェーブが掛かった長いミルクティーブロンドに、“グリーンクォーツ“ような綺麗な深緑色の瞳をした、優しい印象の気品あるお婆さんって感じの人だ。
そして、僕達も丁寧に自己紹介をすると優しく頷きながら聞いてくれた。
ラファームギルマス「皆さん、ちゃんと自己紹介ができてえらいわねぇ、それに比べ、うちのサブマスの“ギーア“は悪ふざけせずにちゃんと自己紹介すれば良いのに、すぐに人を揶揄うから、今日みたいに返り討ちにあっても文句は言えないわよねぇ、ほほほっ」
そう言って上品に笑い声を上げるラファームギルマスにサブマスが、
ドラーゴサブマス「“ディ“!余計なお世話だよ!ふんっ!」
と、悪態をついた、2人は愛称で呼び合うぐらいには仲が良いことが伺えるが、年齢的にはサブマスの方が年上なはずなのに、ギルマスの方がサブマスを手の掛かる子供扱いしている感じの雰囲気を受けた。
ラファームギルマス「まったく、いつまで経っても子供みたいなことをするんだから、困った爺さんだねぇ」
「「「「「えっ⁉︎」」」」」(じ、爺さん⁉︎)
ラファームギルマスの“爺さん“発言に驚いていると、サブマスは拗ねた表情をしてそっぽを向いた。
ジル叔父様「あぁ、2人はご夫婦だからね、ああ見えて2人の間にはお子さんが3人いるよ、皆んな冒険者になって国内を行ったり来たりしてる」
「「「「「えぇっ⁉︎」」」」」(ま、マジか・・・、夫婦なら、そら、気安い間柄なのは当たり前か・・・、ん?、でも、家名が違うよな?)
父様「お2人は竜人族の決まり事の事もあって入籍はしてないけど、事実婚でね、一緒に暮らしているんだよ、ギルマスの一族も少々特殊でね、元々この辺りの森に住んでいる先住民の家系なんだよ、今はウェルセメンテ王国の国民として暮らしているけど、この一族はこの森を出ては行かないから、知ってる人はごく少数なんだけどね」
僕の疑問が顔に出ていたのか父様がすぐに疑問に答えてくれた。
(あー、だからサブマスは“風の緑竜の竜人“なのにここで暮らしてるんだ、それに、ギルマスは“ドルイド族“の人なのか・・・この領地に居るのは知ってたけど、ギルマスをしてるなんて聞いてなかったな・・・)
風を司る竜人族は基本的に1つの所に止まったりする事はない、なのにこの国の一つの街で役職について住んで暮らしているのは、ひとえに彼の選んだ伴侶であるギルマスがこの街から出ていくのを嫌がったからなのだろう、竜や竜人族は生涯で1人だけ自分の選んだ番や伴侶を何より大事にする、いわゆる“番至上主義“だからだ。
*ドルイド族とは・・・
古来より特定の環境下に暮らしている人族がエルフ族とは別の形で、自然と共生して進化した種族の総称である。
この国にいるドルイド族は元々ドゥーカ領になる前の広大な森と、その真ん中にある大きな泉を中心に暮らしていた少数の先住民族だった、
時が流れ色々と文化が発展していく中、少数だった住民の数も増えたことで、この世界の自然を管理している精霊達から国として認識され、彼らが暮らしている近くに“日々の営みダンジョン“ができた、
だが現在のようにダンジョンがどのような役割をしているか、ちゃんと理解できていなかった先住民達は、ダンジョンを怖がり入ること自体を避けていた、そして、ダンジョンが出来て一年が経とうとした時、とうとうダンジョンが生産していた魔物達を抑えることができなくなった事で、氾濫が起きたのだった。
その時一族の長の家系で最も魔力が多く、精霊との親和性の高かった女性が、ダンジョンを管理している周辺の精霊とコンタクトを取り、ある特殊な契約を交わしたことで、その女性はこの森と泉の生産する、魔素、魔力の元を限定的ではあるが精霊の力を借りてコントロールすることで、その時の氾濫を治める事に成功した。
それ以来その一族で飛び抜けた魔力量を持った女の子が生まれるようになり、その女の子は将来、先祖が交わした契約を引き継ぐことになる、そして契約を引き継ぐと深くこの森と繋がることになり、一族の血の濃ゆい者はこの森から出ることができなくなった、それが今のギルマスの一族で、ドルイド族と言う種族である。(って、つい昨日、ダンジョンの話が出たから、その日の夕方に天華に教えてもらったよ!(*゚∀゚*))
(いやー、ドルイド族と竜人族の夫婦って、メチャクチャ珍しいよねぇー、お子さんはドルイドと竜人、どちらの血が濃ゆいのかな?ちょっと気になる・・・)
なんて、考えていたらギルマスが、
ラファームギルマス「あらまぁ、デューキスのお坊ちゃんは凄く精霊に好かれているのねぇ」
と、しみじみ言われ、少し焦った。
(⁉︎、おっと、今ここではこの話題は避けたい)
「そうなのですか?それは嬉しいです♪あ、そうだ、父様、ジル叔父様、ギルドでのご用事はもう終わったのですか?」
父様「いや、今、サブマスに署名を書いて貰った書類を提出して、用事は終わりだよ」
僕の急な話題転換に少し驚いた大人達、そこで父様はすぐに話題に乗ってきて、ジル叔父様はギルマスに耳打ちして、今の話題を掘り起こさないように伝えた、ギルマスは最初は不思議そうに頭を傾げていたが、少しして納得したような顔で頷いて、先ほどの話題には戻らなかった。
その事に僕やソル、僕の事情を知る大人達がホッと胸を撫で下ろした、ドルイド族の人達は精霊との親和性が高いので、精霊と契約を交わしているギルマスには、僕の周りを飛び回っている精霊がはっきり見えているのだろう、それをなんとなく話題にしただけだろうが、それだけなら精霊にやたら好かれているだけに見える少年が、話の流れ次第では本当は信頼契約までした精霊がついていることや、精霊王の加護がついている事が周りの人に気づかれでもしたら、大変な事になる所だった。
(いつもは精霊視のスキルを切っているから、油断していた・・・今度からなるべく精霊視スキルをオンにしといたほうがいいか?・・・でも、精霊が見えてるとつい目で追っちゃうだよなぁ、それに精霊が僕が見てるって気づいたらさらに寄ってくるから、周りが精霊だらけになって前が見えなくなっちゃうし・・・、どうするべか・・・ん?)
「?その書類はなんの書類かお聞きしても良いですか?」
父様「ん?あぁ、大丈夫だよ、これは指名依頼の申請書だよ、今日一緒に来た冒険者ギルドに登録している護衛騎士達とジル、それとサブマスへの指名依頼の概要を書いた書類だよ」
「えっ!ドラーゴサブマスも一緒に行くんですか?」
ドラーゴサブマス「えぇ!何それ聞いてない!」
書類の内容を聞いた僕の驚きの声に、何故か書類の内容を知っているはずの本人が驚きの声をあげた。
ラファームギルマス「はぁ、ギーア、また書類の内容を見ないで署名したわね?いつも言ってるでしょ?書類の中身はちゃんと確認しなさいって、はぁ~」
呆れた様子でギルマスはため息を吐いた、どうやら、サブマスが書類の内容を確認しないのが日常のようだ。
(常習犯か、ギルドのサブマスがそれで良いのか?そのうち、詐欺にでも会うんじゃなかろうか?)
夜月『だな』
と、心配していると、行きたくないと駄々をこねるサブマスにギルマスが書類の内容を説明し、もう書類に署名したんだから諦めろと言い聞かせ、不貞腐れるサブマスの頭をギルマスが撫でていた、ほのぼのした雰囲気に和み、心がぽあぽあ~っとした。
(仲がいいなぁ~、見た目、我儘な孫を可愛がる祖母って感じだけど・・・)
ドラーゴサブマス「ん“ん、しょうがないな、行ってくればいいんだろ?」
皆んなに見られているのに気づいたサブマスは、少し恥ずかしそうに咳払いしてダンジョンに行くことを了承した。
ラファームギルマス「ふふっ、えぇ、お願いね、ちょうど定期調査の時期だったから、デューキス公爵様達の視察隊と一緒に行っても問題はないでしょう?でも、気を抜かずにちゃんと護衛のお仕事もしましょうね?」
ドラーゴサブマス「わ、分かったよ・・・」
不貞腐れながらも指名依頼を了承したサブマスを横目に、父様はニコッと笑顔を向けてきた。
「えっと、それじゃあもうダンジョンに向かうんですか?」
父様「そうだね、サブマスの用意ができたら出発しようか」
「分かりました、僕達もすぐに出れるようにしておきます、・・・あ!そうだ、僕達まだクエストボード見てませんでした!」
ダンジョン関連のクエストを受けてみようと思っていたのを、すっかり忘れていた僕、ソルやイネオス達も今気づいたと言って慌てていた。
ドラーゴサブマス「あぁ、子供達、俺がダンジョンに行くための用意をしている間に、ディと受ける依頼を選んだりするといいよ、準備して戻ってくるのに数分かかるからね」
そう言ってウィンクして、サブマスはギルドの奥に消えていった。
ラファームギルマス「ふふっ、そう言う事なので、おばぁちゃんと一緒に依頼を見てみましょうか?」
と、優しく微笑みギルマス自ら依頼選びを買って出てくれたのだった・・・・
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