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第2章 少年期
7話 王城パーティーでトラブル!
しおりを挟む王城のパーティーが始まり知り合った子達と座って話をしようとしていた時、それは起こった。
イネオス「あ、あの、アメトリン様の家め「そこのあなた達!その席をおどきになって!」・・・え⁉︎」
イネオス君達は急な事にびっくりして 固まってしまった。
イネオス君の横に来て いきなり そこの席を退けと言い出した、鮮やかなピンク色のド派手な装いのご令嬢は続いてかなり傲慢な態度で、
ド派手令嬢「聞こえなかったのかしら?そこの冴えない3人組!あなた達はよそに行ってくれないかしら、この侯爵家令嬢の私はこちらの美しい2人と話がしたいの だからどきなさい!」
イネオス君達を指差し この“ド派手なご令嬢“は、くすんだ金髪を縦巻きロールに ゴテゴテとした装飾の付いたピンクのドレスを着て 両サイドに取り巻きのような貴族令息を2人引き連れ 胸を張りながら ドヤ顔で先ほどの言葉を言い放った。
(わぁ~リアルにこんな“悪役令嬢“!て感じの子いるんだなぁ初めてみた!)
“ド派手な令嬢“に続くように取り巻きの貴族令息達が 非常識な事を恥ずかしげも無く言い放った。
取り巻きA「そうだぞ!、君達にはこの2人は勿体無い、この2人が似合うのは侯爵家と伯爵家の僕達だけだ!だからそこを退いて席を譲るんだ!」
この“取り巻きA“は細身の体にちょい陰険メガネぽい雰囲気の少年だ。
取り巻きB「この美しい2人は僕達と話したいに決まってる、君達みたいな地味で冴えないような下位の爵位の者と話すことなんてないんだ!」
“取り巻きB“は“取り巻きA“と対照的で何処か抜けてる感じの ちょっとポッチャリさん。
(“美しい2人と話したい“って私とソルの事かな?・・・変な趣味でもあるのだろうか?この3人・・・こわっ!)
先程までご令嬢の乱入にびっくりして固まってたイネオス君達は酷い言われように我に戻ったのかムッとした顔で言い返した。
ベイサン「何だ 急にここは先に僕達が座っていたんだぞ、それにアメトリンやソルドアは君達と話したいなんて 一言も言ってないぞ」
(うん、言ってないねぇ)
ヘンティル「そうよ、お二人の意思を確かめようともせずに物のような 言い方して失礼よ!」
(そうだよね、まず本人の意思を尊重しようね、ちゃんと常識があって偉いね2人とも、おばちゃん嬉しいよ)*誰目線だよ
ド派手令嬢「まぁ!何でっすって⁉︎低級爵位の娘のくせに 侯爵家の令嬢である私になんて言い方なのかしら!」
(あーっ人を見下したらダメなんだよ?親御さんに習わなかったの?って習って無いからコレなのか?・・・)
取り巻きA「そうだよ!、君達は口の聞き方に気をつけた方がいい、それに侯爵家のご長女であるミッシェル嬢に話しかけられるのに何が不満があるんだ!」
取り巻きB「それに この2人だって侯爵家のご令嬢である ミッシェル嬢と懇意になれる事の方が良いはずだ!」
イネオス「それは可笑しいですよ ご令嬢と懇意になれる事の方がお二人の為になるかどうかなんて お二人ご自身が決める事ですよ、
それにこのパーティーでは身分に関係無く親睦を深めるようにと先程 王太子殿下がおしゃってらしたのを貴方達は無視なさるんですか?」
(おぉ、ビシッと決めたねイオネス君、そうだねぇこのパーティーの趣旨をまるっと無視するのは頂けないね)
取り巻きB「何だと!じゃあこの2人に聞いてみて、コチラと話す方がいいと言った場合 君達はそこを退くんだな?」
イネオス「良いですよ、その時は潔くここの席をお譲りしますよ」
チラッとこちらを見た。
(おやや?イネオス君はちょっと勘づいているみたいだね、いいよそれに乗ってあげようかな、そろそろ家の使用人達が爆発しそうだし、特にオーリーが、私もそこまで気長な方じゃないからね少しイライラしてきたや)
いよいよ周りも騒ぎに気づき少しずつ視線が集まり出したが うまく家の使用人達が連携して 私達を周りの人から見えない位置取りしているので周りからの視線は騒いでいるご令嬢達に集中している。
ド派手令嬢「先ほどの話 聞いてましたわね?あなた方に態々聞いて差し上げますわね、私とお話しするでしょう?」
ドヤ顔で言ってきた。
(おぉう、ここまで“傲岸不遜“って四文字熟語が当てはまる人 初めて見たわ)
「うーん、何故 僕が君とお話しする流れになっているのかな?」
首を傾げつつ初めて ド派手なご令嬢の方を真正面から見た、ご令嬢も初めて私を真正面から見ると驚き 頬を赤らめた。
ド派手令嬢「!、え、だ、だって私のお父様は侯爵家当主なのよ?」
少し戸惑いつつも自分の父親の身分を言う。
「うん、だから?」
ド派手令嬢「だ、だから、私と懇意にしておけば侯爵家の後ろ盾ができるのよ?」
「でもそれって 君の一存でできる事では無いよね、それに君自身の力では無いよね 侯爵家当主の力であって君のでは無いのに 何故 君と懇意にする必要があるのかな、それなら侯爵家当主と直接会って話をした方がいいよね?」
(“虎の威を借る狐“ならず“親の威を借る子供“…だね)
「違う?」と笑顔で言って見た。
今度は怒ったのか ご令嬢は顔を真っ赤にして睨んでくる。
取り巻きA「貴様!侯爵家のご令嬢に対して失礼な事を!こちらが態々 有意義な申し出をしたのにそれを侯爵家令嬢を侮辱するような事を言うとは、只では済むと思うなよ」
「有意義ね、僕にとって君達と過ごしても少しも有意義と感じ無いからお断りしただけなのに」
(断ると脅して来るなんて、どんな教育を受けてるのかな?この子達)
取り巻きB「何⁉︎、侯爵家のご令嬢との会話が少しも有意義で無いだと?貴様、何処の派閥の貴族だ⁉︎」
(急に派閥を持ち出すなんて、そんなにマウントを取りたいんだろうか、それなら仕方ないよね)
「派閥?、は 分からないけど、本当は毎年のこのパーティーの趣旨を尊重して僕は最後まで 家名まで名乗るつもりはなかったのだけど、君達はどうやら爵位の高さに誇り?執着?があるみたいだから一応名乗るけど 一度だけだから聞き逃さないでね?」
「「「「「はぁ?」」」」」
子供達とその使用人達 皆んなの上に“?”が出たのを無視しつつ 他のテーブルには聞こえない程度に声を張り名乗った。
「では 改めて、初めまして僕の名前は“アメトリン・デューキス”、デューキス公爵家当主の三男です、以後お見知り置きを」
ちゃんとした貴族の挨拶をした後 薄く微笑んだ。
「「「「「・・・・・はぁ⁉︎」」」」」
イネオス君は“やっぱり“と言うような顔で私を見ていた。
「と、言う訳で 僕は今言った通りの家の者だから、君達とお話しすると得るかも しれない後ろ盾?に、これっぽっちも興味が無いんだ 分かってくれた?
あ、でも ソルの方は分からないけどね、どうかな ソル?」
ソルに聞いてみると少々不機嫌そうに答えた。
ソル「私はあなた方の言う、“低級爵位“の子爵家の孫ですので ご令嬢の申し出には謹んでご辞退させて頂きます」
(あらら、私のイライラした感情が移っちゃたかな?言葉に棘が見えるよ!)
ド派手令嬢「そ、そんな、う、嘘よ!」
ご令嬢がいきなり嘘だと叫び出した、その時 今まで何も言わなかった 彼女に着いて来ていた使用人が慌てて彼女を止めようと 近寄って来たが、私が話の続きを促す事の方が早かった。
「何がかな?」
ド派手令嬢の執事?「お、お嬢さっ「だって!嘘よ!」」
やばいと思って止めようとした執事?の言葉をご令嬢は 遮り話を続ける。
ド派手令嬢「お父様が言ってたもの!デューキス家の三男は“醜いと言う噂“だからパーティーに出て来ないだろうって!・・・・・」
「……あぁ、あの噂ね 元は只の思い込みなんだよ、王都に来るまでに僕が認識阻害効果のあるローブを着てたからってだけで 醜いって噂するのはどうかと思うんだよね、それにローブを着ていた理由は 父様達が変な人や人攫いに目を付けられるかもって心配したから 着せられただけだしね、
その不確定な噂を鵜呑みにして人を嘘つき呼ばわりするのはいけないね」
ご令嬢は見るみる顔を青くしてその場に座り込んだ、執事が心配そうにご令嬢に話しかけるが聞こえていないようだ。
「しかし 王城に来て こんな絡まれ方になるなんて中々珍しいと思わない?ねぇそう思わないソル?」
ソル「…アトリー様、今回の件に関しては公爵様達は十分懸念はしておられたかと思われますが・・・」
「・・・そう言われると、確かに出掛け間際にそんな事言われたような気がする、ね・・・・あ、そうだ ヘリー姉様がちゃんと揉めた相手の名前を聞いて帰って来るようにって言ってたね♪と、言うことで、そこの侯爵家のご令嬢とご子息達?、あなた方のお名前は なんとおしゃるんですか?」
ニッコリ笑いながら 率直に聞いた、私が止めを刺すような最後の一言を言うと、私の名前を聞いた時から顔色を悪くして黙っていた(多分)伯爵家の令息2人は震えながら顔を白くさせていた。
「・・・・・・どうしたんです?ご自身の名前でしょう?忘れたなんて事は無いはずですよね?」
少し待ってみたが中々 名乗らないので再度聞いてみたらっやっと伯爵家?令息のうち1人が名乗った。
取り巻きA「ケ、ケーニヒ・アビドス、と言います、お、お許しください…」
ケーニヒが名乗り 許しを求めたがそのまま無視してご令嬢を挟んで反対側にいた“取り巻きB“見る、視線に気づいた“取り巻きB“がポッチャリな体をプルプル震わせながら 名前を名乗り微妙な謝罪をしてきた。
取り巻きB「ぺ、ペドロス•トント、で、です、すみませんでしたっ!」
そんなペドロスの事も無視して最後に“ド派手なご令嬢“を見る、視線を向けられ少し肩を震わせて泣きそうな顔で名乗り 謝罪をした。
ド派手令嬢「ミッシェル•ア、アロガイン、と、も、申します、た、大変 失礼な、ことをしてしましい 申し訳ございません」
と、頭を下げて来た彼女達を私は見ながら(謝る事を知っているのに何故そんなに人を見下す事ができるのか不思議でならない)と残念に思っていた。
「お名前を教えていただき ありがとうございます…、あ、後 僕はお話をお断りしたので ここの席はお譲りできませんので あなた方は他に席をお探しくださいね」
話は終わりと言うことで、そのまま後ろにあるテーブルの椅子に静かに座った、私に続きソルも着席するとイネオス君達もおずおずと座り出した。
私がオーリーにお茶を頼むと イネオス君達のメイドや執事又は従者達も我に返り動き出した、その間 後ろの方で泣き出した侯爵ご令嬢や伯爵ご令息達も自分達のメイドや執事達に宥められながらパーティー会場を出ようとしている気配を感じる。
集まっていた視線もご令嬢を追って行った こちらにはほとんど残ってないが 残った探るようなしつこい視線がわずらわしいので眉をひそめたら カインが会場の端にいた王城のメイドに頼み衝立を用意してもらい 周りからの視線を遮ってくれた その事にお礼を言い 視線が散るのを待った。
ご令嬢達の気配と周りの視線が完全に無くなる頃には全員にお茶が届き、一息ついてから私は喋り出した。
「ごめんね3人とも…僕のせいで不愉快な思いをさせてしまって」
私は申し訳ない気持ちがいっぱいで謝った。
イネオス「そ、そんな事はありません!悪いのは先ほどのご令嬢であって、貴方では無いんですから!」
イネオス君が慌てて否定してくれた。
ヘンティル「そうですよ!謝らないでください、デューキス子息は何も悪くありませんもの!」
ヘンティル嬢も私は悪くないと言ってくれて、少し気が楽になった。
ベイサン「僕達の方こそ失礼な態度をしてしまって申し訳ございません!」
ベイサン君の言葉に他の2人も頭を下げて謝って来たので驚いた。
「えっ!、そんな失礼な事なんてしてないよ?君達はちゃんとこのパーティー趣旨を理解して僕に接してくれたじゃないか、親の身分に関係なく接してくれたのは凄く嬉しかったよ、これからも気やすい感じで接してくれるといいな、ねぇソル」
ソル「は、はい僕もそう思います」
急に話を振られたソルも急いで同意してくれた。
ベイサン「で、でも僕達は先程の侯爵令嬢が言ってた通り、低級爵位の者ですし立場が違いすぎるかと……」
「爵位や立場なんて関係ないよ、最初はそんなことは知らずに知り合ったのに 友達になりたいのに立場で友達になれないなんて嫌だな、僕は利害関係なんて無い友達が欲しいんだ、…僕の友達になってくれないかな?」
3人とも少し困った顔で黙って考え込んでしまった。
(やっぱり駄目かな?)少し弱気になりだした時、イネオス君達が互いに顔を見合わせて頷きイネオス君達が私の方を見た。
イネオス「本当に僕達なんかで宜しいんでしょうか?」
3人を代表してイネオス君がおずおずと聞いてきた。
「!、うん!、僕は君達だから友達になってほしいと思ったんだ、だから友達になって下さい!」
私は嬉しくなって再度お願いした、そしたらソルも、
ソル「あ、あの、ソルドア•ソンブラと申します、僕とも友達になって下さい!」
と、言い出して。
イネオス君達はキョトンとしてまた顔を見合わせて笑い合った後、
イネオス「じゃあ改めて、自己紹介しますね イネオス・ヴィカウタと言います、こちらこそ お願いします」
と、赤茶色の髪に緑の目を細めて笑い、礼儀正しく挨拶してくれた。
ヘンティル「では 私も、ヘンティル・バロネッカと申します、宜しくお願いいたします デューキス子息、ソンブラ子息」
深い緑色の髪で水色の目で優しく微笑んだ。
ベイサン「ベイサン・ダンロンです、僕でよかったら友達になって下さい!」
と、赤髪に黄緑の目を見開きながら元気いっぱいに言ってくれた。
「っ、本当に友達になってくれるの?嬉しい!ありがとう‼︎」
ソル「有難う御座います!」
3人とも7歳と言う幼さで真剣に考えて私と友達になると決めてくれた事に、私は嬉しくなり今日1番の笑顔でお礼を言った、ソルもいい笑顔だった。
「「「っ!」」」
3人は顔を赤くして私達の顔を見ていたが、私は嬉しさのあまりニコニコしながら脳内でお祭り騒ぎをしていた。
(わーい!、友達が一気に3人なってくれた!嬉しい!それに初の女の子のお友達だ!いっぱいお話しできるといいな♪)
ソル「良かったですね、アトリー様」ソルもニコニコだ
「うん、ソルも良かったね♪」
ソル「はい!嬉しいです♪」
2人で喜んでいると、
ヘンティル「デューキス子息とソンブラ子息はお二人とも仲が宜しいのですね」
「うん、僕達は小さい時からずっと一緒に育ったからね、兄弟みたいな親友なんだ」
ヘンティル「そうなのですね、通りで大変 仲が宜しいんですね」
「ほとんど一緒にいたからね、でも互いに同年代の友達が自分達しかいなかったから 今回のパーティーで君達と友達になれて本当に嬉しいんだ」
ソル「えぇ、初めてお屋敷から出て友達を作ることができて嬉しいです」
ベイサン「初めて?」
ソル「はい、僕達は今回の“洗礼と祝福“の為に王都に来るのに初めてお屋敷の外に出ましたから」
イネオス「え!、何故今までお屋敷を出なかったんですか?」
「えーとね、僕のこの容姿が領都の人達に知れ渡ってて外に出ると、大変なことになるから防犯の為に外に出ないようにしてたんだ」
(あんまり、細かい事は言わない方がいいよね)
と、思い詳細を伏せて世間でも知られている事だけを話した。
イネオス「そうなんですね・・・、納得しました でもお二人はお屋敷だけで過ごされて退屈ではなかったのですか?」
イネオス君は私達の顔をマジマジ見て深く頷いた。
(そうだね、私の顔は特徴しかないからね!納得してくれて嬉しいよ!嫌な納得のされ方だけどね!)
「全然、退屈ではない、とは言い切れないけど、他に兄弟もいたし何よりソルが一緒にいたからそんなに退屈ではなかったよ 両親もいつも構ってくれたしね」
ベイサン「へー、ご兄弟とも仲が宜しいんですね、じゃあ デューキス子息とソンブラ子息は今回の“洗礼と祝福”の事でご兄弟と何かお話になる事はありましたか?」
「うーん、そうだね、このスキルがあるといいねっ 見たいな事を話したりはしたかな?あぁ、それと3人とも僕の事はアメトリンかアトリーって呼んでよ家名で呼び合うのはなんかヨソヨソしい感じがするし、お願い」
ソル「僕もソルドアかソルでお願いします」
ソルも私に乗っかって言った。
ヘンティル「よ、宜しいんですか?」
と、ヘンティル嬢は少し戸惑いつつ私の後ろにいるオーリーを見ながら確認してくる 視線に気づいたオーリーが
オーリー「アメトリン様が良いと仰ったのならば私達はお止めする事はございません」
と、業務的に告げた。
ヘンティル「えっとじゃあ、私はアメトリン様にソルドア様と呼ばせていただきますね」
それに続いてイネオス君とベイサン君も自分達もそう呼ばせてくれと行ってきた。
「うん、ありがとう、ヘンティル嬢、イネオス君、ベイサン君」
ソル「僕には様なんて付けなくても良いんですよ?でも名前で呼んで頂けるのが1番しっくりしますね」
と、言ってホッとした顔をしていた 。
名前で呼び合うことができてから その後もスキルなどの話が進み、合間に食事をしながら友好を深めて時間ギリギリまでパーティーを楽しんだ、パーティーもお開きの時間になり3人ともお別れの時間になった、互いに連絡をとってまた一緒にお茶をしようと約束をした。
「じゃあ、また明日“洗礼と祝福”の時に話せると良いな、それと皆んなに“神の祝福があります様に“」
イネオス「ありがとうございます、お二人にも“神の祝福があります様に“、では、また明日 話せる時間がありましたら良いですね」
と、互いに“神の祝福“を祈り 別れて馬車に乗り屋敷にそれぞれ帰宅した。
帰りの馬車の中でソルと2人で明日が楽しみだと話しながら帰った。
(明日の“洗礼と祝福“が楽しみになって来たな♪、あ、そう言えば生まれて初めて教会に行くなぁ、ティーナちゃん達元気にしてるかなぁ)
*明日のリトス教の神殿全体を驚愕させるとはこの時は露ほども思っていなかったアトリーだった。
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