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外伝Ⅰ出会い:3章:0番隊発足
0番隊、正式活動へ
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発足式から3週間後、ギルドに戻ってきた俺シュンは、ジルに呼ばれてマスター室にきていた。
「シュン、ばかもーん」っていきなりジル怒鳴られた。
なんで、ジルが怒ってるのか理由がわからない。 首をかしげながら、「ジル、なんで怒っている?」って聞いた。
ジルが溜息をつきながら、「式典はさぼるは、アークの所からいつ帰ってくるかも伝えないからじゃ」と言われた。
「うーん、わからない。 けど、ジルがアークの所に行くときは言えっていったから、俺、いったよ」
ジルが更に呆れてる。
「そうか、なら、これからはかえって来る日も教えてくれ」
「うん、わかった」と返事しつつ、「式典って何?」聞いてみた。 意味がわからない。
ジルはジルで、ようやく察し、こいつ式典の意味を知らなかったのじゃな、とようやく理解するのだった。だから話がかみ合わないのじゃ。
「ああ、もうええ。 怒鳴ってわるかったな。 シュンに渡したいのがあるんじゃ」といって、シュンにコートと戦闘服を渡す。
「へー、かっこいいな。 俺、黒すきなんだ。」と、受け取ったコートと戦闘服を珍しく気にいった。
「それが、0番隊隊長コートだ。 あと、戦闘服じゃ。 今後の任務の時は、こいつを着ていくんじゃぞ」といわれ、「うん、わかった」といい、コートに着替えるのだった。
「ジル、任務は?」
「ああ、たんまりあるぞ。」といって、いつもより多くの束を渡された。 けっこうあって嬉しいかも。
「イアン達といけ」と言われて、「うん、わかった。 でも、俺1人でできるのもあるから、わけて行く」といって、その場から転移でイアン達のいる所へ向かった。
その後、俺は訓練場にいるイアン達と合流し、討伐任務へむかう。
この日、初めて訓練場にいた他隊員達は、0番隊隊長の姿を目撃するが、すぐ来ていなくなってしまうのだった。 ただ、小柄っぽいという情報だけが回る。
◇◇◇
それから、数か月間、日々討伐と夜はシュンだけは暗殺任務があればこなす日々が続く。
0番隊が発足されてからは、他部隊の援軍として行くこともしばしばあり、あっという間に討伐を完了してしまう少数の0番隊に、ギルド内では、0番隊最強説がうわさされ、徐々に皆0番隊を尊敬し始める。 そして、0番隊隊長は白銀の大剣を使うと噂も広がり、勝手にギルド内では0番隊隊長の二つ名が『白銀』となる。
そうこうしているうちに、帝国が王国にむけて侵略を始める。王国の砦に奇襲で5万の帝国軍がせめてきたのであった。奇襲のため、対応に遅れた王国軍は砦を侵略されはじめる。 その時現れたのが、白銀の大剣を持つ0番隊隊長と、3人の0番隊隊員達だ。 白炎がまうと、1時間、もかからないで、半分の帝国軍が殲滅される。 しかも、みな近接戦だ。 そして、一気に不利になった帝国軍は撤退をするのである。
この任務、ジルからは「適当に殲滅して、もし逃げたら放置でいい」といわれていたので、撤退を確認したシュンは、そのままイアン達とギルドに戻る。 しかし、王国軍は、圧倒的な戦力をもつ0番隊を目にし、またギルドの0番隊隊長 『白銀』の名はまたたくまに王国中に広がるのであった。 そして、『白銀』の二つ名とともに、0番隊隊長は男で白銀の大剣を武器とし、白炎を操るが、近接戦が尋常なくらい強いという噂も広がっていく。
だが、当の本人は、自分にアーク曰く中二病な二つ名がついている事さえ知らず、いつも通りの討伐任務、暗殺にあけくれ、暇な時間は読書と訓練をするという生活をしているのである。
「シュン、ばかもーん」っていきなりジル怒鳴られた。
なんで、ジルが怒ってるのか理由がわからない。 首をかしげながら、「ジル、なんで怒っている?」って聞いた。
ジルが溜息をつきながら、「式典はさぼるは、アークの所からいつ帰ってくるかも伝えないからじゃ」と言われた。
「うーん、わからない。 けど、ジルがアークの所に行くときは言えっていったから、俺、いったよ」
ジルが更に呆れてる。
「そうか、なら、これからはかえって来る日も教えてくれ」
「うん、わかった」と返事しつつ、「式典って何?」聞いてみた。 意味がわからない。
ジルはジルで、ようやく察し、こいつ式典の意味を知らなかったのじゃな、とようやく理解するのだった。だから話がかみ合わないのじゃ。
「ああ、もうええ。 怒鳴ってわるかったな。 シュンに渡したいのがあるんじゃ」といって、シュンにコートと戦闘服を渡す。
「へー、かっこいいな。 俺、黒すきなんだ。」と、受け取ったコートと戦闘服を珍しく気にいった。
「それが、0番隊隊長コートだ。 あと、戦闘服じゃ。 今後の任務の時は、こいつを着ていくんじゃぞ」といわれ、「うん、わかった」といい、コートに着替えるのだった。
「ジル、任務は?」
「ああ、たんまりあるぞ。」といって、いつもより多くの束を渡された。 けっこうあって嬉しいかも。
「イアン達といけ」と言われて、「うん、わかった。 でも、俺1人でできるのもあるから、わけて行く」といって、その場から転移でイアン達のいる所へ向かった。
その後、俺は訓練場にいるイアン達と合流し、討伐任務へむかう。
この日、初めて訓練場にいた他隊員達は、0番隊隊長の姿を目撃するが、すぐ来ていなくなってしまうのだった。 ただ、小柄っぽいという情報だけが回る。
◇◇◇
それから、数か月間、日々討伐と夜はシュンだけは暗殺任務があればこなす日々が続く。
0番隊が発足されてからは、他部隊の援軍として行くこともしばしばあり、あっという間に討伐を完了してしまう少数の0番隊に、ギルド内では、0番隊最強説がうわさされ、徐々に皆0番隊を尊敬し始める。 そして、0番隊隊長は白銀の大剣を使うと噂も広がり、勝手にギルド内では0番隊隊長の二つ名が『白銀』となる。
そうこうしているうちに、帝国が王国にむけて侵略を始める。王国の砦に奇襲で5万の帝国軍がせめてきたのであった。奇襲のため、対応に遅れた王国軍は砦を侵略されはじめる。 その時現れたのが、白銀の大剣を持つ0番隊隊長と、3人の0番隊隊員達だ。 白炎がまうと、1時間、もかからないで、半分の帝国軍が殲滅される。 しかも、みな近接戦だ。 そして、一気に不利になった帝国軍は撤退をするのである。
この任務、ジルからは「適当に殲滅して、もし逃げたら放置でいい」といわれていたので、撤退を確認したシュンは、そのままイアン達とギルドに戻る。 しかし、王国軍は、圧倒的な戦力をもつ0番隊を目にし、またギルドの0番隊隊長 『白銀』の名はまたたくまに王国中に広がるのであった。 そして、『白銀』の二つ名とともに、0番隊隊長は男で白銀の大剣を武器とし、白炎を操るが、近接戦が尋常なくらい強いという噂も広がっていく。
だが、当の本人は、自分にアーク曰く中二病な二つ名がついている事さえ知らず、いつも通りの討伐任務、暗殺にあけくれ、暇な時間は読書と訓練をするという生活をしているのである。
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