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2章:白銀の黒帝の誕生

隊員達と成人の祝い

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行きつけの店にきたシュン、リン、イアン達。

全員エールのグラスを持ち、イアンの号令で乾杯する。

「隊長にリンさん、成人おめでとうっす」

「おう」「ああ」
シュンとリンも嬉しそうにエールを飲み干す。

「「いい、のみっぷりっすね」」
「今日は、約束通り、俺らの奢りっす」
「しこたま飲んでいいっすよ」

シュンがタバコを吸いながらいうのだった。
「あったりめぇーだ」

次々にエールをお替りする5人。 1人10杯は飲んだだろうという所だ。

「俺らも結構酒つよいっすけど、隊長達って、変わんねーし、普通は成人まもないとあんまエールのめないんすけど、平気っすね」

イアンが不思議そうに言うのだった。
シュンは、タバコに火をつけて一服するのである。

「アークがよ、タバコ以外にも俺のために、エールとワイン作ってたんだ。 んで、アーク所で、リンと含めて毎日しこたまのんでたし、一度も酔わなかったな」

「ああ、われもだ。 アークが、ザルだっていってたな」

「ああ、いくら酒のんでも酔わねぇーな。 しかも、うめぇーしな」

タバコをふかしながら、エールを飲んでいるシュンだった。

「んじゃ、アークさんって、隊長のために、タバコと酒用意してたってことっすか?」

「ああ、成人だからだっていってたぞ」

「お前らにもやんよ」
とニタリ笑い、タバコを加えたシュンがアーク産のエールとワインの小樽をイアン達に渡すのだった。
受け取ったイアン達は嬉しそうだ。

そして、店内だというのに早速その場でエールを飲み始めるイアン達だ。
「「「うめぇーっすわ」」

「だろー。 アークの酒、うめぇーんだ」
タバコを吸いながら、アーク産のエールを褒められてと上機嫌なシュンである。

こうして、アーク産のエールやワインを開け、店のエールも頼み、今夜はかなり長い時間滞在する5人。 5人全員ザルで、いくら飲んでも酔わず、店が閉店時間となり会計をする。 イアン達は会計の金額に驚くが、今夜はしょうがないといい3人で割り勘して支払うのであった。 

ギルド前、やっとイアン達におごってもらって、嬉しいシュンは上機嫌でイアン達と別れるのであった。 そして、その後はリンと濃厚なセックスをし、一日が終わる。

成人しても、シュンとリンの行動は変わらない。 イアン達と訓練したり、任務をする。 5人で討伐後は、行きつけの店にいく。 変わったのは、シュンとリンの飲み物がジュースから酒にかわり、シュンがタバコを吸っているくらいだ。 
もちろん、無表情ではなく、シュンもリンも表情が豊かになり、イアン達とはよく笑うようになる。
こうして、仲間内だけだが、楽しく任務をこなし、イアン達との日々をすごすシュンとリンであった。
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