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3章:学園都市編

拠点の食堂に戻ってきた

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ジムと会話して、食堂の中庭に戻った、俺シュン、リン、デニス。

「まず飯つくるか。」って俺タバコに火をつけて一服しながら厨房へ向かう。
 その間、リンとデニスは食堂のテーブルに座っている。 
「あのー、俺なんかで良かったんですかね。 父から2ヶ月前に話しを聞いて、一応、オルク様から人間社会の読み書きと一般教養と演唱魔法については学んだんですが。 まさか、魔王様も同行っていうのは、今日、初めて聞いて、まだ、ビックリしているんですが」ってデニス。
「シリルは忙しかったしな、それに最初から知ってたら勉強に身がはいらないって魔皇帝がいっていた。 
だから当日まで内緒にしたらしい。 われも、今日、デニスが知ったっていうのを聞いた。」ってリンだ。
「確かに、シュン様やリン様もご一緒ってだけで最初動揺してしまったんで」と俯きながらいうとデニス。

俺が生姜焼きを置きながら「デニス、俺らに敬語はいらんし、様もやめてくれ」というと、
「シュンさん、わかりました。 ただ、敬語は癖みたいもんで、そう教育されていたっていうか」っていうデニス。
「三男ってのも大変だな」って俺は苦笑しながらといってエールを渡す。 
「いいんですか? 確か人間社会は、18歳が成人だと」って真面目なデニスだな。
「俺らには関係ねぇーだろ」といってエールをのみだす。 
「あはは、そうですね。」といいながらエールを飲むデニスだ。

そうそう、デニスは魔皇帝の息子の三男だ。 今回の学園への潜入にあたりちょうどいい年齢って事で俺たちが連れてきた。

その後、食事を3人でしながら明日の予定を話してる。
「デニス、お前は人間社会ってのを傍観する感じでいいから、普通に学生してろ。」って俺が言っておく。 実際の細かい諜報は、シリルが動いたほうが早いが、情報収集にはデニスがちょうどよい。
「助かります。 魔王様は夕食はいいんですか?」ってデニスだ。
さっきの態度が態度で気にしていたんだな。

「後で取り来るっていうから心配すんな。 余計な気をつかって部屋とか開けたり、声かけんなよ。」
「あー、我らは基本部屋にいる時は1人にさせる。 入室禁止だ。 あと、部屋にいる時に用事があれば念話する」
「んじゃぁ、俺も部屋にいくな」といって部屋にいき、デニスも部屋にいき就寝するのだった。

こうして4年以上ぶりに、俺たちは人間社会に戻ってきた。
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