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3章:光の階段編

くそったれの糞神

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そうこうしてまんまと糞神の罠にはまった俺は、神の神殿のどこかに拘束された。
腕掴まれた瞬間に、神力封印されたしな。

リンという身体を人質にこいつは、俺をいたぶって遊んでいる。

「お主、本当に死なないのだな」っていいながら、何回も心臓をナイフで刺されたしな。 
一応、痛いけどな。 部分欠損は試さない。 まぁ、拘束外れたら俺が反撃すんのわかってるしな。

「はぁー。 お前さ、こんな事して楽しいのか?」

「ははは、楽しいね。 我に歯向かうやつが、必死に贖って、最後に我の力にひれ伏し許しをこう姿がな。」 

「はぁー、そうかい。 んで、俺をどうすんの?」

すると、そいつは癇癪をおこしながら何度も俺を刺す
「そこじゃ、そこじゃ。 お主が、ここに来た目的はこの娘の記憶からはわからない。 しかも、人族の癖に不老不死だ。 我の世界は、常に監視してたのに!

なぜだ! なぜだ!」

だから、痛いって。

俺から離れたそいつは肩で息をしている。 哀れだな、糞神。
「はぁはぁ、しかもお主は弟のように可愛いがっていた、人族の少年を殺したのに、後悔も躊躇もしてない。 
 なぜだ! 人族は、虫ケラのように生えずりながら、我に許しをこうはずなのに!」

髪を掻きむしりながら喚いている。
うるさい奴だ。

「そうだ! この依り代を傷つつければ。 さすが我だ」

それを聞いた俺は、今までにないくらいムカついた。
「てめぇー、リンの身体を傷つけてみろ! てめぇーを殺すからな」

「はははー。 怒った! 怒った! 拘束されてるお前には何もできやしない。 この娘の身体の心臓を刺して、元の身体にもどり絶望するお主をみるとしよう」

って言って、糞神は持っていたナイフで依り代のリンの心臓をさした。 

「ふざけんなぁー」

そう叫んだ俺の声は虚しく、俺の前には心臓にナイフが刺さったまま横たわるリンだった。 そして、リンは意識が戻ったのか、もう事切れる寸前、目を少し開くと瞳の色は、濃紺で俺のほうを向いて「ありがとう」って声は聞こえないがそう言った。

俺は、今まで生きてきて最悪な気分だ。













--さぁ、反撃だ
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